Nicotto Town


onetan12の随筆


ほんとうに大切な贈り物は、お金では買えない。


ほんとうに大切な贈り物にはリボンがかかっていないと聞いたことはあるけれど。

それはその通りで、好きな人と他愛もない話をしながら一緒に散歩をした時間とか通話やメッセージを交わした時間、彼から教えてもらった知識、一緒に歩くときに歩幅を合わせてくれたこと、ミルクティー奢ってくれたこと、親身に相談に乗ってくれたこと。

そして何よりもわたしのことを理解してくれたこと、わたしの書く物語を愛してくれたこと。

そうした”静かな愛情”が、彼がくれたリボンのかかっていない贈り物だった。


あまい言葉よりも果たされるか解らない遠い日の約束よりも彼がくれた贈り物が、ほんとうに大切な贈り物でした。



彼は、わたしに自信をくれました。


そして彼との時間は、お金では買えない大切な贈り物だと別れてからやっと気付きました。


ほんとうに大切な贈り物は、お金では買えない。


だからリボンがかかっていないのです。


『先輩とこうして散歩をしながら話すこの時間が好きです』と、おもわず告白してしまうくらい代えようのない時間でした。


彼の代わりも、彼と過ごした時間の代わりもないの。


代えがきかない、代わりなんていない。


たった一つの贈り物だから。



願わくば、また彼とあの頃のように他愛もない話をしながら一緒に散歩したいな、なんて。



そんな心中は、あの人にもらった贈り物と一緒に大事に大事に心の中に仕舞っておこうか。


それが、いまの心中。





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2025/05/07 10:54
> 胡蝶さん
おはようございます(*^^*)
コメントありがとうございます!

『ほんとうに大切なものは目には見えない』というように、ほんとうに大切な贈り物にはリボンがかかっていなくて決してお金では買えないかけがえのないものだったと気付かされた話でしたが、そう言ってもらえて嬉しいです。

ありがとうございます( *´꒳`*)
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2025/05/07 03:12
本当に大切な贈り物にはリボンがかかっていない…素敵な言葉とお話ですね
(*'▽'*)



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