20分前
- カテゴリ:その他
- 2025/01/29 10:05:05
インスタでたまたま見た投稿。
タイトルは「20分前」。
たぶん、アメリカ人のクリエーターが作った動画かな。
あなたは、こんな場面に出くわしたら、どう思う?
1、若い母親が駄々をこねる幼い息子とカフェにいる。その母親は、その息子に、「お菓子買ってあげるからね。」と言って、駄々をこねる息子をなだめようとしている。
その光景を見ていたおばあさんは、「最近の母親は、ちょっと子供が駄々をこねたら、すぐにおやつを与えればいいと思ってる。親が親としてちゃんとしてないのよ、まったく!」と口に出して、その母親に聞こえるように言う。
あなたがそのおばあさんのように、その光景を見たら?
2、グロッサリーストア(食品店)の前の駐車場に、高級なオープンカーで乗り付けた若い女性、たまたまそこに出くわしたおばさん。
おばさんは、その女性に、「いい車ね。」と言って、女性は、「ええ、ほんと、いい車ですわ。」と返す。
グロッサリーストアの店内で、たまたまレジに行くタイミングが二人とも同じで、その高級車に乗っていた若い女性は、低所得者用のクーポン券(アメリカでは低所得者のためのこうゆう制度があって、シングルで子供がいる親や低所得の人にとって助かる制度なの)を使って、安く食品を買ってる。
それを見たおばさんは、「食べ物は、低所得者クーポン使って、高級車乗るなんて、いいご身分ね。」と皮肉を言う。
(アメリカでは、所得を隠したりして、低所得だと嘘の証明をすれば、本当はお金稼いでるのに、低所得者の制度を悪用する人もいて問題になってる。)
あなたがこのおばさんのように、高級車に乗ってるのに、低所得者用のクーポン使ってる人を見たら?
3、2車線の大通りで、一台の乗用車が、車線を無視するように、右車線とも左車線にもはっきりと寄って走らずに、その間をフラフラと行き来しながら走っている。
後続の車を運転してるおじさんは、抜かそうにも抜けずに、イライラしながら、車内で文句を言う。「全く、何やってんだ!?車の運転の勉強し直せよな!」
そして、ようやくその車が左車線に寄ったので、右車線からおじさんは追い越す。
追い越す時に、そのフラフラしてた車の運転手を見ると、若い男性。
おじさんは、窓を開けて男性に向かって、「おい、酔っ払ってんのか!?車の勉強し直せ!バカ野郎!!」と怒鳴る。
あなたがもし、この後続の車だったら?
正直に言うと、場合や雰囲気にもよるけど、おれは、1、2のおばあさん、おばさんとは、同じように思わないかも知れないけど、でも、彼女たちの気持ちもよくわかるし、一理あると思う。
グロッサリーストアの店内で、たまたまレジに行くタイミングが二人とも同じで、その高級車に乗っていた若い女性は、低所得者用のクーポン券(アメリカでは低所得者のためのこうゆう制度があって、シングルで子供がいる親や低所得の人にとって助かる制度なの)を使って、安く食品を買ってる。
それを見たおばさんは、「食べ物は、低所得者クーポン使って、高級車乗るなんて、いいご身分ね。」と皮肉を言う。
(アメリカでは、所得を隠したりして、低所得だと嘘の証明をすれば、本当はお金稼いでるのに、低所得者の制度を悪用する人もいて問題になってる。)
あなたがこのおばさんのように、高級車に乗ってるのに、低所得者用のクーポン使ってる人を見たら?
3、2車線の大通りで、一台の乗用車が、車線を無視するように、右車線とも左車線にもはっきりと寄って走らずに、その間をフラフラと行き来しながら走っている。
後続の車を運転してるおじさんは、抜かそうにも抜けずに、イライラしながら、車内で文句を言う。「全く、何やってんだ!?車の運転の勉強し直せよな!」
そして、ようやくその車が左車線に寄ったので、右車線からおじさんは追い越す。
追い越す時に、そのフラフラしてた車の運転手を見ると、若い男性。
おじさんは、窓を開けて男性に向かって、「おい、酔っ払ってんのか!?車の勉強し直せ!バカ野郎!!」と怒鳴る。
あなたがもし、この後続の車だったら?
正直に言うと、場合や雰囲気にもよるけど、おれは、1、2のおばあさん、おばさんとは、同じように思わないかも知れないけど、でも、彼女たちの気持ちもよくわかるし、一理あると思う。
3、は、おれもこの後続車のおじさんと同様、「マジで何やってんだよ!?あぶねえなあ!」ってイライラすると思う。
みなさんはどうかわからないけど、同じように思う人も中にはいるのではないだろうか?
そして、その動画には、それぞれ、続きがある。
1、子供が駄々をこねて、それを見たおばあさんがキツいこと言ったシーンの後、"20 minutes earlier"(20分前)と字幕が流れて、20分前のそのお母さんと子供がいた場面にシーンが移る。
20分前、彼女たちは説明を受けていた。
その若い女性は本当の母親ではなくて、その子供を養子として受け入れようとしていた。義母になろうとしてたの。
そして、その女性で三人目の義母。
その子供は、心に問題がある。
それは、以前の義母や義父から虐待を受けていたから。
それを若い女性はわかった上で、彼を養子に迎えて、その20分後がそのカフェの場面だったの。
2、グロッサリーストアに高級車で乗り付けたのに低所得者用のクーポンを使って買い物をしていた若い女性と、それを見たおばさんが皮肉を言った、その"20 minutes earlier"。
その若い女性は、片親で、生活に苦労していて、まだ幼い男の子がいて、その子を近所の人に預かってもらって、車も貸してもらっていた。
(ちなみにアメリカでは特に田舎の方では、買い物行くのにも車がないとしんどいのね。
土地がデカいから、ニューヨークとかの都会以外では車は必需品なの。)
その若いシングルの母親は、「いつも、すいません、ありがとうございます。」って言って、でも、その近所の人は、「全然大丈夫よ、いつでも手伝うわ。あなた、色々あったんだから。」って、言ってくれていつも助けてくれる優しい人。
そして、その20分後に借りた車で食べ物をお買い物に行ってたの。
3、フラフラする車をおじさんの車が通り過ぎる時、おじさんがドライバーの若い男性に怒鳴った、その"20 minutes earlier"。
若い男性は病室にいて、お医者さんと話している。
お医者さんはその男性のまだ若い奥さんが亡くなったことを告げる。
若い男性は、深く息を吐いて、亡くなった奥さんの手を握り、「おれは、子供たちになんて言えばいいんだ。。」とつぶやく。。
その20分後、彼は車をフラフラと走らせていたの。
そして、全てのシーンが終わった後、
"You don't know what someone else is dealing with."
みなさんはどうかわからないけど、同じように思う人も中にはいるのではないだろうか?
そして、その動画には、それぞれ、続きがある。
1、子供が駄々をこねて、それを見たおばあさんがキツいこと言ったシーンの後、"20 minutes earlier"(20分前)と字幕が流れて、20分前のそのお母さんと子供がいた場面にシーンが移る。
20分前、彼女たちは説明を受けていた。
その若い女性は本当の母親ではなくて、その子供を養子として受け入れようとしていた。義母になろうとしてたの。
そして、その女性で三人目の義母。
その子供は、心に問題がある。
それは、以前の義母や義父から虐待を受けていたから。
それを若い女性はわかった上で、彼を養子に迎えて、その20分後がそのカフェの場面だったの。
2、グロッサリーストアに高級車で乗り付けたのに低所得者用のクーポンを使って買い物をしていた若い女性と、それを見たおばさんが皮肉を言った、その"20 minutes earlier"。
その若い女性は、片親で、生活に苦労していて、まだ幼い男の子がいて、その子を近所の人に預かってもらって、車も貸してもらっていた。
(ちなみにアメリカでは特に田舎の方では、買い物行くのにも車がないとしんどいのね。
土地がデカいから、ニューヨークとかの都会以外では車は必需品なの。)
その若いシングルの母親は、「いつも、すいません、ありがとうございます。」って言って、でも、その近所の人は、「全然大丈夫よ、いつでも手伝うわ。あなた、色々あったんだから。」って、言ってくれていつも助けてくれる優しい人。
そして、その20分後に借りた車で食べ物をお買い物に行ってたの。
3、フラフラする車をおじさんの車が通り過ぎる時、おじさんがドライバーの若い男性に怒鳴った、その"20 minutes earlier"。
若い男性は病室にいて、お医者さんと話している。
お医者さんはその男性のまだ若い奥さんが亡くなったことを告げる。
若い男性は、深く息を吐いて、亡くなった奥さんの手を握り、「おれは、子供たちになんて言えばいいんだ。。」とつぶやく。。
その20分後、彼は車をフラフラと走らせていたの。
そして、全てのシーンが終わった後、
"You don't know what someone else is dealing with."
あなたは知らない、人が何に悩んでいるかを。
"Be kind."
人に優しく。
と字幕が出て、この動画が終わる。
うーん、めっちゃ考えさせられた。
本当にそうだよね。
おれも、似たような経験があるよ。
確か、仕事か何かで、誰かにイライラしてさ、「いや、ちゃんとしろよ。」なんて思ったことがあって、そしたら、実はその人は家庭のことで大きな悩みを抱えていたなんてことを後で知るのね。
んで、後悔したんだよね。
あ〜、おれ、あんなことをあの人に思っちゃったけど、そうゆう事情があったんだよな。。おれって、短絡的でよくないなあ。。なんて。
他にもいろんな場面で、同じことが当てはまることは結構多いと思う。
おれは比較的そうゆう経験が多かった気がするから、だから、この年になって、なるべくすぐに相手を決めつけるのはやめよう。って思うようになったのよ。
生きるのって、大変じゃん。
大人になるとやっぱり、どんな国でも、どんな職業でも何をやっていても、大変じゃない人っていないと思う。
それぞれの事情の中で、日々、がんばって生きていて、でも、唐突に何か大きな問題を抱えることもあるし、ショックな出来事もあるんだよね。
日常に。当たり前に。誰にでも。
それを忘れてしまうとさ、簡単に人を決めつけたり、人に怒ったり、無下にしたり、できてしまうんだよね。
「人にはそれぞれの事情がある。自分はそれを知らない。」
"Be kind."
人に優しく。
と字幕が出て、この動画が終わる。
うーん、めっちゃ考えさせられた。
本当にそうだよね。
おれも、似たような経験があるよ。
確か、仕事か何かで、誰かにイライラしてさ、「いや、ちゃんとしろよ。」なんて思ったことがあって、そしたら、実はその人は家庭のことで大きな悩みを抱えていたなんてことを後で知るのね。
んで、後悔したんだよね。
あ〜、おれ、あんなことをあの人に思っちゃったけど、そうゆう事情があったんだよな。。おれって、短絡的でよくないなあ。。なんて。
他にもいろんな場面で、同じことが当てはまることは結構多いと思う。
おれは比較的そうゆう経験が多かった気がするから、だから、この年になって、なるべくすぐに相手を決めつけるのはやめよう。って思うようになったのよ。
生きるのって、大変じゃん。
大人になるとやっぱり、どんな国でも、どんな職業でも何をやっていても、大変じゃない人っていないと思う。
それぞれの事情の中で、日々、がんばって生きていて、でも、唐突に何か大きな問題を抱えることもあるし、ショックな出来事もあるんだよね。
日常に。当たり前に。誰にでも。
それを忘れてしまうとさ、簡単に人を決めつけたり、人に怒ったり、無下にしたり、できてしまうんだよね。
「人にはそれぞれの事情がある。自分はそれを知らない。」
それは忘れてはいけないと思うな。
それをあらためて、この動画が思い出させてくれたなあ。
英語だけど、良い動画だから、気が向いたら見てみてね。
https://www.youtube.com/watch?v=mtDyWJakhuI
それをあらためて、この動画が思い出させてくれたなあ。
英語だけど、良い動画だから、気が向いたら見てみてね。
https://www.youtube.com/watch?v=mtDyWJakhuI
そうですね、それは表面上を見てもわからないことですもんね。
そうですね、、日々の忙しくて、疲れている中で、こんなふうに相手のことを決めつけないでおこうとすることは、難しいこともあるけど、でも、ちゃんと心のどっかにわかっておきたいことですよね。
息子さんは、まだ若いから、きっとまだまだ決めつけてしまうところがあるだろうけど、そうやって、違う視点を素直に受け入れられるのは素晴らしいですね!
多分、私も含めてみんなそういう誤解で決めつけるところはあると思います(><)そしてそれで失敗することも・・・
うちの息子なんかも結構決めつけが激しいので「もしかしたらこういう事情でこうなのかもよ?」という話をすると、「あー、それは考えなかった。そうかも」と言ってくれる素直さはありますが^^
これが歳とってくると柔軟な考えが出来なくなるんですよねー。私もこの日記のお話で考えさせられました。