シン・小泉劇場
- カテゴリ:日記
- 2025/06/09 00:26:35
前農水相が「コメを買ったことがない」「家には売るほどある」という空気読めな過ぎのウケ狙い発言で引責辞任、後任となったセクシー・ポエマー・シンジロー。
就任直後の記者会見で「私は買ってますよ」と言うも、記者から「どういう米を買いますか?何キロとか」と聞かれ、目を泳がせて
「いろんなおコメを買ってます・・・パック御飯も買いますよ」と、答えにならない回答で、本当に買ったことがあるのか疑問の声も。
しかしその後は、何ということでしょう。
あっという間に随意契約での備蓄米販売が始まりました。
メディアは「小泉米」とか持て囃し、買い求める行列や、あちこし視察するシンジローを報道しまくり。(そのうち、一般の方がシンジローに直接感謝を述べるシーンが見られるのでは・・・どこかの知事選みたいに)
「そもそもなぜ米不足が起きたんだ」「去年は豊作だったのに新米が出回らなかったのは何故だ?」という本質論はまず見られません。
個人的印象としては「手回し良すぎない?」で、突然の農水相辞任という事態に、あたふたする様子もなく対策を進めているところには、誰かの書いた筋書き通りじゃないかと妄想してしまいます。(農水相失言はハプニングだったかもしれませんが、大歓迎だったかも)
そして、ここへ来てシンジローから「備蓄米で足りなければ輸入米を」の発言。
ネットでは「やはりそう来たか」の声も。前に書きましたが、鈴木宣先生の話では。日米合同委員会の指令によりJA株式会社化を進め、米資本に売り渡せるように動いたのがシンジロー。カリフォルニア米輸入も米国の喜ぶところであり、農水省とは犬猿の仲の経産省も関税交渉へのお土産としたいところでしょうし、今回のシン・小泉劇場は総務省からどこぞの代理店にオファーがあったかもしれません(経産省はメディアに対して「財務省の税務調査」のような武器こそありませんが、スポンサー企業とのパイプは当然太いそうです)
ただし、シンジローを後任に推したとされる森山幹事長は自民党農水族のドン。米国米の輸入拡大の話は看過できないようです。
それ以上に懸念されるのは、シンジロー効果で来る参院選(衆院選も?)で自民が盛り返すかもしれなくなってきた折しも。衆院の憲法審査会で6月12日にも「緊急事態条項」の案を採決するという話。
これを含む改憲案が発議されて国民投票で通ると・・・韓国の前大統領のクー・デター(未遂?)みたいなことが可能になッちゃうし、選挙なしで未来永劫政権を維持することも可能になるんですよ。他にも、警察官や検察官による拷問を可能にする条文も、自民改憲案には含まれていたりします。
そして国民投票前には、メディアを通じて大々的な改憲キャンペーンが繰り広げられ、「やっぱ改憲するっきゃないね」的な空気が醸成されるかも。まあ、投票率10%でも5%でも、その過半数が賛成すれば通っちゃうんですが。
ちょっと怖い雲行きになってきましたよ。

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- PiPi。
- 2025/06/09 18:28
- どこがやってもかわりゃしないw
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