重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/01/20 19:39:17
今週末からは小倉開催もスタートしての3場開催で重賞はAJCC、プロキオンS、小倉牝馬Sの3つ。早速番組改編の影響で違和感しかない。
【AJCC】過去5年中3年で雨の影響を受けてるからわかりにくいけどミドル~ややスローで流れての後半5F前後のロンスパ戦になるのが基本形。内や前での立ち回りが求められる年もあれば外差しが決まる年もあって馬場や展開次第といった感じ。血統ではステイゴールド、ロベルト、トニービンあたりが目立つ。
ダノンデサイルは前走有馬記念は一見ドスローの前残りやけどL5F最速のロンスパ戦で決して前が楽やったわけではないし逃げて3着に残ったのはやっぱり力はあるなと。気になるのはレース後の陣営のコメント。わざわざ1か月後のここに鞍上を替えてまで使う意図を考えると乗り方なのか馬具なのかはわからんけど何か試して来そうな感もあるんよね。能力や条件で大きな問題はないから8割程度の出来でも普通に考えれば凡走は考えにくいけども。レーベンスティールも陣営のトーンは今一つやね。前走の秋天はスローの上がり勝負で外枠から終始外を回りながら差し切れるほどの決め手はなかった。中山2200ではオールカマーやセントライト記念で勝ってるけどオールカマーは直線進路取りに手間取った場面はあったにしても相手が弱かったし時計やラップ的には凡戦。2戦とも野芝オンリーの馬場やし高速馬場巧者な感じもあるからね。例年より時計の出る状態とはいえ冬場の馬場でどうか。それに今回に限ったことではないけどどうしても人気先行する馬やから敢えて狙いたいとは思えへんのよね。コスモキュランダは前走中日新聞杯はハイペースを早めに押し上げたらそら厳しいわなという印象で仕方ない。内回りの方がベターではあるけど中山替わりはプラス。ただスタートは遅いしスパッと斬れる脚もないから現状どうしても後ろから外回して早めスパートの競馬になる。そういう大味な競馬で勝つとなるとハマる必要はあるかなと。ボルドグフーシュは1年7か月ぶりの復帰戦やった前走チャレンジC4着と地力のある所は見せたけどGⅢとしても正直低調なメンバーで0秒9差の4着をどう評価するか。相手関係は大幅に強化されるし前走と同じだけのパフォーマンスでは当然厳しい。距離延長はプラスやしコース適性も問題はないけどどれだけの上積みがあるか次第かな。ビザンチンドリームはいかにも距離延びて良さそうなステイヤー体型で前走菊花賞はダブル本命の1頭にしただけに距離短縮の今回は出遅れ標準装備のスタートや追走面がどうか。ロンスパ自体は良いと思うけど。この相手やと穴っぽい馬も限られてきそうやけどまずはチャックネイト。二千は追走が忙しいし春天は流石に長い。去年は好位から一旦交わされながら差し返したようにスローロンスパで前に行って展開利があれば。あとはボーンディスウェイ、エヒト、1年10か月ぶりのポタジェ。どれも斬れる脚はないからスローで上がりが速くなるよりは緩急の少ない持続力戦で。