お気楽課長と雪の日と
- カテゴリ:日記
- 2025/02/24 08:15:00
郵政民営化、小泉元首相が唱えた改革は、その勢いほど日本を良くはしませんでした。
多くの非正規雇用を生み出し、派遣やら中抜きやらと、むしろ低収入の国民を量産しただけだったような。
郵便事業は到底黒字が望めない縛りの中で民間会社化し、値上げしては顧客が離れる悪循環です。
他国でも民営化した郵便事業は、国営に戻しています。
が、今の日本では消費税の議論を見ても分かるように、失敗を頑なに認めない政治で硬直化しています。
が、一つ民営化で良かった点を挙げるならば、サボリ社員が減ったことでしょうか。
以前はとにかく何も仕事をしない背広組と言いましょうか、朝礼が終わったらずっと座ってるだけの管理職が居ました。
ハンコ1つ押すだけでも嫌がり、「誰か他に暇な奴が居るだろう?」って文句まで言ってました。
こうした仕事をしない社員は、公務員時代の生き残りです。
今は配達員は多くがバイトで始まり、配達が速くないと正社員にはなれません。
そうして苦労して社員になり課長になりと、そんなレールに乗ってます。
だから配達を手伝わなくても、配達員の苦労は理解しています。
でもまだ居るんですよね。公務員時代からのお気楽課長が。
土曜日はこのお気楽課長が出勤して段取り。
お陰で普段バイクに回さない「代引き小包」までが、四輪から回って来ました。
細かい文字までよく見ずに、小包の大きさだけで回して来ます。
「あれ?これ代引きですよ。これもバイクでやるんですか?」
「もう今は代引きとか関係無いから。やって下さい」 ← お気楽だわ。
他の課長だと、
「代引き混ざってました?申し訳ありません。四輪に返しますね」
ってなるんだけど、お気楽課長は何でも面倒臭がるから。
例えばバイクの修理。
タイヤ交換とか、故障以外にもバイク屋に依頼することは多いです。
電話は課長がするのですが、
「皆して土曜になると出すから大変だよ。普段からこまめに出せよ」と。
でもバイクが足りないから、皆なるべく平日は我慢して、バイクが余る土曜に出しているんです。台数はあってもボロバイクが多いから、なるべく平日は台数確保したいのですよ。
それが自分が電話するのが面倒だからって、「平日に出せ」とか言っちゃう。
そして土曜の昼、こちらでは珍しく雪が降りました。
それも横殴りの雪で、たとえ室内に居ても窓の外が雪なのは見えるはず。
でも雷が鳴っても全く知らん顔だったお気楽課長。
夜もまた雪が降る予報なのに、晴れの日と同じく小包をジャンジャン四輪から回して来ました。
夜もまた雪が降る予報なのに、晴れの日と同じく小包をジャンジャン四輪から回して来ました。
あのねえ。こういう天候が悪い時は少しは配慮(四輪にやらせる)があっても良いのになあ。
実際は降らなかったのでまあヨシですが、1時間残業して帰局すると、小包配達の四輪配達員が先に帰局してペチャクチャとお喋りしてました。
仕事量の調整も出来ずに、ただ大きさが小さいからと小包をバイクに回し、あろうことか手伝いのこっちより本職が先に終わってるって何だよ。
民営化して、早くこう言う仕事出来ない課長とか絶滅して欲しいわ。
┐(´д`)┌ヤレヤレ の土曜日でした。
掛け声は「郵政民営化」でしたが、様々な業種で規制緩和が叫ばれ、「民間で出来る物は民間で」「小さな政府」と言いながら、やることはやらずに富だけは欲しがる政府になりましたよね。
昭和の総中流社会の何が悪かったのか。ほとんどの人が正社員で、忙しくても頑張った分だけ収入が得られる社会。普通に1日8時間✕週5働けば生活が出来たあの頃。
今は限られた大企業(献金するような大企業)が、政治家やマスコミと一体化して非正規雇用や中小企業では単身生活がやっとです。
補助金なしでは子育ても出来ない社会。この補助金頼みの社会をもっと進めようとしているのが立憲です。
消費税25%、所得税は70~80%などと主張する幹事長ではどうにもなりません。
財務省前のデモもマスコミは報道しませんし、自分達の利益だけで動く社会になって来てますよね。
早く次の選挙で民意を主張したいです。
所得の差が 拡大しているように感じられます
あの頃から
勝ち組負け組 などという言葉ができ
なるほど そうかもしれません
何もしないであぐらをかいている人と
必死で走り回ってがんばっている人
一日の動きに逆らうように
お金は何もしない人にばかり
集まる仕組みになっている気がします