パセリ
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- 2025/05/12 16:46:14
ニコットおみくじ(2025-05-12の運勢)

こんにちは!12日(月)は西から天気が回復へと向かいまして、
東海から西は陽射しが戻りそうです。
関東や東北は雲が広がりやすく、雨の降る所があるでしょう。
日中はこの時期らしい気温で過ごしやすい見込みです。
13日(火)以降は気温が上がりまして、
最高気温が25℃以上の夏日が続く所が続出する予想です。
週後半は温度も上がりまして、蒸し暑くなりそうですので注意が必要です。
【パセリ】 早芹菜 Pertoselinum crispum
parsley
Persil
香芹
☆セリ目セリ科オランダゼリ(オランダミツバ)属の二年草です。
<概要>
〇パセリ
パセリは地中海沿岸が原産とされるセリ科の植物で、
標準和名はオランダセリ或いはオランダミツバと呼ばれています。
ヨーロッパで一般的な平たい葉の形をしたイタリアンパセリに対し、
日本ではこの縮れ葉タイプが一般的です。
葉が縮れていることからカーリーパセリとも呼ばれています。
この縮れは、品種改良によるものとされています。
又、中国パセリやシャンツァイ(香菜)、パクチー等、
色々な呼び名があるコリアンダーは同じセリ科でありますが、
別属に分類されています。
@歴史
パセリの歴史は非常に古く、
紀元前の時代から人々に利用されてきたハーブの一つです。
現在では料理の彩りや風味付けに使用されることが多いパセリですが、
古代では薬草や宗教的な儀式にも用いられていました。
ヨーロッパを中心に発展し、
日本へ伝わったのは比較的近代になってからです。
★日本に伝来
「大和本草(やまとほんそう)によると、
1709年に「オランダゼリ」の名前で紹介されていまして、
この時代には日本に導入されていました。
日本には18世紀にオランダ人が持ち込んだのが初めです。
当時は「ヲランダゼリ」と呼ばれ、長崎で栽培されていました。
◇アメリカ
日本より遅く、
19世紀頃に渡来しましたが、普及は早かったです。
日本やアメリカでは葉が細かくカールする縮葉種が一般的ですが、
ヨーロッパではより原種に近いとされる平葉種がポピュラーです。
◆平葉種
見た目はミツバやセロリの葉に似ています。
初夏に花茎を伸ばし、
その先端に緑黄色の小さな花を纏(まと)めて咲かせます。
葉の色は濃緑色で、茎はよく枝分かれします。
大きくなった葉から順次摘み取っていきまして、
一年を通して利用出来ますので、1株あれば便利です。
◇名前の由来
属名のペトロセリウムはギリシア語の、
ペトロス(岩)とセリノン(パセリ)からなりまして、
「岩地のパセリ」という意味で、
砂礫(されき)地に自生するところから名付けられました。
▲種小名の意味
種小名のクリスプムは「縮れた」という意味です。
☆古代のパセリ(神話や宗教との関わり)
パセリの歴史は古代ギリシアにまで遡りまして、
ギリシア人はパセリを食用としてではなく、
薬草や宗教的な儀式の為に使用していました。
・ギリシア神話によると、パセリは英雄アルケモロスさんの血から生まれた、
植物であるとされています。
・古代ギリシアではパセリは死者の霊を慰(なぐさ)める植物と考えられ、
墓地に植えられたり、葬儀の際に用いられたりしました。
・古代オリンピックやネメア競技会では、
勝者にパセリの冠が贈られたという記録もあります。
・古代ローマ時代に入りますと、
パセリは食材としての勝も認識され始めました。
ローマ人はパセリをスパイスや薬草に使用しました。
・料理の風味付け:肉や魚の臭みを消す為に利用
・薬草 :消化を助け、体の調子を整える為に使用
・魔除け :宴会の際にパセリの葉を頭に被(かぶ)ることで、
酔いを防ぐと信じられていた
★中世ヨーロッパでの広まりと薬用利用
修道院での栽培ですが、中世ヨーロッパにおいて、
パセリは修道院の庭で栽培されるようになりました。
修道士達はハーブ療法にパセリを取り入れまして、
様々な病気の治療に用いたとされています。
・消化促進:銀杏の不調を改善
・利尿作用:胎内の毒素を排出
・解熱作用:発熱時の治療に使用
この時代には、パセリは「万能薬」と呼ばれる程、重要なハーブでした。
15世紀頃には、
パセリはフランスやドイツ、イギリス等のヨーロッパ全土に広まりまして、
一般の人々にも親しまれるようになりました。
特にフランス料理では、スープやソースに欠かせない食材となりまして、
現在のフレンチの基礎を築く一部となりました。
☆近代のパセリ(世界中での普及)
17世紀になりますと、
ヨーロッパからアメリカ大陸にパセリが伝わりました。
移民の人々がパセリを持ち込みまして、
アメリカの家庭料理にも取り入れられるようになりました。
・アメリカ南部料理では、パセリをスープやシチューにの香り付けとして使用
・ニューヨークのフレンチレストランで、飾り付けやソースに活用
日本にパセリが伝わったのは江戸時代(18世紀)ですが、
本格的に普及したのは明治時代以降です。
・江戸時代には「オランダゼリ」と呼ばれまして、薬草に使用された
・明治時代の西洋文化の流入により、洋食の付け合わせとして広まった
・昭和時代になると、一般家庭でもパセリが使用されるようになり、
現在ではスーパー等で手軽に入るハーブとなった
昭和時代、洋食店等の料理には彩的にパセリが添えられていたことが多く、
これだけを口にすると、癖が強い為、食さない人がほとんどでした。
そうしたこともありまして、
一部のお店では一度お客に出したものを使いまわすようなことも行われ、
さらにこれを食さない風潮が強まった時期もありました。
@特徴
パセリの葉はイタリアンパセリと同じように、柄が3つに分枝しています。
その先、さらに3つに分枝しながら先に大きな切込みによって、
3つに分かれた葉が付いています。
問題 パセリの収穫量についてですが、
都道府県の収穫量が2位の都道府県を教えてください。
<パセリの全国の収穫量>
順位 都道府県 収穫量(t) 割合(%)
全国 2780 100
1位 千葉 1170 42
2位 ここ 670 24
3位 静岡 234 8
4位 熊本 147 5
5位 香川 133 5
*令和2年度 野菜生産出荷統計より抜粋
1、福岡
2、長野
3、北海道
ヒント・・・〇2位の都道府県
正解の都道府県のパセリの栽培は、
昭和26年頃から松本市で始まり、
昭和30年代には諏訪や松筑地方に拡大しました。
お分かりの方は数字もしくは、
都道府県の収穫量が2位の都道府県をよろしくお願いします。
夕食時の多忙な時間に、コメントとお答えをありがとうございます。
そうですか、調べてくださりましたか。
どうもありがとうございます。
問題の答えですが2番の長野です。
かげねこちゃん、素晴らしいですね!!
どうもおめでとうございました(祝)
今回も調べましたが、自信がありません。
2、長野
ここではないでしょうか???