Nicotto Town



三角関係⑤

え?男子Aってもしかして本当に私のことが好きなの??

という疑問を抱きながら、脳裏をかすめるDちゃんのこと。

苦手に感じていた男子Aのことも日が経つにつれ慣れてきて、話すことがそこまで嫌じゃなくなってきた私がいるのも事実で。。。

男子Aが隣の席に座るのも悪くないって思ってる。「好き」とハッキリ言われてないものの、男子Aは本当に私のことを気に入ってくれているのかも…?

そんなまたある日、
またまた選択科目で教室を移動して、移動先の教室で他の友達とおしゃべりしていたら、

他のクラスの男子がたまたま通りかかって、教室に入ってきた。(なぜ?)

他クラス男子「やっほー!」

私(誰に言ってるんだろう、友達がきっとここにいるんだろうなぁ〜)

他クラス男子「やっほー!」

私(やっほーって友達の人も返してあげたらいいのに〜)

チラッと他クラス男子の方向を向くと、手をひらひらと振っている。
目があったので、慌てて逸らすと、
他クラス男子の友達でもある、男子Aが

男子A「涼〜!こいつさ、お前のこと可愛いっていってた、タイプって」

私「…?」

男子A「前に文化祭の時の女子たちが写ってる写真見て指さしていってた」

私「……」

事実をそのまま書いているんだけど、(備忘録的に)ちょっとタイム!
本当に忖度とか遠慮とか無しにちゃんと説明させてほしい。
私は決して美少女でもなく、スタイルが抜群でもない、なんなら文化祭の写真を見たら大多数が他の女子指して可愛いって言うし、事実「可愛くない。平凡な丸顔」

だから本当に他クラス男子は物珍しいタイプなんだと思う。
さて、話を戻そう。

他クラス男子は、「うん」とだけ言うと、私の方を向いて「またね〜!」と手を振って去っていった。

え?何?謎の夢見てんの???私

つづく




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