温泉宿からお散歩コーデ
- カテゴリ:日記
- 2025/04/30 01:20:07
きっとこのキーホルダーには、お宿の鍵がついてるんだねw
そんなものをぶらぶら下げて歩いてて、落としたら大変だけどね。
今はホテルのキーってたいていカード式?
昔、ドイツにいたころ、高校時代の友人が医学部の後輩と旅行に来て、
いくつかの町を回って私のとこにも来てくれたことがあった。
そのときに、その後輩が、一つ前に泊まった旅館の鍵を
返すの忘れて持ってきちゃった~(^O^)/
って、大きな木片のついたキーを見せてくれて……。
え、大変じゃん、連絡して送り返すとかしないと!
って私は言ったんだけど、その子(と友人)は、
え~、いいよいいよ、向こうだってチェックアウトのとき忘れてたんだし、と。
そりゃまあスペアキーはあるだろうけど、
年季の入った黒ずんでつるつるになった年代もののキーホルダー、
あのあとどうなったんだろう……。
日本まで持って帰ったのか、どこかで捨てちゃったのかなあ?
確かに旅館の人も忘れてたわけだし、
でもめったに来ないであろう日本人の若い女の子の客で、
向こうもいろいろ緊張してたんだろうと思う。
ドイツ人って鍵をすごく大事にするんだよね。
持ってる(任されてる)鍵の数=その人のステータス、みたいなところもあって。
そして、全般に物を大切にする。
曾祖父の代から使ってるソファとか(何度も張り替えて使ってる)、
100年前のピアノとか(癖のある鍵盤があって持ち主しか弾けない)、
そういうのもすごく自慢する。
あの木片のキーも、返せるものなら返してあげたかったな……。
でも友人じゃなく(私は初対面の)後輩さんだったし、
友人と二人ともが、別にそこまでしなくても~、って意見だったから、
つい、強く言えずにそのまま流してしまった。
おばちゃんになった今なら、
何言ってるの! 貸しなさい、私が送り返すから、その宿の名前と住所!(`ε´)
とか言えてたと思うけど、
当時はネットなんてなかったから、そういうの調べるのも大変だったし、
ドイツでは学生=貧乏で、私もバイトしながらかつかつの生活で、
郵送料出すこと考えると迷っちゃったんだよね。
今でもたまに思い出す、後悔する出来事のひとつw
そうそう!
まあブラスチックの長い棒だったりもするけどねw
木製はやっぱ、年季を感じていいよねえ。
温泉付きコテージ! そういうとここそ、そういう風情あるキーがいいね♪
そんな気持ちを歌や絵に……う~ん、私、昔は小説書いてたけど、
これについては書いたことなかったなw
歌や絵は、小説よりもっとスキルないから、難しそう( *´艸`)
真面目かなあ、そうかなあ?
あー、図書館の蔵書、そういうのあるよねえ。
昔の本は一冊ずつ手書きだったから、すごく貴重だったってのもあると思うな。
金箔とか使って書いてたしね。
そういえば日本の昔の(平安時代とかの)治安ってどうだったんかね?
社会格差はあったけど、平安貴族のお屋敷に鍵がかかってるとか、見たことないねえw
あー、でも忍び込んで盗みとかはあったか。
刀でばっさりやられるの覚悟で?
それとも、塀があるから、門には鍵かかってたんかな?
江戸時代の大奥とかは、でっかい錠前ついてたっけね。
ホテルのカードキーね、あれは風情ないよねえ……w
まあなくされたり、持って帰っちゃったりされても問題ないから経済的ではあるけど。
その部屋の名前とか、コテージの名前が書いてあるの。
親族で何度か泊ったことのある温泉付きのコテージの鍵がそんなだった。
もうどうしようもない後悔、そんな気持ちを歌にしたり絵にしたりしてもいいよねえ。
欧米の人の「鍵」に寄せる思いって日本人には想像つかないくらい重いんだろうなと思ったのは
昔の図書館で蔵書にずっしりした鍵と鎖がついている写真を観た時。そもそも「扉」の作りからして
重厚さが違うよね。それだけ、盗みが多かった背景もあるのだろうけど。
現代のカードキーより、木片のキーホルダーが付いた鍵が情緒あるよね^^