備蓄米全放出後に未曾有の大災害があったらどう対応
- カテゴリ:日記
- 2025/05/27 02:26:06
今は、備蓄米の2,000円放出がニュースの中心だが、おそらく食べたことがない古古米であろうと、国民は買い占めに走るだろう。今年の収穫までには時間があるし、新米が安く買えるとは誰も思っていないので、ひとまず古古米でも良いから買いつながなければいけないと考えるから、備蓄米はすっからかんに売りきれてしまうだろう。もしそんな状況になれば、備蓄米は補充することなど出来ないが、そんな時に限って大地震や噴火や台風など大災害が発生したならば、いったいどうすれば生き延びられるのか、そこまで考えておく必要がある。個人的には、鶏用の古米があるので年明けまで在庫は確保してあるから心配はないし、イモ類の収穫が来月から出来るのでコメ代わりにもなるので、備蓄米を当てにすることは全く考えていない。ただ政府が備蓄米を全放出したならば丸腰である、未曾有の大災害が発生したらどう対応するのか、誰か質問するのではないだろうか。
昨夜もスーパーを覗いてみたが、ブレンド米が税込み4306円となっていた。備蓄米が何%入っているか分からないが、慌てて買いたい値段でもない。たぶん今まで放出したブレンド備蓄米も6月は売れ残るのではないだろうか。値段を下げてまで売る必要は無いから、後から販売すれば良いと思うだろう。まあ古古古米を先に処分してしまう考えもあるので、今後は家畜農家が困るのではないだろうか。処分価格の古古古米が無くなれば、高騰している飼料を買わざるを得なくなるから、肉や卵の値上がりにも波及するかもしれません。
ところで自分なりに解釈していたのだが、古古古米の2,000円販売を法的に強制することは出来ないらしいので、販売店がブレンドしようがいくらで販売しようが妨げることは出来ないと言うことだ。ならばコメビジネスが横行しているとも考えれば、安い備蓄米はすぐに売り切れてしまって、ブレンド米も含めて値下がりする時間も無くなってしまうのではないか。逆に今は収穫前のコメ不足懸念で、ブランド米もブレンド米も値上がりしているようである。コメ取引の目先は、備蓄米よりも今年の新米の収穫に向けられていることは確かだろう。つまりコメの価格も新米の収穫にかかっていると言うことだ。そこで気になるのは、高温障害とカメムシ被害だが、今の段階では未知だ。
それから政府の備蓄米売り渡し価格が、5キロを税抜きで891円としている。政府の米だから、災害用と思うか、家畜用と思うが、いくらで売ろうが構わないけれど、新米をこの売り渡し価格で農家は絶対に売らない。と言うよりも集荷業者が値段を釣り上げてくると考えるので、新米価格が安くなることはあり得ない。今後放出されるコメは、古古米と古古古米なのだが、新米と比べると同じと言うことは無いだろう、それなりに味は落ちているだろう。我が家は、古米が鶏のエサだから、それより古いことになるので本当に買えるのか、食べたことがないコメだから買えたら試食してみたいと思っている。だからブレンドはしないでくれ。
ところで安い備蓄米が店頭に並ぶ予定ではあるものの、5月は高いコメが流通している状態で徐々に在庫が減っているから、需要と供給のバランスから徐々に取引価格が値上がりしていると推測する。2,000円の備蓄米はブレンドできないだろうから、今流通しているコメの値段を直接下げるものでも無いと考える。値段が高いコメでも、ブレンドしない新米が良い人もいるだろうから、あえて高級新米を損をしてまで値下げする必要があるのか。
そして気になるところはまだある、昨年の夏にすでにコメ不足になっていたので、前年の収穫分が前倒しで消費されていることだ。ならば今食べているコメも不足しているはずだが、備蓄米の追加で値段は高いものの、コメ不足と騒ぐほどまでになっていないのかもしれない。来月放出する備蓄米で、今年の夏のコメ不足は回避できるのかもしれないが、新米の収穫時期までコメ不足の心配は残る。問題は、今年収穫の2025年産の米が、翌年の収穫までカバーできる収量に出来るのか、おそらく外食産業は備蓄を考えるだろうから、2025年産の米が不足する懸念はあるが、来年は備蓄米は無いのだから、さてどうする?輸入に頼るしかないだろう。
さて昨夜は、夕方5時に近所の食堂で晩飯を食べたら、すぐ眠ってしまって早朝1時から起きているが、かなり冷え込んでいる。大陸からの寒気が日本海を渡っているところなので、今日は冬に戻ったくらいに寒さを感じるかもしれません。今月は涼しさが続くが、来月に入ると寒気が去るので暖かいだろう。
今月は寒気の影響で気温が低いから、今話題のユスリカのふ化も抑えられていると思うが、来月に入れば気温は25度超となるため、ユスリカが大量ふ化すると思われる。万博会場ではてんやわんやになる可能性もあるが、自分で網頭巾を被るしか対策は出来ないだろう。虫よけスプレーや殺虫剤など人混みで使えるはずがないからだ。もともと万博会場になる夢洲には、鳥類のほか、カメ、ヤゴ、ゲンゴロウ、オタマジャクシやカエルなどがいたらしいが、ユスリカをエサにしていたと思われる。だが万博会場になったため、それらの小動物が追いやられ、天敵がいなくなってユスリカの天国となったわけだ。つまりユスリカを食べる天敵がいないから、この夏は増える一方になる可能性がある。成虫は2~3日の寿命なので、成虫を退治しても意味がない、水中にいる幼虫が次から次へと成虫になるのだから、魚でも泳がせないかぎり退治は出来ない。おそらく頭巾ネットで虫よけするしかないだろう。
ところでウクライナ情勢だが、やっと米大統領はロシアに見切りをつける気になったのだろうか。今頃気づいても遅いとしか言いようがないが、ロシアは大帝国を作るまで戦争は止めないのだ。ここで戦争を止めたらロシアの敗北と同じである、露大統領の立場が無くなると言うことになる。聞く耳を持たないロシアに対抗するには軍事力しかないが、世界大戦もご免だ。