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ボウフウ

ニコットおみくじ(2025-04-07の運勢)

おみくじ

こんにちは!高気圧に覆われ、九州から東海は晴れ。

関東と北陸も晴れるが、雨が降る所も。
東北と北海道は所々でにわか雨や雷雨。
沖縄は晴れ。

【ボウフウ】 防風 Saposhnikovia divaricata

          Japanese Angelica Root

          Saposhnikovia Root

          Saposhnikoviae Radix

☆セリ科の草本の一種です。

<概要>

〇ボウフウ

中国北部からシベリア地方に自生する多年生草本です。

@花期

 8~9月頃で白い小花を咲かせます。

@産地により種類がある

 ★関防風

  中国(中国東北部、内蒙古、河北、山西、山東省)等です。

 ☆川防風

  中国(四川、貴州)です。

 ★雲防風

  中国(雲南)です。

@ボウフウの名を持つ植物

 やや大型で太いセリ科植物には・・・

 ・エゾボウフウ          ・イブキボウフウ

 ・カワラボウフウ         ・ボタンボウフウ

 ・ハマボウフウ          ・オランダボウフウ(アメリカボウフウ)

 これら等「〇〇ボウフウ」と名付けられたものが多いです。

 しかし・・・

 これらの植物はボウフウとは別属でありまして、
 薬として使用されることもなく、
 植物学的にも薬用としてもボウフウとは無関係です。

 *薬として使用されることもなく・・・薬になる物もあるが、
                   薬効は防風とは異なる

@ボウフウの効果効能

 ☆名前

  ・防風(ぼうふう)

  ・唐防風(からぼうふう)

  ・真防風(しんぼうふう)

 ★使用部位

  根及び根茎です。

 ☆成分

  ・クマリン誘導体(デルトイン、ベルガプテン)

  ・クロモン誘導体

  これら等があります。

 ★四気

  温性です。

 ☆五味

  ・辛い

  ・甘い

 ★帰経(臓腑弁証)

  ・膀胱

  ・肺
 
  ・脾臓

 ☆効能分類

  辛温解表薬

@ボウフウの特徴

 ボウフウの根と根茎を使用します。

 ハマボウフウという植物を基原とする浜防風という生薬もありますが、
 ここでの防風とは別物です。

 それ特別する為に、防風を唐防風・真防風等と呼ぶことがあります。

 ★東洋医学の効能

  □発汗と鎮痛
  
  発汗し「風寒湿」の3つの「邪」を除き、鎮痛する作用があります。

  その為、体表部の痛みを伴う風邪の症状に使用されます。

  ・悪寒          ・頭痛

  ・喉の痛み        ・関節痛

  ・筋肉痛

  これらにも用いられます。

  ■皮膚のトラブルに

  身体の表面に良く作用しますので、
  湿疹や蕁麻疹等の皮膚のトラブルにも使用されます。

 ☆適応症

  ・風邪          ・眩暈(めまい)

  ・首の硬直        ・「風寒湿」の三邪による不調
                (関節痛・筋肉痛・腰痛麻痺肝等をの伴い、
                 痛みが強い)

  ・関節痛         ・手足の引きつれ・痙攣(けいれん)


  ・破傷風

@ボウフウの使用の仕方

 ★ブレンド例

  「風湿」の「邪」を除き、関節痛や神経津を治します。

  ・防風+桂皮

  ・「風湿」の「邪」を除き、痺(しび)れ・痛み・麻痺を治します。

  ・防風+防己

 ☆処方例(配合されている漢方薬の一例)

  ・清上防風湯          ・祛風(きょふう)剤

  ・大防風湯           ・祛湿剤

  ・治頭瘡一方          ・祛風剤

  ・釣藤散            ・祛風剤

  ・当帰飲子           ・祛風剤

  ・独活湯            ・祛風剤

  ・防風痛聖散          ・表裏双解剤

  ・立効散            ・祛風剤

@収載

 第二類医薬品、神農本草経上品に収載されています。

 ・刺身のつま           ・正月の雑煮のあしらい

 これらに欠かせないのはハマボウフウです。

 ★起源

  セリ科の多年草・ボウフウの根を用います。

  日本に輸入されるのは「関防風」です。

  ボウフウは日本には自生しておらず、
  日本ではボウフウといえば、
  海岸に自生しているハマボウフウを指していますが、
  ハマボウフウはボウフウの代用品です。
 
  □真のボウフウ

  中国北部から東北部、モンゴルにかけて分布するボウフウの根を用います。
  これを真防風と称します。
 
 ☆成分

  ・クロモン類のデルトイン    ・5-O-メチルビサナミノール

  ・5-Oーメチルビサナミノール  ・シミフギン
   グルコシド

  ・シミフギングルコシド     ・ハマウドール

  ・ハマウドールグルコシド

  これら等を含みます。

 ★用法・用量

  煎剤、散剤、丸剤です。

  1日2~6gです。

 ☆同類生薬

  ハマボウフウ:「本草網目啓蒙」の防風の項に、
  「別に浜防風あり、八百屋防風」ともいい、また伊勢防風ともいう」とある。

  セリ科のハマボウフウの根及び根茎。

  この植物は中国名を「珊瑚采(さんごさい)」といいまして、
  根茎の外皮を剥いだ物を「北沙参(ほくしゃじん)」と称します。

  クマリン及びクマリン配合帯を含みます。
  
  防風同様、発汗、解熱、鎮痛薬として、感冒に用いられます。

  又「屠蘇散(とそさん)」にも配合されます。

  因みに屠蘇散の成分は・・・

  ・利尿の白朮(びゃくじゅつ)

  ・去痰(きょたん)の桔梗(ききょう)

  ・健胃の山椒

  これらは・・・

  ・ボウフウの代用でハマボウフウ

  ・桂枝の代用で健胃

  ・駆風の肉桂、大黄に代わる解毒の和大黄

  これらが我が国で作られる、一般的な屠蘇散です。

  ハマボウフウの全草を乾燥して刻みまして、
  木綿袋に入れて、浴剤に利用します。
 
  疲労回復や肩凝りに良いといわれています。

[中屋彦十郎薬舗株式会社]さん

本社・薬局/通信販売住所:石川県金沢市片町1丁目1-29

電話番号        :076-231-1306

〔商品〕*全て税込価格

 ≪防風 中国 刻み 500g≫

  4290円

 ≪防風 上 中国 刻み 500g≫

  8580円

 ≪防風 中国 粉末 500g≫

  12100円

問題 何度もボウフウの代役でハマボウフウの名を出しましたが、
   ハマボウフウの別名を教えてください。
  
   ハマボウフウは日本全国の海岸の砂地のどこにでも見られる、
   セリ科の多年草です。

   地上部は背が低く、這いつくばっていますが、
   根は長大で1mに達することもあります。

   薬用部分はこの長大な根の部分で、
   その形から「浜〇〇」とも呼ばれています。

1、牛蒡(ごぼう)

2、大根(だいこん)

3、人参(にんじん)

ヒント・・・〇浜〇〇

      @名前の由来

       地中深く、〇〇のような根があることが由来です。

      @〇〇

       ハマボウフウと同じキク科〇〇属の植物で、
       ユーラシア原産の多年草です。

さらにヒント・・・

〇きんぴら〇〇

〇〇を約2~4mmの太さの斜め切りにしまして、
切った〇〇をを水にさらした後、醤油や酒、砂糖と胡麻をを加え、炒めます。

お分かりの方は数字もしくは、
薬用に使われるハマボウフウの別名をよろしくお願いします。



 



  



  

 
         

  



 


 







アバター
2025/04/07 22:21
げんさん こんばんは。
今回はさらにヒントをありがとうございます。

   1、牛蒡(ごぼう)

           これではないでしょうか???


 




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