新しい税務署に行ってきたけど…。
- カテゴリ:日記
- 2025/02/26 21:11:13
ご無沙汰してました。
書くことはいろいろあったのですが、
いろいろなことがありすぎて、
ついつい書くのが面倒になり、
ですから、少しずつ書いていくことで、
消化していきたいと思います。
2月17日、確定申告の書類を提出しに、
新しい税務署に行ってきました。
でも、どこの税務署もそうですが、
税務署の駐車場は狭く、
車で行っても止めるのに難儀します。
今までは都会の税務署だったので、電車で10分、
歩いても1時間ぐらいのところに税務署があったのです。
ですので、税務署まで歩いて行って、
青色申告と確定申告を提出し、受領印のハンコを押してもらっていたのです。
そしてその後、税務署の近くにある蕎麦屋の名店で、
確定申告を提出したご褒美として、
後々還付金も振り込まれるでしょうから、
ここは一つ美味しい蕎麦を食べるのが楽しみでした。 ☆\(ーーメ)
ところが、今年から税務署は、
提出書類に受領印を押さないことになりました。
この時期、税務署に多くの人が押し寄せるのを防ぐためでしょうし、
e-Taxの利用を促すためでしょう。
ですが、私としては、住所変更したことですし、
一度は新しい税務署に行って、書類を提出してみようと思ったわけです。
e-Taxのためにカードリーダーとやらを買うのも、なんか気に入りません。
とはいえ、私の家から最寄り駅まで、
バスは、冬場一日3便しかありませんし、
利用者のリクエストに応じて走ってくれるオンデマンドバスも、
税務署は隣の市にあるので、税務署までは走ってくれません。
オンデマンドバスは、最寄り駅までは走ってくれるのですが、
そこから税務署へのバスは、2時間に一本程度。
これでは、税務署に行って帰ってくるのに、
一日がかりになってしまいます。
てなわけで、自家用車で税務署に向かったのですが、
税務署の駐車場は狭く、確定申告の時期ともなると、
なかなか駐めることができません。
提出書類はすでに作成しておいたので、
後は窓口に提出するだけだったのですが、
受領印を押さなくなったため、
もはや提出窓口といったものすら存在せず、
クリアファイルに提出書類を入れて、ポストに投げ込むだけ。
これならば、郵送の提出で十分です。
私がなぜ対面での提出に拘っていたかと言えば、
窓口の担当者に「提出書類は、これで大丈夫ですよね」と
確認することができるからで、
もはやポストに投げ込むだけなら、
わざわざ税務署に出向く必然性もないわけです。
これから先、
提出書類に不備がないか確認したい場合は、
税理士に依頼しろということなんですかね。
ですが、平均的な年収の人間が、
報酬まで出して税理士に依頼するでしょうか。
インボイス制度と言い、
マイナンバーカードと言い、
そもそもは、税負担の透明性を高めるために
導入された制度ではないかと思うのですが、
安寿の眼から見れば、
税制度の視界不良がますます広がっているような気がします。
そうなのですよ。
税務署に行っても、受領印を押してくれる窓口はなく、
クリアファイルに提出書類を入れて、提出ポストに投げ込むだけ。
いや~、味気ないたら、ありゃしない。
確定申告の控えは、例えば銀行からの住宅ローンを受ける際、
収入を証明する書類として提出することを求められたりするので、
受領印がない控えの場合、どうなるのでしょう。
提出したと、銀行は判断するのですかね?
書類の不備があった場合は、
税務署からお呼び出しがかかるのでしょうけど、
税務署も1万円にも満たない申告漏れの場合、
それを一つ一つ精査しても、かえってコスパ・タイパが悪いので、
放置しているような気がするのですが。
年金を受給すると、「特別徴収」というものがあるのですね。
でも、年金給付額は、無税にしたらいいのではないですか。
年金給付は、老後のために今まで年金保険料を支払ってきた当然の権利と言えますし、
誰がどれだけ給付を受けているかは、年金事務所の方で把握できるのですから。
そういう、わけの判らない徴収があるから、
政府ないし政治家の信用も地に堕ちているのだと思いますが、
なぜ、そのことに気がつかないのでしょう。
有権者に媚びるような減税策より、
まずは税制度の公平性・透明性を高めるべきではないか
と考えるのは、私ぐらいなのでしょうか。
書類の不備があったらどうなるのでしょう。
納税の基本は申告制なのに、年末調整を企業にやらせて個人はその内容も知らないことが多いのも、年金から「特別徴収」という名で「普通」に「徴収」しているのも不思議な事です。