『小説』 真夏の罪
- カテゴリ:日記
- 2025/02/18 18:43:17
幽壱がひろ子を殺したとき、裏の杉の木でセミがうるさく泣いていた。
俺が死んだら・抜け殻は何処に葬り去る・・・・
オーロラが赤みを帯びた青から薄緑に変わった。
うっすらと笑みを浮かべ煙草に火をつけた。漂う煙が目に染みた。
『夢香、これからどうする』
こういうコメントを頂きましたので、続きを書いてみました。(ू•ᴗ•ू❁)
コメント返しで書いてるんだけど、他の人は気が付かないと思って、読んでもらいたくって、日記に書きます。
ラスト、変更してます。
ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ
幽壱がひろ子を殺したとき、裏の杉の木でセミがうるさく泣いていた。
俺が死んだら・抜け殻は何処に葬り去る・・・・
オーロラが赤みを帯びた青から薄緑に変わった。
うっすらと笑みを浮かべ煙草に火をつけた。漂う煙が目に染みた。
俺が死んだら・抜け殻は何処に葬り去る・・・・
オーロラが赤みを帯びた青から薄緑に変わった。
うっすらと笑みを浮かべ煙草に火をつけた。漂う煙が目に染みた。
- 涙?俺らしくないな・・・
ひろ子見えるか。おまえが見たがっていたオーロラだぞ。
幽壱は、なぜ、ひろ子を殺したんだ。
たった一度の浮気が許せなかったのか?
まあ、その浮気相手は、俺だけどな。
本当なら俺の事も殺したかったんだろうな・・・
所詮、男と女さ。一緒にいたらなるようになるさ。
俺はひろ子との火遊びを思い出していた。
「ひろ子、俺のこと、誘惑してるのか?こんな昼間から。」
「ふふふ、どうかしら?」
小悪魔のように笑うひろ子。
確信犯だっただろう。俺に触れてくるその手・・・
白くて柔らかな手・・・
触れる唇・・・
俺はひろ子にだまされて、落ちていった・・・
いや、俺がそれを望んだのか。
- 事が終わってから俺の腕にまとわりつきながら、ひろ子が言った。
「ねえ、私、オーロラが見たいわ。」
「一緒に見に行くか?」
俺は煙草を吸いながら、そういった。
小さな約束。
絡むシーツが鬱陶しかったのを覚えている。
そして、裏の杉の木でセミがやたらうるさく鳴いていた。
バーン!
幽壱が入ってきたっけ・・・
幽壱が何かわめいていたけど、俺の知っちゃことじゃねえ。
幽壱は、テーブルにあったフルーツナイフでひろ子を刺した。
何度も何度も・・・
部屋中がひろ子の血で染まった。
きれいだったな・・・
ふっ、俺の感覚も狂ってるな。俺はまた、うすらと笑みをうかべた。
俺は日本に帰ってきた。
ひろ子の死んだ部屋は空き家のままだった。
あんなにうるさかったセミもいなくなってた。
グサッ!
俺は後ろから刺された。
幽壱だった。
「幽壱、おまえ捕まってなかったのか・・・・」
- 「俺を殺して満足か・・・・」
- 幽壱何も言わなかった。
- 俺は気が遠くなっていくのを感じた。
- ひろ子・・・・おまえのところへ逝くみたいだ・・・・
END
こんなん、はじめて書きました。
内緒なんだけど、ちょっとエッチな歌聴きながら描いたの。
こちらこそ、書いていて楽しかったです(ू•ᴗ•ू❁)