松本の旅
- カテゴリ:日記
- 2025/02/19 19:59:14
16日の日曜日に12人で松本に行った。
松本市美術館、松本城、開智学校を見て、
塩尻のワイナリーに寄って帰ってきた。
松本城は国宝5城の1つ。大天守の築造年代は確かではないが、
松本市は文禄3年(1594)に竣工したという公式見解で、
平成5年(1993)に「国宝松本城400年まつり」を開催している。
現存する天守の築造に手を付けたのは石川数正。
家康が今川の人質だった頃にも一緒にいた古い重臣で、
家康が浜松に本拠を移した後、岡崎城代を任されていたのに、
突然、岡崎を出て秀吉のもとに「謎の出奔」をした人だ。
「どうする家康」で松重豊が演じて、出奔のことが詳しく描かれていた。
(出奔した理由は今でも謎で、ドラマは1つの想像に過ぎないけど…)
松本城は外国人観光客が多いと聞いていたけれど、実際そうだった。
日曜日でも思ったほど混んでなくて、待ち時間なく最上階まで行けた。
ここに上ったのは何十年ぶりか。ここからは槍ヶ岳の先端が少し見える。
開智学校は令和元年に国宝に指定されたところで、
その後に耐震改修工事があって、昨年の秋に公開を再開した。
明治9年に完成した擬洋風の学校建築だそうで、
知ってはいるけれど、実際に中に入ったのは初めて。
正面玄関の上に竜と雲のレリーフがあって、
その上方の「校学智開」の文字の左右に天使がいる。
なんとも、けったいなデザイン…
松本城の最後の城主の戸田氏はいちはやく版籍奉還して、
廃仏毀釈も率先して行い、自分の菩提寺の全久院を廃寺してしまった。
開智学校の建物には、周辺の寺院を壊して出た部材がたくさん使われた。
竜と雲も、壊された寺から転用されたものなのか…
昼食は花月ホテルで洋食のコース。
フロアのサービススタッフがネパール人ばかり。
松本市とカトマンズが姉妹都市になっている関係らしい。
近場だとかえってちゃんと見ていない場所が多くて、
いろいろな発見があって予想外に面白い旅だった。
バスに乗ってから降りるまで飲みっぱなしの人たちがいたり、
思い思いにのんびりできて、いい1日でした。
松本城、ぜひお越しください。
開智学校は中に売店があって、
若い先生っぽい人たちが修身の教科書を買っていました。
二度目の開智学校はイベント中で、昔の教科書などを売っていました。
同行した義母が子供の頃に使っていた教科書もありました。
義母は買おうか迷っていましたけど
もう終活中なので買わずに帰りました。(^_^;
開智学校、ふむふむ、明治の建物も好きなので行った際にはぜひ見て回りたいと思います。
竜と雲のレリーフ+天使……
大阪の中之島公会堂の特別室にある天井画なんてもっとけったいですよ。
日本神話の天地開闢のシーンが西洋風に描かれています。
西洋風の建物だから、日本画は合わないかも知れないけど……なんか変~(笑!
いろいろな発見 羨ましいです ( ´艸`)
私も出かけてみようかと思います (o^-')b