日本刀巡り
- カテゴリ:日記
- 2025/02/02 20:18:43
先週末、某日某所で日本刀巡りをしてきました。
こちらでもお勧めいただいた、両国の刀剣博物館、静岡の佐野美術館、
そしてちょうど東京国立博物館で大覚寺展をやっていたので、それも。
どうだったかって言われると、自分の知識が無さ過ぎて、言葉が出ないというか、
観たこと聞いたことをまとめきれないのが実態です。
ただ、こんな綺麗な世界を長年見過ごしていたことに酷く後悔して、
今からでもこの綺麗な世界を追っていこうと心に決めたというところでしょうか。
3か所ともとても良い展示だったのは事実です。
ただ知識が無さ過ぎて追いつかなかった。
勿論、昔からの歴史好きのお陰で有名は刃物や歴史的は背景は分りますが、
それをはるかに超える物量戦。
特に一番良かったのは、東博の大覚寺展。
そこに展示されていた大覚寺の薄緑の日本刀と北野天満宮の日本刀でした。
兄弟刀ということでしたが、確かにぱっと見は良く似ているというか、
まず、刀の兄弟とか何?制作時期違うっぽいから、これ兄弟なんですか?
100年単位で違いますよ。
ですが、源氏に伝わった刀ということで、それがそろってお目見えなんて、
ちょっと歴史の血が騒ぐ。
加えて、すごく大きいのね。長いし、幅もあって、
何より1000年くらい前なの位ピカピカ。
ただただカッコよいの。
維持管理大変だったんだろうなと思うし、
こんな1000年も残るなんて刀鍛冶すごいと思ったり。
どういう鋼を製造したんだ、1000年前に
やばい、たたら場まで追いかけたい。
もうもうぶち抜かれました。
どういう製造したらどう管理したら、こんな輝く刃物ができるんだろ。
しかもこんなレベルの作品を並んで展示させるとか、東博の展示、ほんとプロ。
持ち主辿れば、城に神社に寺に伝承に。あぁあぁ、もう一回全部やり直しだ。
隣でハローキティとかやってて、東博の大半の客はそっちに行ってたけど、
サンリオの白い猫とか、今どうでもよいからw
猫は実物が一番かわいいんだよ!
その目線で常設展に行ったら、こちらのすげーってなっちゃって、
なんで、このレベルで令和ちゃんまで保管されてんのよとか、
それには維持もそうだけど、そもそも真っ当な製品じゃなきゃ残らないよなとか、
もう宿題だらけ。
鬼レベルの製品が残っているんだろうけど、もうゲロ吐きそう。
両国の刀剣博物館はまた毛色が違って、会員の持っている刀を展示していて、
説明は少ないけどこれまた立派。
隣で大相撲やってて、私、力士が歩いてるの初めて見た。
力士も電車乗るのか、ホームにもいた。
佐野美術館
大混雑していたけど、どうする家康でもおなじみの蜻蛉切、初めて見た。
そして疑問が。すごいピカピカなの。傷が無いの。
これ、戦場に持っていってないよね?
笹かまぼこみたいななっがい穂先なんだけど、裏側に細かい彫り物があって、
戦の武器というより美術品に見える。
これ、本当に使ったのかなってレベル。
実際のことは分らないけど、戦国時代からこのレベルでいたことに最早絶望。
そして、三嶋大社では鎌倉殿の13人でおなじみのメンバーの書状があるし、
久しぶりに過充電でぶっ倒れる。
鎌倉殿の13人の聖地巡りした~~~~~~い。
いや、もう今年は鎌倉も行こう。
あと、どこの展示かは言わないけど、
やはり刀によっては切っ先に膨らみというかひび割れがあったり、
刃先が欠けていたり。
まぁ、普通はそうよね。いやそれでも十分な保管状況。
兎に角、とことんまでに勉強不足というか、調べること、勉強すること、
宿題山盛りでした。
ただでさえ時間が無いのに、鬼トレしないと。
良いね!知らないことを知る、勉強するって楽しいわ。
しかも刀追いかけても私の大好きな妖怪とか伝承の話もついてくる。
久しぶりに歴史巡り、楽しくなってきた!
次は光る君への聖地巡りをかねて石山寺~関の刀鍛冶伝承館~熱田神宮を3月に計画中。
石山寺は9年前の滋賀めぐりで行きそびれた場所、
そこから本来はいつもの関ヶ原ですが、時間が無ければスキップして南宮神社。
南宮神社も以前行きましたが、記憶が夏の夕立になっているので上書き。
伝承館でまたもや勉強、そのまま名古屋城に熱田神宮で歴史と伝承、神話を充填。
どこも歴史、伝承、刀の必ずぶつかるので、良い刺激となりそうです。
また1か月頑張るかぁ。
書こうと思ったら、すでに計画中ですかー流石♪
もし、お時間があれば徳川美術館もいいですよぉ。
おススメしておきますヽ(^o^)丿
なるほど、なかなかの弾丸トラベルでしたね。
知らないことを知る、楽しいっすよね。
あっしは日々そんな感じ。
専門が違うと、自分の知識なんざ、からっきし役に立たず。
でも視点を変えると、似たようなところも垣間見えて
これはこれで良きです。
3月の聖地巡礼に合わせて、今月も乗り切りやしょう