サワラ
- カテゴリ:占い
- 2025/03/21 15:10:42
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こんにちは!高気圧に覆われる九州から東北南部は晴れる。
東北北部と北海道は日中に雨や雷雨。
沖縄は晴れ。
最高気温は4月上旬から中旬並み。
【サワラ】 鰆 馬鮫魚 Scomberomorus niphonius(Cuvier,1832)
Japanese spanish mackerel
☆スズキ目サバ亜科サバ科サワラ属に属する海水魚の一種です。
<概要>
〇サワラ
サワラはサバ科サワラ属の魚で、比較的大型になります。
@近縁種
・ヒラマサ
・カマスザワラ
・ヨコジマザワラ
これら等がありまして、スーパー等ではこういった近縁種の切り身も、
サワラとして販売されていることがあります。
@名前の由来
細長く腹が狭い「狭腹」からといわれまして、
サゴシも同じように「狭腰」からとされています。
★出世魚
□関東
約50cmを境に小さいものを「サゴチ」、
大きいものを「サワラ」と呼んでいます。
■関西
「サゴシ」→「ヤナギ」→70cm以上をサワラと呼んでいます。
☆学名の属名部
ScomberomorusはScomberは、
サバ属にギリシア語で「よく似た」或いは「隣の」を意味する、
homorosからなり、種名部niphoniusは「日本の」という意味です。
サワラはサバ科で、赤身の青魚に分類されています。
@青魚の種類
★青魚
「青魚(あおざかな、あおうお)」は、背の青い赤身魚の総称であり、
学術的な分類の種類ではありません。
ただ、学術的な分類とも重なる部分があり、
青魚は3つの目(もく)と、
7つの科の魚の総称とも言い換えることが出来ます。
具体的には・・・
・ニシン目
・ダツ目
・スズキ目
これら3種類の目と・・・
・ニシン科 ・カタクチイワシ科
・サンマ科 ・アジ科
・サバ科 ・タチウオ科
・トビウオ科
これら7種類の科に分かれています。
又、分類等の小難しい話をおきますと、
庶民的な感覚で青魚を定義する場合「背が青くて、手頃な魚」になります。
□マグロ
マグロは青魚の種類の一つです。
といいますのも・・・
マグロはスズキ目サバ科マグロ属という分類になりまして、
上記紹介した3種類の目と7種類の科に属しているからです。
■カツオ
カツオも青魚の一つで、
学術的には、スズキ目サバ科カツオ属という分野になります。
□ブリ
青魚に分類されています。
降りは実が白いイメージもありますが、実は赤身魚です。
■白身魚と赤身魚を分けているものは、ミオグロビンの量
白身魚と赤身魚を分けているのは、見た目の色ではなく、
筋肉に含まれる色素の「ミオグロビン」の量が多いかどうかになります。
◇ミオグロビン myoglobin (略:Mb)
筋肉組織内で酸素を貯蔵する役割を持つ、酸素結合タンパク質の一種です。
特に哺乳類や鳥類の心筋や骨格筋で多く見られまして、
筋肉が酸素を必要とする際に酸素を供給することで、
エネルギーの効率的な産生を助けます。
▲特徴
『構造』
・ミオグロビンは1本鎖のタンパク質です。
・分子内にヘム基(ポリフィリン環に鉄イオンが結合した部分)を、
含みます。
・ヘム基内の鉄イオン(Fe²⁺)が酸素(O₂)と、
可逆的に結合することで、その機能を発揮します。
『主な存在部位』
・骨格筋(特に赤筋:持久力が必要な筋肉)
・心筋(心臓の筋肉)
『色素としての役割』
・ミオグロビンのヘム基は赤色に呈しまして、
筋肉の色(赤身)を決定づける要因の一つです。
△機能
1、酸素の貯蔵
・筋肉内で酸素を蓄える機能を持ちまして、
酸素が不足する環境下で供給源として働きます。
*環境下・・・例えば運動中
・特に長時間の運動や低酸素環境下での持久力の向上に重要です。
2、酸素の輸送
・ミオグロビンは筋細胞内で酸素を受け取りまして、
ミトコンドリアに供給します。
・ミトコンドリアでは酸素を利用して、
ATP(エネルギー)を生成する為、
ミオグロビンはエネルギー代謝をサポートします。
3、酸素結合能の特性
・ミオグロビンは酸素と非常に高い親和性を持つ為、
筋肉内で酸素を効率的に蓄えることが出来ます。
・その酸素結合曲線はヘモグロビンよりも急峻で、
低酸素状態での酸素供給が可能です。
▲健康
1、重要性
持久力が必要な活動では、
筋肉内のミオグロビンが酸素供給を補助しまして、
パフォーマンス向上に寄与します。
*持久力が必要な活動・・・例:長距離ランニング、登山
2、病的状態
横紋筋融解症(おうもんきゆうかいしょう)は、
ミオグロビンが血中に漏出し、腎臓に負担をかけることで、
急性腎障害を引き起こす可能性があります。
*急性腎障害・・・ミオグロビン尿症
ブリの身の一部にある真っ赤な部分には、
このミオグロビンが沢山含まれています。
その為、ブリも「背の青い赤身魚」ということになりまして、
青魚に分類されます。
学術的にもスズキ目アジ科ブリ属ということで、青魚となります。
@生態
☆分布
北海道南部辺りから本州、四国、九州から朝鮮半島沿岸、
東シナ海に及ぶ東アジアに分布します。
★捕食・生息
水温が上がる春から秋頃にかけて、
表層を回遊しながら、小魚等を捕食します。
そして、水温が下がると深場に移動して生息します。
☆産卵期
春から初夏にかけてで、寿命は6~8年とされます。
孵化後・・・
・1年:40~50cm
・2年:60~70cm
・3年:約80 cm
問題 サワラの特徴についてです。
次の文章の中の〇に入る色を教えてください。
サワラは体長が1m以上にもなる魚で、
「狭腹」と書かれるように胴体が側扁し、縦に細長い形をしています。
各鰭は〇色ですが、腹鰭は真っ白で体の割に小さいです。
背鰭、臀(しり)鰭と尾鰭の間には、
背、腹ともにサバ科特有の小離鰭が並んでいます。
1、黒
2、青
3、灰
ヒント・・・〇〇色の魚
@サラサハタ Chromileptes altivelis(Vakenciennes,1828)
Blacktip Grouper
★スズキ目ハタ科に属する魚です。
ハタ類としては体高がありまして、背鰭棘数は10で、
マハタ属よりも少ないです。
体色は淡色から〇色で、体側には黒色斑が散在しています。
体側の他、各鰭にも黒色斑があり、体長は40cm以上です。
お分かりの方は数字もしくは〇に入る色をよろしくお願いします。
かげねこちゃん、お忙しいなか、コメントとお答えをありがとうございます。
そうですね、今回は難しくしてしまいました。
私の出題が良くなかったですね。
おおお~、グレーがかったまでありましたか。
ほぼ正解ですね、素晴らしいです。
今回は難しいです。調べたのですが、グレーがかった青ってかいてある・・・。
2、青
かなぁ・・・???