のらぼう菜
- カテゴリ:占い
- 2025/03/25 15:47:15
ニコットおみくじ(2025-03-25の運勢)

こんにちは!九州から関東は晴れる。
東北と北海道は午前は曇りや雨で、午後は日が差す。
沖縄は晴れ。
全国的に気温が上がり、5月並みの所も。
【のらぼう菜】 野良坊菜 Brassica napus
Rape Greens
Colza Greens
☆のらぼう菜はあきる野市、青梅市等、東京都西多摩地方や埼玉県飯能市、
埼玉県比企(ひき)郡小川町付近等で多く栽培される、
アブラナ科アブラナ属の野菜(ナバナ)で、江戸東京野菜の一つです。
■江戸東京野菜
江戸東京野菜とは種苗の大半が自家採種又は近隣の種苗商により、
確保されていた江戸から昭和中期(40年代)までのいわゆる固定種の野菜、
又は在来の栽培法等に由来する野菜です。
江戸時代から人々の食生活を支えてきた江戸野菜ですが、
農地の減少の他、収穫量が少なく、栽培に手間がかかるということもあり、
一時はその姿が食卓から消えつつありました。
しかし・・・
今日まで引き継がれてきた命を絶やしてはいけないと、
現在、伝統野菜を普及させようという活動が広がっています。
江戸東京野菜にはそれぞれに歴史や開発についての物語がありまして、
味や形等、個性豊かで魅力にあふれています。
現在52種類(2023年10月現在)がJA東京中央会さんに認定されており、
季節は限定されますが、JAさんの店舗で購入出来る他、
江戸東京野菜を食材として使用するレストランも増えています。
[東京と農業協同組合中央会]さん
住所 :東京都立川市柴崎町3-5-25
電話番号:042-528-1370
〔江戸東京野菜について〕
現在の東京都は江戸と呼ばれた地域から比べてかなり大きくなっています。
これは明治26年に三多摩地域が神奈川県から東京府に移管された為です。
東京で伝統野菜を生産しようとした時に、
江戸と呼ばれた地域は元々耕作地がほとんど無く、
その後の開発もあり、厳しく地域を限定してしまうと、
元々生産性の低い江戸からの伝統野菜の生産量を増やすことが難しい為、
「江戸東京」という呼称にしまして、
広く東京都内で生産されたものを都民に提供出来るよう、
JA東京中央会さんで平成23年に、
この呼称を使用していくことを定めています。
≪元々生産性の低い野菜江戸の伝統野菜≫
F1品種に比べて耐病性等が低く収穫量も少なかったり、
現在の食生活や流通に馴染まないサイズ等があります。
『F1種』
遺伝的に異なる形質の固定種を父親と母親に持つ子世代のことです。
F1種は形質の異なる系統を交配しますと、
「顕性(けんせい)の形質だけ子世代に発現する」という現象と、
「雑種強勢」という現象を活かしています。
その為・・・
形質が大変良く揃いまして、生育が旺盛になります。
〔江戸東京野菜〕の定義
江戸東京野菜は江戸期から始まる東京の野菜文化を継承するとともに、
種苗の大半が自給又は近隣の種苗商により確保されていた、
昭和中期までのいわゆる在来種です。
又は在来の栽培法等に由来する野菜のことです。
〔江戸東京野菜に登録されている野菜〕
・練馬ダイコン ・伝統大蔵ダイコン
・亀戸ダイコン ・高倉ダイコン
・東光寺ダイコン ・志村みの早生ダイコン
・汐入ダイコン ・品川カブ・滝野川カブ
(二年子ダイコン・ (東京長力カブ)
時無しダイコン)
・金町コカブ ・下山千歳白菜
・ごせき晩生小松菜(伝統小松菜) ・城南小松菜(伝統小松菜)
・シントリ菜(ちりめん白菜) ・東京べか菜
・青茎三河島菜 ・のらぼう菜
・奥多摩ワサビ ・三鷹大沢ワサビ
・砂村三寸ニンジン ・馬込三寸ニンジン
(馬込大太三寸ニンジン)
*これら一部等、全部で52種類の野菜があります
<概要>
〇のらぼう菜
@歴史・生産地・名前の由来
のらぼう菜は遅くても江戸時代初期には日本で栽培が始まっていました。
☆言い伝え
栽培しやすく寒さにも強いことから、
江戸に起きた天明の大飢饉(1782年~)と、
天保の大飢饉(1833年~)の際には栄養源となりまして、
当時の人々を飢饉から救ったと言い伝えがあります。
★闇婆菜(じゃばな)
のらぼう菜は外来種ですので、日本に昔から合った種ではありません。
しかし、どのように日本に齎(もたら)したのかはよく分かっていません。
□有力な説
インドネシアのジャワ島を経由して、
日本を訪れたオランダ船により持ち込まれたというものです。
この時に持ち込まれたのはセイヨウアブラナの一種である闇婆菜であり、
この闇婆菜がのらぼう菜の原種ではという説があります。
★産地
江戸時代から日本で栽培されてきたのらぼう菜ですが、
その知名度は低めです。
収穫後に鮮度が落ちやすいのらぼう菜は、
基本的に地産地消される地方野菜として根付いている野菜です。
☆名前の由来
のらぼう菜の名前の由来は不明です。
漢字では「野良坊菜」と表記されますが、
そもそもどうしてこの漢字が当てられているのかすら分かっていません。
■野良坊菜之碑
東京都あきる野市にある子生(こやす)神社さんに、
人々を飢饉から救ったことを記した「野良坊菜之碑」が建立されています。
@料理法
のらぼう菜は癖が無く、灰汁(あく)が少ない野菜です。
しかし、根元部分の茎は太目ですので、
料理に使用する時は下茹でしてからをおすすめします。
☆下茹でのポイント
・沸騰したら、塩を少々加える
・太い根元の茎からお湯に入れる
・茎が使って10秒後に葉を入れる
・葉は浸かったら、すぐ水に取り出す
あまり長く茹で過ぎますと葉先がグチャグチャに溶けてしまいますので、
サッと茹でることを意識します。
又、茹でてすぐに冷水に取ることで、甘味がグッと増すのもポイントです。
水気を切りましたらそのままお浸しにしたり、
炒め物に使用したり等、何でも使用出来ます。
問題 のらぼう菜の栄養成分と効用についてですが、
次の文章の〇〇に入る言葉を教えてください。
□豊富なミネラル
カリウムやカルシウムをはじめ、
マグネシウムやリン、鉄等を豊富に含んでいます。
■非常に沢山のカロテンを含有
菜の花やアスパラ等にはβ‐カロテンが豊富に含まれています。
β‐カロテンは抗発癌作用や免疫賦活作用で知られていますが、
その他にも体内でビタミンAに変換され、
髪の健康維持や〇〇維持、粘膜や皮膚の健康維持、
そして、喉や肺等の呼吸器系等を守る働きがあるといわれています。
1、視力
2、粘膜
3、免疫
ヒント・・・〇〇を守るビタミンA
ビタミンAは網膜で光を感知する為に必要で、
夜盲(やもう)症や〇〇低下を予防します。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る言葉をよろしくお願いします。
そうですね、先程も食しましたがシャッキリしていますね。
私はうどんの具材で入れていますよ。
癖が無いので、その他の料理にもおすすめです。
美味しそうですね(゚ρ゚*)
かげねこちゃん、お忙しい夕方にコメントとお答えをありがとうございます。
そうですか、ヒントで分かりましたか。
問題の答えですが、1番の視力が正解です。
流石ですね!素晴らしいです。
かげねこちゃん、どうもおめでとうございました(祝)
今回は、ヒントで分かりました。ありがとうございました。
1、視力
ですね。(*^_^*)
ミオティカさん、お忙しい夕方にコメントをありがとうございます。
「のぼうの城」ですか。
映画(2012年)にもなりましたが、和田竜さんによる日本の歴史小説ですね。
映画名がこの「のらぼう菜」が由来なのかは分かりかねますが、
あらすじから、領主の成田長親公は領民に「でくのぼう」と呼ばれて、
親しまれた方であったようですね?