イエローストーン国立公園が鹿害対策に
- カテゴリ:日記
- 2025/04/06 19:21:18
イエローストーン国立公園が鹿害対策にオオカミを導入した事によって森が回復したと言う。
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オオカミが自然の生態系をよみがえらせたというイエローストーン国立公園の伝説とは?
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ムービーによると、イエローストーンではオオカミが絶滅したため、シカを狩る動物がおらず、そのために激増したシカはほとんどの植物を食べ尽くしてしまったそうです。
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シカが植物を食い尽くすことがなくなったことで、植物の再生はすぐに始まり、6年で木の高さが5倍になった場所もあるとのこと。森ができると渡り鳥などの数が増え、木を食べるビーバーの数が増え、ビーバーが作ったダムがカワウソやカモなどの生息地になる、といった風に生態系が連鎖して広がっていきます。
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また、再生した森の作用により、川の蛇行や地面への浸食が減り、川幅は狭くなり、水たまりは増え、野生動物にとって絶好の生息地となりました。このように、オオカミは川の様子も大きく変えたとムービーは解説しています。
後略
https://gigazine.net/news/20220825-yellowstone-wolves/
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↑北海道もとんでもない被害を鹿によって受けています。
勿論ハンターによって駆除も行われていますが追いつかない状態で鹿が増える一方なのです。
だからと言ってオオカミを導入する事は北海道は難しいでしょう。
何故ならオオカミは仕留めやすい家畜を狙って来るようになることが想定されるからです。
それとハンターの数が圧倒的に少ないのは狩猟期間以外は収入が無く其れだけでは生活が成り立たないのです。
副業にするには土日のみの出動に限られてしまい狩猟期間の冬山に入っての狩猟は体力的にも厳しいわりに狩猟しても其処へ行くまでのガソリン代と弾の値段を考えると割が良い仕事と言えないのです。
何か良い知恵を考えてせめて此れ以上鹿を増やさないと言う状態にまでもって行かないと北海道の森はじわじわと破壊が進んで行くでしょう。
無い知恵を絞って何とかハンターを増やす為にも鹿を駆除したら報奨金を出すと言うのはどうかと思うのです。
例えば鹿の鼻紋を取って其れを提出すると一頭に付きいくらか出ると言う事で責めてガソリン代位にでもなればと思うのです。
更に鹿を取った後の処理も色々な問題もあるでしょうが小動物の餌に其れがなる様な熊の餌に其れがなる様な仕様に変えるとか、鹿側や角の販路を安定して保証するとかハンターが増えて行くような工夫が必要だと思います。
此のままではだめだと本当に頭を悩ませる問題だと思います。
恐らくイエローストーンの人達も考えに考え抜いて此の結論を出して結果が良かったのでしょう。
ですが北海道には其のやり方は難しいと私は思うのです。
オオカミも馬鹿じゃないですからね、鹿を狙うより家畜を狙った方が効率が良い事は直ぐに学習するでしょう。
更に鹿も既に人間がいる畑の新芽や柔らかい時期の野菜を食べた方がおいしいし、ハンターが来ない事をとっくに学習しているので其れを狙ってオオカミが来る事も推測されます。
鹿害の深刻さは人間が見えない所の深い森を破壊すると言う其処から生態系を壊すと言う事から始まり人間が其れに気が付いた時は森は木の屍が永遠と続いていたと言う事態になるのです。
ヒグマが人間のいる所へ出てきていると言う事は本来は居るべき深い森の中が鹿によって破壊されている可能性が大きいのです。
ハンターの生活を保障してハンターを増やすと言う事と狩猟期間を延ばすとか其の程度の案しか今の私には思い浮かばないのですが何か手を打たないと此のままで良いわけがないのです。
イエローストーンの人達も考えに考えての行動だと思います。
其れと同じ様にオオカミを導入は難しいと思うので其れ以外の何かを早急に実行しなければならないと私は思うのです。