Nicotto Town


かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 525 マチコヤ金城学院前駅にて

この前駅のマチコヤという施設(?)でぼんやりしてたら、運営をしているらしい代表取締役という肩書の加藤隆介氏と会って話した。私から話したかったわけじゃなく、向こうが声をかけてきたのだ。経営者や代表取締役の男性というのはちょっと前だとハードな日本語で高圧的な人が、特に女性には高圧的な雰囲気だなと感じられる方が多いなか、加藤氏はとても気さくな話し方をされる人だな、という印象があり、その話しぶりから、人柄の温かさを感じました。人がデータで説明される社会で生きていくうえで、何かこの世知辛い社会で、加藤氏は、様々な荒波を経験されたのでしょう。そのような苦労をされた方特融の優しさを持った方だという感じがしました。


地域に名前が浸透するという事

 ここら辺近所一帯というか、日本全国的にみても、マチコヤのような施設(?)は珍しいのだと思う。加糖氏に聞けば、図書館から毎月六十冊も本を借りて、子供が無料で読めるようにしているらしい。現代は図書館や本屋が消失していく時代なのに、駅前の好立地で無料私設図書館を運営するなんて、昔の大店の大旦那が芸者にいれあげる位の湯水のようなお金の使い方である。太っ腹である。加糖氏の外見もだったけど、ありそうでないタイプの太っ腹経営施設である。駅前好立地になぜそこまでして子供がほぼ無料でくつろげるスペースを運営しているのか、理由も各メディアで報じられているけれども、私が聞いた限りでは、加藤氏は自身もご子息を抱えている親御さんだそう。加糖氏のお子さんの年齢も教えてもらったけれど、将来の子供の事を考えて考えて心配で仕方ないさかりのようなそんな年齢の子供を抱えていらっさる。当然ながら親としてできうる事をしなければならないと目覚めた人なのではないかな、という気がしました。どうして目覚めたのか…。上流階級の人のほうが目覚めやすいかもしれません。でも目覚めても実際行動に移す人は少ないなか、加藤氏は多方面の篤志家を集め、地域へできうる人道的な活動をしていると私は感じました。親として人として社会人として、そうする事が必要だと感じても、行動までしない人が多い中、地域の為人の為、子供たちの為にと駅前好立地の賃料を払って活動するなんて、善人とはああいう人を言うのだろう、と感じました。

大森金城学院前駅の賃料
 マチコヤの施設がある大森金城学院前駅の構内の賃貸料金は、二十六万円(今日において)だそうだ。二十六万。毎月二十六万を払ってまで、子供無料図書館をつくる。ほとんど儲けは無いような図書館のようなものを、毎月二十六万払って運営する。これほどにまで、太っ腹なお金の使い方があるのだろうか。一体どうやって運営黒字にしているのだろうか。私には絶対赤字にしかならないように見える。施設も、毎日二時間くらいしか解放されてないし、子供は毎日5~15人しか来ない。しかも、利用する子供はほとんど9割近所の大森小学校の生徒のみ。なんだかとても限定的な施設だ。大森小学校の子供の為にしか存在しない場というような感じです。
 毎日近所の子供たちが駄菓子を買っても絶対に月の売り上げが二十六万円にはならない。これではあと数年で運営は終了してしまうんじゃないかな。という気がした。やっぱり人道的な活動というのは、続ける事が一番難しいと思った。活動が終了するまでに、少しでも多くの人が、加藤氏の志や人柄や活動を知ってもらう事が、黒字転換への鍵かもしれません。マチコヤの有料会員を集めて会費を募るという事も視野にあるそうですけど、賃貸料二十六万円以上に経費がかかるのに、それをカバーする有料会員を集められるかどうか、時間との勝負かもしれません(笑)時間との(笑)時間は加藤氏に味方するんじゃないかな、と私は読んでいますけど。

 私が加藤氏とお話した限りでは、加藤氏という人は、この人柄なら、多くの人が信用するだろう、という感じがいたしましたので、後はどれだけ多くの人が、加藤氏の事を見知るかなのでしょう。メディアでCMに出る日も近いかもしれません。している事が、親ならば当然応援したい活動なので、加藤氏が今後どうサクセスストーリーを築き上げていくのか、近所に住んでるので、ささやかながら応援しつつ、見届けたい気持ちです。




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