Nicotto Town


彩の松ちゃん


サラリーマン農家いわゆる兼業農家の実態

ネット記事にサラリーマン農家と言う言葉があったが、そう言えば我が家もサラリーマン農家と言うことだったのかな。大昔は、米作りと養蚕の両方をやっていたが、養蚕が廃れて栗栽培に移行した。結局、米作りと栗栽培の両方をやっていた時に、父親がギブアップして、自分が事業主になった。ただ現役の会社員なので、米作りは毎朝田回りをしなければならないため、米作りは止めてしまって、栗栽培は昨年まで続けていたが、膝関節症のため重いものが運べないので、すべての農業経営を廃業にした。ただ記事で気になったのは、米作りの大赤字をサラリーマンの給料で補填していたと言うところである。そう言えば自分もいつの間にか、農業と給料の両方の確定申告を作っていた。そして固定資産税も父親の代わりに給料から払っていたので、記事に掲載のサラリーマン農家と変わらない気がした。とにかく言えることは、農家の収入では税金も払えないと言うことだ。現在、農家をやっている人に団塊の世代の人もいるが、年齢が70代後半に入ってきたけど、子どもが後を継いでいる人はほとんどいないだろう。農家は儲けが無いのに、子どもに後を継げとはどこの親も言えるわけがない。そこで問題は、80代まで米作りを出来る人はいないから、団塊の世代が一斉に米作りを止めると、どれだけ収穫量が減少するのだろうか。政府には、農業者データがあるので、近い未来の米収穫量がどうなるか、予想することは簡単なはずだ。昨年からコメ需要がますます増えているが、収穫量は農業者の高齢化と廃業で需要に追い付かなくなる事態が、近いうちにやって来るだろう。コメ不足になっても生産者が悪いとは言えないだろう。



さて今年もコメの収穫に影響がある気象だが、今週は大寒波が去っても北海道上空に寒気が入るが、地上の気温には全く関係なさそうだ。現在、上空5000mではフィリピンの東に太平洋高気圧の中心があり、日本列島の南の太平洋を高気圧帯にしている。そこに大寒波の後に勢力を拡大してきたチベット高気圧が上乗せされる見込みである。完全に昨年の夏と同様の酷暑の真夏になることは予想できそうだ。考えてもみてください、まだ2月なのだ、関東ではいつもなら雪が積もっている時期だ、すでに異常気象を異常気象と言わなくなる時代になる。

今日は、昼過ぎに百円ショップへ行くので、車に乗ったら暑くてエアコン(冷房)を入れてしまった。今年の夏はどうなるんだろう、冷や汗まで出てきそうである。

さて暖かくなってくると畑の仕事が忙しくなるが、今日は半袖で枯草除去を行っている。畑仕事は腹が減るが、我が家は鶏の餌(くず米ではなく古米)を横取りしてご飯にするつもりなので、特に値段にはう頓着になっているけど、コメの値段は下がるのだろうか。これからの子ども世代には、サラリーマン農家をやれる現状ではないので、農家だけで食っていける世帯は、ほんの一握りとなるであろうから、日本のコメは高級食材となるかもしれませんね。企業倒産の発表は、よく目にするが、廃業農家の発表って聞いたことないですよね、我が地元の田んぼの農家は全滅してますけどね。コメの値段が下がる要素はあるのだろうか。

突然ではあるが、万博の巨大リングの木材がフィンランド産だったと言う暴露があるが、初めから日本産と誰も思っていない。そもそも日本にそんな職人が多数いるわけではないので、開催に間に合うはずがない。それより解体後の処分は、どうするのだろうか。薪ストーブの薪にすれば、何年も使えそうだけど、薪置き場が無いだろう。フィンランド産だと、木目も違うから和式建築に再生は厳しいのではないかと推測するが、最後で薪になっては困るだろう。

ところで万博の入場券が、4月と5月は割引になると言うことだが、相変わらず観たいものが分からないので、今から機運醸成と言われても、ヨシ観に行こうと言うところまで熱くなれる対策が見つかるだろうか。





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