Nicotto Town


TAKEのつぶやき


アメリカで・・・・・(その3)

前回の続きです。バスがヒューストンに着いたのは朝8時でした。つまり、休憩もありましたが46時間のバス旅行ということになりました。日本ではこれだけ乗ればもうくたくたになっているのでしょうが、ほぼ直線の道路を走っていたので、ほとんど疲れはありませんでした。その後、30分ほどして友人が迎えに来てくれて、その日は軽くヒューストンの観光をしてモーテルで一泊しました。

そして、翌日は友人と車を飛ばして、いよいよ憧れのニューオリンズでした。朝ゆっくりしていたので、着いたのは夕方近くでしたが、もう気分はそわそわで、一直線にバーボン・ストリートへ! 「やっと来たぞ~」と、涙が出そうになるくらいに感動の一瞬でした。
ジャズの好きな方ならお分かりでしょが、ニューオリンズはジャズ発祥の地です。この街では本物の生のジャズが一年中聴くことが出来ます。バーボン・ストリートではジャズの他に、ケイジャン、R&B、ブルースなど色んな音楽があちこちのクラブから流れてきます。そして、ほとんどの店はドアを開けっ放しにしているんですよね。
このように軽快なリズムに乗った生の演奏を楽しめますし、なんと言っても、世界のジャズ・ミュージシャン、サッチモことルイ・アームストロングの出身地です。そして、二人でプリザベーション・ホールに行ってきましたが、残念ながら入場はできませんでした。

ここで友人が悪のり。
「女の子引っかけようぜ」
「いいね」
「日本人にしようぜ」
「なんで?」
「海外でアバンチュール求めてるからな。今晩は部屋別々だぞ」
「わかった」

ところがなぜか不思議なことに日本人が全然いませんでした。後で考えたら、二人とも英語もスペイン語も何とかなるのに、帰りの車ではぶつぶつ言う始末。
その日もモーテルで一泊しましたが、翌朝にもう一度バーボン・ストリートへ行き食事を取りました。

この続きはまたカキコします。


追伸
申し遅れましたが、ニューオリンズの名物料理には「クレオール風」と「ケイジャン風」があります。簡単に説明すると、

・クレオール風→殖民時代の上流階級のための料理。フランスやスペインの流れをくみ、都会的で洗練された味。バターやベーコンを炒めたルウをベースにして、たっぷりとハーブやスパイスを効かせる。

・ケイジャン風→いわば労働者階級の料理。小麦粉とオイルを煮詰めたプラウンソースをベースとし、高価なハーブやスパイスの変わりに唐辛子を使う。 

だそうです。
いずれにしても、アメリカでは珍しくスパイシーでホットな料理です(さすがに激辛ではありません)。小生のお勧めはケイジャン料理ですね。ここへ来たら、ジャンバラヤとガンボスープは是非お召し上がりください。こんなこと言ったら叱られそうですけど、アメリカで一番美味しい食事にありつけたのはここでした。




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