Nicotto Town


彩の松ちゃん


コメの平均価格が下がったとあるが

やっとコメの値段が下がったとあるが、あくまで平均価格を言っている。平均価格が19円下がったということは、高いコメはそのままで少し安い備蓄米が売れ出したということだろう。だから500円下げるにはどれだけ備蓄米を投入しなければならないだろうか。そんなに備蓄米が保管されているのか、すでに古米しか残っていないのだから、高く売るわけには行かないだろう。繰り返すがコメの平均価格が下がっただけなので、安い備蓄米が買えた人は喜ぶが買えない人は高いコメを買っていると考える。つまり単に備蓄米の値段が安いだけだから、平均販売価格は下がるだろうけど、他の高いコメが下がるわけでは無いだろう。結局備蓄米が無くなれば、自然に平均価格は押し上がると言うことではないだろうか。19円下がったエビデンスは発表されていないが、期待だけで終わらせてもらいたくないのである。

問題は、昨年のようにこの先の収穫までの3か月ほどの間にコメ不足にならないかと言うことだ、コメ不足なら即コメの価格は高騰するだろう。そもそも毎年、農家の戸数は激減しているのだから、コメの値段が下がるわけがないだろう、たとえ総理大臣だろうが、コメの値段を下げる方法を持っているはずは無いだろう。

今年の備蓄米の放出は、7月まで続くと言うことだが、8月から9月までのコメ不足懸念と新米の高値不安を受けて、各家庭で備蓄米を備蓄用に買い込む可能性はあるので、需要は増えるだろう。需要が増えれば、値段が上がるという論理を覆せるか。

最近は、コメ価格高騰の中、おにぎり専門店が増加しているということだ。ターゲットは当然だろうが、外国人や観光客になる、毎日食べに来るわけではないから多少高くとも売れてしまうのである。だから米の仕入れ価格つまり取引価格も高めになっていくのは当然のことだろう。結局、円安が続く限り、コメの需要は外国人や観光客に引っ張られて高めを推移するだろう。

ところで、2000年に240万人いた農業従事者は、2023には半分以下の116万人と言う農業センサスのデータがある。今年は、当然それより減少しているだろう。農業センサスは、地域の農家を指名された代表者が直接回って行う実態調査なので信頼できる数値である。ただし米作りをしてきた農家人口は、半分以下ではなく3分の1ほどに減少してしまった。農業従事者は、農業に関係する仕事をしている人たちなので、米作りをしている人だけではないということだから、米作り農家は悲劇的なほど減少していることになる。だから将来的に、米だけではなく他の作物についても危機的状況になる可能性がある。その結果、ますます輸入大国になっていくだろうが、円安傾向もしばらく続くと考えれば、輸入物価は上昇するばかりで決して経済成長とは言える状況ではないと考える。いずれにせよ、農家人口や農業従事者は減少の一途を辿ることに変わりないから、反比例して生産物の価格は上がると考えるしか見通せない。


今日は、定峰峠まで桜を切り倒した薪を引き取りに軽トラで行ってきた、ちょうど雨上がりなのでガスっているのだが、馬鹿な奴が後ろからあおって来るけど、いつもなら道を譲るのだが、狭い山道を走っているため簡単に脇へ寄ることが出来ないので、そのまま高速走行で公道へ出たらハザードを付けて脇へ止まった。後ろの車はそのまますっ飛ばして白石峠から定峰峠へ走って行ったが、ガスっていて普通ならスピードを出せない状況だ。おそらくあの運転ではいずれ崖から転落することは間違いない。実際のところ白石峠から定峰峠の道路は、ガードレールにぶつかる奴や崖下に転落する奴が、年に1度や2度はあるので、もっと運転が上手くなってから来てもらいたい。とにかく下手な走りの奴が多いので、初めて行かれる方は気を付けてください。





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