雪が降る日に車の運転をしてはいけない。
- カテゴリ:日記
- 2025/02/27 22:08:12
この地で生活するようになって、
はじめて雪が降る日に車を運転する経験をしました。
そして、雪の日は車を運転してはいけないことも痛感しました。
スタッドレスタイヤを履いていても、
雪の日は、スリップしやすい。
雪によって、視界も悪くなる。
そういったことは、
分かっていたつもりだったのですが、
それ以外にも、雪の日及びその数日後は、
極力車を運転しない方がいいということを学びました。
それは、雪の日に車を運転すると、
車が泥だらけになってしまうのですよ。
空気が乾燥しているところなので、
この辺りの雪は、
ふわふわと宙を舞う大きな雪の結晶になることはなく、
あられのような固く引き締まった雪になります。
車のフロントガラスに、
パラパラと音を立ててぶつかってくるような雪なのです。
ですから、雪が降っても、
一つ一つの雪の体積が小さいですから、
せいぜい 10㎝程度しか積もりません。
道路も、雪道というより、
すぐに雪が溶けたシャーベット状の道になってしまいます。
ですが、この雪が溶けて、
シャーベット状になった道というのが厄介です。
雪と泥が混ざりあったドロドロの道ですから、
ここを車で走ると、
ああ~、車が泥だらけに~。
前日、洗車したばかりだったので、ショックでした。
暖かい季節は、自分で洗車していたのですが、
冬になると水が冷たいだけでなく、
そもそも散水用のホースを外に出しっぱなしにしておくと
ホースの中の水が凍ってしまって、水が出ない。
ですから、玄関内に散水用ホースを取り込んで凍結を防ぎ、
比較的暖かい日を選んで、車を洗車したのですが、
その翌日、雪が降り、
その日に車で首都圏に向かったため、
首都圏の駐車場で自分の車を見た時は、すでに泥だらけに。
ああ~、洗車の苦労が徒労に終わってしまいました。
仕方がないので、首都圏のガソリンスタンドで、
オートマチックの洗車サービスを利用してみたのですが…、
しまった!
まだドロドロ道であるだろう山麓の家に帰るというのに、
ここで洗車してしまった。
つまり、山麓の家周辺では、
冬の間、洗車をしないでいた方が正解なのですよ。
実際、スーパーの駐車場で他の車を見ると、
泥だらけの車が目につきます。
中には、車の下につららを下げたままの車も見かけます。
気温が低いため、エンジンの熱で雪が溶けても、
その水が車の下でつららになってしまうのです。
問題は車だけに限りません。
この地域は、2月4日に10㎝程度の積雪があったのですが、
気温が低いため、その雪がなかなか溶けず、
少し溶けても、その水が雪の中に染み込んでいき、
夜の間に再凍結しますから、
つるつるのアイスバーン状になっていきます。
私の家の敷地は緩傾斜地で、
家の前の道から駐車スペースまで、
10mぐらいの緩やかなスロープを
登っていかなければならないのですが、
私の車に踏み潰されて、
雪がアイスバーン状になっている上に、
日々の融雪と再凍結によって、
この10mの間が見事につるつるになっていました。
ですから、暖かい日に、
鉄のスコップでアイスバーン状の雪を砕いて、
融雪を促してはみたのですが、
それでも雪はなかなか溶けず、
そのために家から外に出て、散歩に出ることすら、
ためらわれるような状態でした。
滑り止めのチェーンスパイクを装着した上で、
散歩に出掛ける必要があったからです。
2月27日は、かなり気温が上がったので、
敷地内のアイスバーンも一気に溶けて、
本来の砂利道が顔を出してきたのですが、
でも、寒冷地で生活する人にとって、
冬は雪との戦いということが、よくわかった気がします。
明日で2月はおしまい。
陽もかなり長くなってきて、
私も午後の散歩に出掛けることが多くなってきましたが、
それでも冬の運動不足は否めないなあ~。
意識して、身体を動かす術を考える必要がありそうです。
でも、まあ、それも織り込み済みで移住したので、
何事も経験の積み重ねですよ。
しかし、そちらはもう筍が顔をだすのですか。
確かに4月には、
首都圏でも熊本産の筍が出回っていた気がしますが…。
こちらは、ふきのとうや山菜の芽吹きに期待してます。
こちらはそろそろタケノコが立ち始めますよ^^