Nicotto Town



重賞展望


今週末の重賞は東京新聞杯ときさらぎ賞の2つ。

【東京新聞杯】一昔前はスローの上がり勝負になって中距離馬が勝ちやすいレースというイメージやったけど近年はテンの3F、上がり3Fはいずれも34秒台で中盤2Fも23秒前後のミドルペース。勝ち時計も1分32秒程度と高速決着でマイラーらしいスピードがないと厳しくなってる印象。差し決着になる年もあれば内有利な立ち回り決着になる年もあってその辺りは馬場次第かなと。血統ではダンチヒ、ストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系の血が目立つ。

ブレイディヴェーグは前走マイルCSは初のマイル戦で道中荒れた内を走らされたことを考えれば4着は上々やとは思うけど、しなやかさが売りのタイプで大箱中距離+綺麗な馬場がベスト条件という見解は個人的には変わってへん。直線外目に出した後も伸び方はジリジリで同期のマスクトディーヴァもそうやったようにマイルでは追走で決め手を削がれてピリッとした脚が使えへんと思うんよね。ボンドガールは今回1番扱いが難しい馬やなと。マイル戦は大きな不利があったNHKマイルC以来でその前のNZTは約半年ぶりのレース。その前は2歳のサウジアラビアRCやからね。当然この辺りのパフォーマンスでは全然足らんわけやけど今マイルでどれくらいやれるかは正直やってみなわからんとしか。ダイワメジャー産駒で母系はスピード色強めなアメリカ血統やからマイラーやとは思うけども。あとはどう乗るかも気になる。中距離では折り合いを気にしてそろっと出して後ろからの競馬をしてたけどマイルでも同じようにするのか折り合いを気にせんでええから前に行くのか。この距離で斬れを武器にするほどの脚はないと思うから前に行くならって感じかな。ウォーターリヒトはスタートが速くないから基本的には後方から、3走前にスローの上がり勝負でも勝ってるけどパフォーマンスが高いのはペースが流れた時。2走前の内容や時計からここでもやれても良いとは思うけど田辺騎手が上手く乗ってただけに乗り替わりは気になるところ。ジュンブロッサムは高速馬場に滅法強いタイプで前走マイルCSは荒れ馬場に加え終始荒れた内を走ったことが敗因。2走前の富士Sでは1キロの斤量差や状態面の差はあったとは思うけどソウルラッシュやセリフォスといったGⅠ級に勝ってるし時計も上々で能力や適性はここでは上位。懸念としては斤量59キロを背負わされるここを全力で勝ちに来るのかってことと冬場の好走歴が乏しいこと。母父クロフネってこの時期硬くなる馬もおるからね。まぁ、馬体や走り方なんかはクロフネが強く出てるようには見えへんけど。オフトレイルは前走阪神Cなんかは荒れた内から伸びて来たように力はつけて来てると思うけど2走前のスワンSも含めて差し追い込みが届きやすい馬場や展開になったのが味方した感もある。スローでレースの上がりが33秒台やったアーリントンCや毎日王冠では目立った脚を使えてへんように純粋な脚の速さを問われる府中に向いた馬かとなるとどうなんやろね。58キロも結構きつい。まあ、このレベルになると驚くような穴馬が勝ったりするイメージは湧かへんけど去年の勝ち馬サクラトゥジュールはとにかく前に馬を置けな掛かりまくる馬で内枠が必須。マテンロウスカイは去年のこのレース内を走った馬が上位を占める中で終始外目を走って5着は悪くない内容。母父スペシャルウィークでまともに揉まれてどうかってのはあるけど上手く先行して展開利があれば。ただ斤量59キロがなぁ。最後に現時点で除外対象やけどロジリオン。マイルでは最後甘くなるし千四ベストやとは思うけど内枠からせこく立ち回ればまた3着くらいはあっても。





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