携帯「ニセ基地局」に繋がり SMSに注意
- カテゴリ:ニュース
- 2025/04/25 00:51:43
●都内や大阪で接続される「ニセ基地局」に注意。謎の中国語SMSが届いたらどうすべきか? (まぐまぐ)
https://www.mag2.com/p/news/642574
●スマホの回線を乗っ取る、“ニセ基地局”が国内で出現 詐欺SMSを強制送信 携帯各社も対策へ (ITmedia)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2504/15/news133.html
●第15回 スマートフォン・サイバー攻撃対策ガイド「偽基地局から送信される詐欺SMS」 ~なぜ詐欺SMSの送信が可能か?~。 (JSSEC)
https://www.jssec.org/column/20250423.html
スマホがニセ基地局に繋がる問題は、妨害電波(ジャミング)でスマホを圏外にして、
ニセ基地局の電波(GSM 2G電波)に接続させ、フィッシング目的のショートメッセ
ージを送りつける手口だそうです。
犯罪集団は2G(GSM)通信の基地局接続時の認証の脆弱性を悪用した不正な基地局を
使用している為、契約しているキャリアに関係なく繋がってしまうという話です。
ニセ基地局に繋がってフィッシング目的のSMSが届く事より、妨害電波(ジャミング)
でニセ基地局付近のスマホが一時的に圏外になる事に脅威を感じます。
劇場やコンサート・ホールでは開演中に携帯電話が鳴らないよう通信抑止装置(ジャ
マー)を設置している所もありますが、通信抑止装置の設置には無線局免許が必要で
機器の設置場所も制限されている為、個人が設置して使うのは難しい様です。
通信抑止装置の設置と使用は電波法で制限されている事から、ニセ基地局の犯罪集団
は、違法な通信抑止装置を使用しているか、無許可で設置していると思われます。
ニセ基地局の犯罪集団は車両で移動しているという報道も有りますが、特定の地域や
施設に通信防止装置を積んだ車両が集まれば、意図的に大規模な通信障害を起こす事
も出来るので、悪意を持って通信防止装置を使用されると怖いですね。