ある出来事とは、選択科目の時間のこと。
高校になってから、受験科目との兼ね合いで、科目を選択できる授業が結構ある。

私が選択した科目とたまたま被っていた男子A、Dちゃんはたまたま別の科目を選択。

選択科目の教室に移動して授業を受ける方式で、同じ科目を選んだ人たちがテキトーに座って授業を受ける。
授業が終わると各自でまた教室を移動する。

そんなある日、自分の席に座って肘をつきながらぼんやりしていると、目の前に男子Aが…

男子A｢〇〇大学行くの？｣

私｢うん｣

男子A｢俺と一緒に違うところ行こうよ｣

私｢え？どこ？｣

男子A｢…□□(地名)｣

私｢え、？｣
(｢え？｣しか喋らんのか私w)

戸惑っていると、男子Aの友達の男子Cがやってきて、また｢男子Aは涼のこと好きだってーー｣と言ってくる

男子C｢男子Aと涼、ちゅーすれば？｣

訳が分からなさすぎて、怪訝な顔になってもはやスルーして選択科目の教室を出ていく私。

でも、いつもの教室に戻れば私の隣の席には男子Aがいる。どう対応したものか、迷いつつも結局何事もなかったかのようにこれまで通り接する、そんな毎日がしばらく続いた

つづく