Nicotto Town


COME HOME


ナチ関連の本を読んでみよう


めちゃくちゃ思想が偏っている人みたいなタイトルになってしまった。

きっかけは映画「顔のないヒトラーたち」。
観終えてから、知ってはいたけどなかなか手出ししにくさを感じていた
ナチ関連の本にいい機会なので挑戦してみることに。


以下読了↓

ヘザー・モリス/アウシュヴィッツのタトゥー係
フランクル/夜と霧
テッサ・デ・ロー/アンナとロッテ
国枝史郎/ヒトラーの健全性
小野寺・田野/検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?


総じて断念する程難しくはなく、読んで良かった。
物語系の面白さ、資料系の良質さ、どちらをとっても当たりを引いたなと素直に思う。
この時ばかりは自分の選書能力を自画自賛した。

難しくはないが頭を使ったことは否めないので一旦ここで一区切り。
とはいえ人類史の重大な出来事だから、扱う書籍が多く気になる本が出てくる出てくる。
ちょこちょこ読んで本棚に増やしていきたい。
心理学の見地からがやっぱ興味をそそられる。

五十音順に並んだ図書館の棚を端から読んでいくタイプなので、
テーマを設定し関連本を漁る読書は初めてで、「ありだな」と。
次は「食人」をテーマにするつもり。物騒やな……。

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2025/06/03 22:34
表面上どういう形であらわれるのかという違いだけで、事象の本質としては、ナチスも某国の花札大統領も同源というところはあるかと。難しいなと思うのは、良いか悪いかという善悪の話と、幸せか不幸かという幸福感の話は、必ずしも相いれないということ。
ナチスの行ったことが全て悪であったとしても、その渦中にいる人々は幸福であったかもしれない。この世で最も瞬間風速的には人が幸せになれる政治体制とは、カリスマによる独裁だろうと思います。
第一次世界大戦で大敗を喫し、そしてベルサイユ条約にて国家が破綻寸前にまで追いつめられるほどの戦後賠償を負わされたドイツの、あるいは屈辱にまみれた決して少なくはないであろうドイツ国民にとって、ヒトラーは、そしてナチスは希望の光であったわけでしょうし、それはいつでもどこでも起こりえることだろうと思います。
いまとなっては、ナチスが良かった悪かったかはある意味でどうでも良くて、そこから何を考えるのかだけですよね。

夜と霧は、映画もどうぞ。




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