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サワラ

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おみくじ

こんにちは!高気圧に覆われる九州から東北南部は晴れる。

東北北部と北海道は日中に雨や雷雨。
沖縄は晴れ。
最高気温は4月上旬から中旬並み。

【サワラ】 鰆 馬鮫魚 Scomberomorus niphonius(Cuvier,1832)

            Japanese spanish mackerel

☆スズキ目サバ亜科サバ科サワラ属に属する海水魚の一種です。

<概要>

〇サワラ

サワラはサバ科サワラ属の魚で、比較的大型になります。

@近縁種

 ・ヒラマサ

 ・カマスザワラ

 ・ヨコジマザワラ

 これら等がありまして、スーパー等ではこういった近縁種の切り身も、
 サワラとして販売されていることがあります。

@名前の由来

 細長く腹が狭い「狭腹」からといわれまして、
 サゴシも同じように「狭腰」からとされています。

 ★出世魚

  □関東

  約50cmを境に小さいものを「サゴチ」、
  大きいものを「サワラ」と呼んでいます。

  ■関西

  「サゴシ」→「ヤナギ」→70cm以上をサワラと呼んでいます。

 ☆学名の属名部

  ScomberomorusはScomberは、
  サバ属にギリシア語で「よく似た」或いは「隣の」を意味する、
  homorosからなり、種名部niphoniusは「日本の」という意味です。

サワラはサバ科で、赤身の青魚に分類されています。

@青魚の種類

 ★青魚
  
  「青魚(あおざかな、あおうお)」は、背の青い赤身魚の総称であり、
  学術的な分類の種類ではありません。

  ただ、学術的な分類とも重なる部分があり、
  青魚は3つの目(もく)と、
  7つの科の魚の総称とも言い換えることが出来ます。

  具体的には・・・
  
  ・ニシン目

  ・ダツ目

  ・スズキ目
  
  これら3種類の目と・・・

  ・ニシン科          ・カタクチイワシ科

  ・サンマ科          ・アジ科

  ・サバ科           ・タチウオ科

  ・トビウオ科

  これら7種類の科に分かれています。

  又、分類等の小難しい話をおきますと、
  庶民的な感覚で青魚を定義する場合「背が青くて、手頃な魚」になります。

  □マグロ

  マグロは青魚の種類の一つです。

  といいますのも・・・

  マグロはスズキ目サバ科マグロ属という分類になりまして、
  上記紹介した3種類の目と7種類の科に属しているからです。

  ■カツオ

  カツオも青魚の一つで、
  学術的には、スズキ目サバ科カツオ属という分野になります。

  □ブリ

  青魚に分類されています。

  降りは実が白いイメージもありますが、実は赤身魚です。

  ■白身魚と赤身魚を分けているものは、ミオグロビンの量

  白身魚と赤身魚を分けているのは、見た目の色ではなく、
  筋肉に含まれる色素の「ミオグロビン」の量が多いかどうかになります。
  
  ◇ミオグロビン myoglobin (略:Mb)

   筋肉組織内で酸素を貯蔵する役割を持つ、酸素結合タンパク質の一種です。
   
   特に哺乳類や鳥類の心筋や骨格筋で多く見られまして、
   筋肉が酸素を必要とする際に酸素を供給することで、
   エネルギーの効率的な産生を助けます。

   ▲特徴
   
    『構造』

     ・ミオグロビンは1本鎖のタンパク質です。

     ・分子内にヘム基(ポリフィリン環に鉄イオンが結合した部分)を、
      含みます。
 
     ・ヘム基内の鉄イオン(Fe²⁺)が酸素(O₂)と、
      可逆的に結合することで、その機能を発揮します。

    『主な存在部位』

     ・骨格筋(特に赤筋:持久力が必要な筋肉)

     ・心筋(心臓の筋肉)

    『色素としての役割』

     ・ミオグロビンのヘム基は赤色に呈しまして、
      筋肉の色(赤身)を決定づける要因の一つです。

   △機能
   
    1、酸素の貯蔵

      ・筋肉内で酸素を蓄える機能を持ちまして、
       酸素が不足する環境下で供給源として働きます。

       *環境下・・・例えば運動中

      ・特に長時間の運動や低酸素環境下での持久力の向上に重要です。

    2、酸素の輸送

      ・ミオグロビンは筋細胞内で酸素を受け取りまして、
       ミトコンドリアに供給します。

      ・ミトコンドリアでは酸素を利用して、
       ATP(エネルギー)を生成する為、
       ミオグロビンはエネルギー代謝をサポートします。

    3、酸素結合能の特性

      ・ミオグロビンは酸素と非常に高い親和性を持つ為、
       筋肉内で酸素を効率的に蓄えることが出来ます。

      ・その酸素結合曲線はヘモグロビンよりも急峻で、
       低酸素状態での酸素供給が可能です。

   ▲健康

    1、重要性

      持久力が必要な活動では、
      筋肉内のミオグロビンが酸素供給を補助しまして、
      パフォーマンス向上に寄与します。

      *持久力が必要な活動・・・例:長距離ランニング、登山

    2、病的状態

      横紋筋融解症(おうもんきゆうかいしょう)は、
      ミオグロビンが血中に漏出し、腎臓に負担をかけることで、
      急性腎障害を引き起こす可能性があります。

      *急性腎障害・・・ミオグロビン尿症

  ブリの身の一部にある真っ赤な部分には、 
  このミオグロビンが沢山含まれています。

  その為、ブリも「背の青い赤身魚」ということになりまして、
  青魚に分類されます。

  学術的にもスズキ目アジ科ブリ属ということで、青魚となります。

@生態

 ☆分布

  北海道南部辺りから本州、四国、九州から朝鮮半島沿岸、
  東シナ海に及ぶ東アジアに分布します。

 ★捕食・生息

  水温が上がる春から秋頃にかけて、
  表層を回遊しながら、小魚等を捕食します。
  そして、水温が下がると深場に移動して生息します。

 ☆産卵期

  春から初夏にかけてで、寿命は6~8年とされます。

  孵化後・・・

  ・1年:40~50cm

  ・2年:60~70cm

  ・3年:約80  cm

問題 サワラの特徴についてです。

   次の文章の中の〇に入る色を教えてください。

   サワラは体長が1m以上にもなる魚で、
   「狭腹」と書かれるように胴体が側扁し、縦に細長い形をしています。

   各鰭は〇色ですが、腹鰭は真っ白で体の割に小さいです。

   背鰭、臀(しり)鰭と尾鰭の間には、
   背、腹ともにサバ科特有の小離鰭が並んでいます。

1、黒

2、青

3、灰

ヒント・・・〇〇色の魚

      @サラサハタ Chromileptes altivelis(Vakenciennes,1828)

             Blacktip Grouper

       ★スズキ目ハタ科に属する魚です。

        ハタ類としては体高がありまして、背鰭棘数は10で、
        マハタ属よりも少ないです。

        体色は淡色から〇色で、体側には黒色斑が散在しています。

        体側の他、各鰭にも黒色斑があり、体長は40cm以上です。

お分かりの方は数字もしくは〇に入る色をよろしくお願いします。







  

 




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2025/03/21 23:15
こんばんは!お星様が美しい金曜日の夜です。
かげねこちゃん、お忙しいなか、コメントとお答えをありがとうございます。
 そうですね、今回は難しくしてしまいました。
私の出題が良くなかったですね。
おおお~、グレーがかったまでありましたか。
ほぼ正解ですね、素晴らしいです。
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2025/03/21 22:54
げんさん こんばんは。
今回は難しいです。調べたのですが、グレーがかった青ってかいてある・・・。

   2、青

      かなぁ・・・???





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