Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


ミツバチを保護しました! 東京へ出かけ、帰った

ミツバチを保護しました。

2025/02/07
キラキラ
保護した場所 大きさ レア度
自然広場 2.66cm N

年たけて また越ゆべきと思いきや 命なりけり 小夜の中山
(西行法師)

もう行くことがないと思っていた
東京へ、先週の土日、書き物仕事で出かけてきた。
結局、関西に越してきて、二年ちょっとで、
また足を踏み入れたことになる。
(だから、年たけて、ないんだけれど)

行きの新幹線、車窓が、もう感激だった。
とくに静岡すぎたあたりから。
富士山をみたら、泣きそうになった。
なんで、こんなに霊峰なのか。
住んでいたあたりを流れていた多摩川あたりも。
東京駅で降りて、新宿駅へ。
山手線から見える車窓だけでなく、
電車のなか、CM,
アナウンス、いちいち懐かしい。
仕事やなんやらであう人々とも、もう二度と
会えないと思っていたので、うれしかった。
仕事がおわって、二次会など。
やっぱり、しみじみ、こちらの人間だったのだなと
思った。なつかしい。
引っ越す前も、コロナとかで、もう5,6年以上
会っていないひとが多かったが、
その時間すら、一瞬で埋まってしまう。

夜、ホテルへ。
はじめての場所。多少道に迷ったが
安心している自分に気づき
このことでも、こちらの人間だったのだなと思う。
もっとも、ホテルに泊まる時点で
もう、こちらの人間ではないのだが。

翌日、東京から帰るにあたって
国立西洋美術館、東京国立博物館へ。
こちらもコロナの頃は出かけていなかったので
久しぶり。

だんだん、自分が東京の人間ではないのだなと
気づき始める。ここに住んでいる人は
スーツケースで移動なんてしない。
蝙蝠みたいだなと思う。

関西人でもなく、東京からも離れてしまった。
うちのおっさんに、東京土産を買う。
どれがいいかな…。

けれども、わたしは、もともと蝙蝠的な
生き方を良しとしていたのではなかったか。
学校も、苦手だった。
社会でも、いまいち、距離を置いていた。
どこにも属せない。その狭間に、在り続けること。

帰りの新幹線に乗った。雨やくもりで、
いまいち、車窓からの風景がよく見えなかった。
富士山も見えない。

京都あたりで、囲む山々、なんとなく、それでも
ああ、帰ってきたんだなと思う自分に苦笑した。
神戸をすぎ、溜め池が見えた。ますます、家が
近づいてきた感じ。

来月も、おなじ仕事の関係で、東京へ行く。
まだ、あと一回。




月別アーカイブ

2025

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.