ゼンマイ
- カテゴリ:占い
- 2025/04/01 16:09:46
ニコットおみくじ(2025-04-01の運勢)

こんにちは!湿った空気が入り込み、太平洋側は曇りや雨。
全国的に気温は平年より低く、山沿いでは雪。
関東は真冬並みの寒さになる。
沖縄は曇りのち晴れ。
【ゼンマイ】 薇 Osmunda japonica
Zenmai
☆ゼンマイは、ゼンマイ科ゼンマイ亜属の多年生シダ植物です。
<概要>
〇ゼンマイ
ゼンマイは日本を含む東アジアに分布するシダ植物で、
春に芽生えた若葉は山菜として食すことが出来ます。
@形態
★葉の形質
・葉の長さ:50~100cm
・葉柄 :葉身の2分の1から3分の1
・色 ・藁(わら)色
□葉身
卵形で最下の羽片(うへん)が最大で、
上部の羽片は次第に小さく、頂羽片があります。
◆頂羽片
ゼンマイの葉は「羽状複葉(うじょうふくよう)」と呼ばれる形態を持ち、
葉の主軸(葉軸)から分岐する「羽片」があります。
その中でも、葉の先端に位置する羽片を「頂羽片」と呼んでいます。
□小羽片
通常は長楕円状披針形で、細鋸歯(さいきょし)があり、
基部は左右が対象ではなく、斜めの切形、側脈は叉上に分枝します。
■胞子葉(ほうしよう)
春、最初に萌え出し、株の中心に直立します。
続いて、周りに栄養葉が展開します。
胞子葉も栄養葉も若芽は渦巻き状に巻き、
白褐色の綿毛に覆われていますが、
伸びるに従って綿毛は取れて無毛になります。
@生態
☆生育環境
山野の湿り気の多い所に生えます。
★その他生態
春に栄養葉と胞子葉が束になって出てきます。
□栄養葉
2回羽状複葉で胞子葉は羽片が粒状で、
胞子嚢(ほうしのう)が密生して、真っ直ぐ立ちます。
☆食べ頃
先に胞子葉が出まして、その後で食用になる栄養葉が出てきます。
先が巻いて、白い綿毛が被(かぶ)っている時が食べ頃です。
若い栄養葉は食せるまでに手間がかかりますが、
山菜の王といわれるだけあり、美味しいです。
★栽培方法
□採取時期
初めに若い葉を取り、湯通ししてから乾燥させます。
地上部は夏に採って、日干しにします。
@基本情報
★分布
我が国全土に自生しています。
・中国
・朝鮮半島
・台湾
これらアジアの東部に広く分布しています。
☆和名の解説
若芽の先が巻いていて、銭のようである為、
「銭巻」からきているという説もあります。
★別名・方言名
・アオゼンマイ
・ゼンゴ
このようにも呼ばれています。
☆人間との関係
「徳川禁令考(とくがわきんれいこう)によると、
1686年「貞享(ていきょう)3年」5月の禁令に、
「野菜もの之儀、節に入侯日より売出之事」とありまして、
季節の前に出荷するのを禁止しました。
例えば・・・
・「蕨(わらび)三月節より」
・「土筆(つくし)三月節より」
このように明記されていまして、それ以前は出荷することが出来ません。
ところが・・・
ゼンマイには、この明記がありません。
蕨や土筆は生野菜として扱われていましたが、
ゼンマイは乾燥したものである為、この禁令には触れませんでした。
◆香川修庵さんの「一本堂薬選(1729年)」
《香川修庵・修徳》 かがわしゅうとく・しゅうあん
天和3年7月 1日(1683年8月22日)-
宝暦5年2月13日(1755年3月25日)
江戸時代中期の医師(漢方医、古方派)で儒学者です。
播磨(現:兵庫県)姫路の人で字は太冲(たちゅう)さんといって、
修庵さんと号しました。
京都に上って後藤艮山(ごとうこんさん)さんについて医学を学び、
伊藤仁斎(いとうじんさい)さんについて古学を学びました。
そしてついに、儒学と医術は一つであって、
矛盾するものではないとの一家言(いっかげん)を立てまして、
その堂を名付けて一本と号するに至りました。
香川修庵さんの功績は、師説を押し広めるとともに、
20年後の吉益東洞(よしますとうどう)さんの、
出現の先駆けとなった点にあります。
師の後藤艮山さんは温泉治療に留滞(りゅうたい)した気を、
通暢(つうちょう)する為の炙療法等の新機軸を盛んに取り入れました。
香川修庵さんも師の志をついで温泉の効用を研究しまして、
温泉の良悪の鑑別法を示して、浴法の規則を立てまして、
痔や脱肛、梅瘡(ばいそう)、婦人の冷え、
帯下等に善いと主張しました。
さらに按摩(あんま)術を病気治療に取り入れるべきと唱えまして、
後の賀川玄悦(かがわげんえつ)さんらの、
産科術における按腹(あんふく)法の応用に導きました。
当時の社会では精神科はまだ未開拓の分野でありました。
香川修庵さんは著書「一本堂行余医言」で、
妊娠時や産褥(さんじょく)期の精神病を挙げて、
俗にキツネ付きと称する状態も皆精神病であって、
野狐の祟(たた)るところではないと論じました。
過去の視点に捉われないのが、
香川修庵さんの真骨頂であることが理解されます。
〔「乾薇」と書き、俗にゼンマイ〕
当時、ゼンマイは乾物が売られていました。
普通山菜は採って来てすぐに調理しますが、
ゼンマイは茹でたものを手で揉みながら3日間天日干しにしまして、
乾燥したものを保存しておいて、必要な分だけ熱湯で戻して使用します。
水洗いして適当に切り、ひたひたに出汁汁を加えて煮ます。
煮立ちましたら、酒、塩、砂糖を加えて、
しばらく煮てから、醤油少量で味を調えます。
胞子葉の若芽は俗名オトコゼンマイといわれまして、
葉軸の部分を食すことが出来ますが、渦巻きの部分は質も硬いので、
普通はオトコゼンマイを株に残しまして、
栄養葉の若芽の俗名オンナゼンマイだけを摘みます。
摘み立ての太くて柔らかいゼンマイなら、
よく茹でて、10~24時間くらい流水に晒(さら)しました後、
辛子醤油や煮浸し、油炒め等で新鮮なほろ苦さを味わうことが出来ます。
問題 ゼンマイに含まれる薬効についてです。
次の文章の中の〇〇に入る地方名を教えてください。
【成分】
一般成分としてタンパク質やペントザンの他、未精査です。
*ペントザン・・・小麦の皮部の繊維の一種で、
水に溶けるものと、溶けないものがあり、
水に溶ける方のペントザンの吸水性が高い
【薬効の用い方】
催乳や貧血、利尿に用いられます。
〇〇の山間地では、
干しゼンマイの味噌汁を食すと良いとの民間療法があります。
この民間療法は催乳に効果があります。
1、播磨
2、信州
3、上州
ヒント・・・〇ゼンマイ織り
北信、中信、東信、南信と美しい山々に囲まれた自然豊かな〇〇は、
全国の食卓に美味しい食材をお届けする農業県です。
その昔、東北地方ではゼンマイ織りといって、
この綿毛は合羽(かっぱ)等に利用されていました。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る地方名をよろしくお願いします。
まーこさん、かげねこちゃん、お忙しいなか、コメントとお答えをありがとうございます。
どうもお疲れ様です。
まーこさん、初めまして!
そうですか、ぜんまいの炊いたんがお好きですか。
ぜんまいにお醤油やお出汁等が染みたのを思い浮かべるとご飯が欲しくなりませんか?
かげねこちゃん、こんばんは!
ヒントが難しくなりました。
はい、当てずっぽうですね。
どうもありがとうございます。
おおお~、2番の信州ですか。
凄いですね、完璧です!!
かげねこちゃん、大正解です。
どうもおめでとうございました(祝)
現在もですが、お二人の所は冷え込んでいませんか?
どうか体調を崩さないように、暖かくしておやすみくださいませ。
調べ方が悪くて分かりませんが、ヒントを頼りに当てずっぽうで答えます。
2、信州
ではないでしょうか???
炊いたん好きーw