重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/02/25 19:47:01
【チューリップ賞】22,24年みたいに前傾ラップになることもあるけどトライアルということで基本的には前後半差1秒ちょっとのややスローで中盤2Fも24秒台と中緩みがあっての決め手比べになることが多いレース。開催序盤の綺麗な馬場で行われるから阪神JFや桜花賞(京都改修中は例外的に内有利な傾向が強かったけど)と比べると前や内で立ち回る利が大きい印象。特にスケジュールが変わった今年は以前のAコース2週目(21~23年はAコース4週目)から前倒しして開幕週のAコース1週目。しかも今年は阪神開催自体が去年4月以来。傾向がより顕著になる可能性はありそう。あとはローテ。以前は阪神JFで馬券に絡むような強い馬がここを使って桜花賞に向かってたけど最近は賞金を持ってる馬は直行するのが主流。その分レベルが下がったのかここ3年は前走で新馬戦や未勝利戦勝ち馬が馬券圏内に来てる。血統では主流血統にスピードの血を併せ持つ馬が目立つ。
ビップデイジーは阪神JF連対馬としては珍しくここに出て来たなと。能力的には勿論上位やしこの相手で惨敗するとは言わんけどキャサリーンパー牝系やからね。やっぱりスタミナやしぶとさが問われるような馬場や展開向きやとは思う。紫菊賞ではスローの上がり勝負でも勝ってるけど開幕週で決め手が問われるような流れになったらキレ負けする可能性はありそう。マイエレメントは前走アルテミスSはスローで内や前を取った馬が恵まれる中で派手に出遅れて外を回す競馬。上がり32秒8を使って届かんねんからどうしようもなかった。決め手の面ではここでは最上位やし変にハイペースを追走したり極端なトラックバイアスになったりせんかったら普通に好走しそう。ナムラクララはここまで千四ばっかり使われてきたからマイルでどうか。スローで流れたりんどう賞は完全にキレ負けしてたし現状速い流れで良さが出てる感じなんよね。半姉ナムラクレアはゆったりした流れの千二~千四ベストって感じやけどちょっとタイプは違うんかな。高速馬場で締まった流れならワンチャンあるかもしれんけど緩急がつきやすいトライアル戦やしね。ウォーターガーベラは前走きさらぎ賞はハイペースを追いかけすぎて自滅。レイデオロ産駒やしあんまり急かすと良くない感じやね。とはいえ上がりが速くなりすぎても決め手の面で厳しいやろうから展開利は欲しいところ。穴っぽいところではまずルージュソリテール。新馬戦は元々タフ馬場やった上に雨の影響を受けて時計的な価値は判断しにくいけど、祖母エリモピクシーの産駒たちは高速府中のマイル重賞での実績豊富。良馬場でパフォーマンスを上げて来る可能性はありそう。