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小正月


こんばんは!15日(水)は、

西日本から北日本の日本海側では雪や雨が降り、雷を伴う所もある見込みです。
西日本は太平洋側でも午前中を中心に雨や雪の降る所があるでしょう。
東日本から北日本の太平洋側は概ね晴れますが、
にわか雨やにわか雪の所もありそうです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。

【改めて読んでみたい童話】

A、オズの魔法使いです。

【小正月】 こしょうがつ

☆1月15日に行われる日本の伝統的な行事で、農作物の豊作を祈願する日です。
 餅花や繭玉等の飾り物や、小豆粥やどんど焼き等の食べ物、
 粥占や餅花を飾る等の行事があります。

<概要>

〇小正月

@小正月の日付

 2025年の小正月は1月15日(水9です。

 1月15日だけではなく、14日の日没から15日の日没までや、
 14日から16日までの3日間と考えることもあります。

@小正月の語源と由来

 小正月の語源は旧暦の正月を「大正月」というのに対し、
 1月15日を「小正月」といったことに由来しています。

 ★旧暦(太陰太陽暦)

  新月の日を毎月1日としていて、
  15日(十五夜)が満月、そして次の新月までを1カ月としていました。

  その為・・・

  旧暦では小正月の1月15日は満月にあたります。

 ☆小正月の起源

  昔の日本人は満月は特別な力があるめでたいものとして、
  中国の暦が導入される前は一年で初めての満月の日を、
  「元日」としていたと考えられています。

  その名残りが・・・

  「小正月」の起源といわれています。

 ★小正月は一年の最初の満月という特別な日

  男子の「元服(げんぷく・成人の儀式)」が行われていました。

  □成人の日

  ハッピーマンデー制度の導入により、1月の第2月曜に移動しましたが、
  以前は毎年1月15日に行われていました。

  それは・・・

  江戸時代まで元服が小正月に行われていたことに由来しています。

  明治5年(1872年)に新暦が採用されたことにより、
  正月(元日から松の内まで)を「大正月(おおしょうがつ)」、
  1月15日を「小正月」と呼ぶようになりました。

  *新暦・・・太陽暦・グレゴリオ暦

  ただし・・・

  新暦では月の運行を考慮していませんので、
  小正月が満月になるとは限りません。

 ☆小正月は「女正月(おんなしょうがつ)」
  
  小正月は年末年始に忙しく働いた女性を労(ねぎら)う日でした。

  ・現代の感覚と異なり、昔の年末年始の女性は大忙し

  ・年末は大掃除に御節料理の準備、
   年始には挨拶に訪れた方々ののおもてなしや後片付けで手一杯

  ・のんびりする間は無く、
   体力的にも精神的にもフル回転の日々

  新年も2週間程が過ぎて落ち着きましたので、
  一休みさせていただきますという、女性が疲れを取る日が女正月です。

  女正月の期間は地域によりまちまちで、
  1月15日の1日のみとする地域と前後の、
  3日間くらいという地域があります。

  ■御節料理

  女性を休ませる為といわれたりしますが、
  実際は元旦から3が日まで年神様をお迎えする為に、
  台所で料理しないという風習があります。

  その為・・・

  年末年始に御節料理を作るのであり、
  女性がお正月に休むのは大正月が終わりました後、
  小正月に女正月として休みを取ります。

  女性は正月に休めないことから、
  大正月が終わり、一段落した小正月に休むことから女正月といわれまして、
  この女正月には家事の一切を男性が行いまして、
  女性をゆっくり休ませるという風習の地方もあります。

  ◇女正月は地域で異なる風習
  
   『松之山の女正月』

    松之山では1月15日に300年前から続いている、
    「婿(むこ)投げ」という婿を雪の崖に投げた上に、
    婿が愛の言葉をいう伝統行事がありまして、
    この行事の後に女正月が始まります。

   『秋田県鹿角(かづの)郡の女正月』

    秋田県鹿角郡では15日まで大正月で女性が休めないことから、
    16日から1月末までを女正月として女性の休日にしています。

   『福島県会津地方の女正月』

    福島県会津地方では、
    16日を女の正月として、女性は家事等はせずに休みます。

   『五島(大宝)の女正月』

    長野県五島市大宝では、
    年末年始休む暇無く働く女性を労わる行事として女正月がありまして、
    女正月には子育て地蔵講のお祭りを行います。

    参拝する時に、
    子供が末永く生きるようにと素麺(細く長い)をお供えします。

    その夜に沢山騒いだり仮装をしたり、お酒を飲む風習になっています。

   『京都や大阪の女正月』

    京都や大阪では風俗は忙しいですので、
    地方により、15日や20日を女正月とします。

   『鹿児島の女正月』

    大正月が終わりまして、
    1月15日に女性や休みまして、家事等はせずに、
    お供えをしたお餅を雑煮等にして食します。

  ■女正月は男性が食事の支度

  女正月の前日、つまり1月14日の夜を「女の年取り」と呼びまして、
  この日の夜、ご飯の支度は男性が担当します。

  翌15日は女性の仕事は完全にお休みで、
  自由に遊びに行っていい日とされます。

  つまり・・・

  年末年始にかけて頑張ってくださりました、
  女性を労ってくれるという訳です。

  □女正月の食べ物

  家族の健康を祈りながら小豆粥を食すという風習があります。

  小正月として縁起をかついたメニューで、
  赤い小豆には邪気を祓う力があると信じられていますので、
  お祝いごとには欠かせない食べ物です。

  その他女正月のことを・・・

  ・花正月(はなしょうがつ)     ・小年(こどし)

  ・二番正月(にばんしょうがつ)   ・若年(わかとし)

  このようにも呼ばれています。

@小正月の行事

 大正月が年神様やご先祖を迎える行事なのに対しまして、
 小正月は農業に関する行事が多いのが特徴です。

 ・豊作祈願

 ・吉凶占い
 
 ・悪霊払い

 これらが小正月に行われる主な行事です。

問題 上記掲載しましたが、小正月は「小豆粥」を食す習慣があります。
   
   粳米(うるちまい)に小豆をを混ぜて炊きまして、お餅を入れて食します。

   次の文章の中の〇〇に入る言葉を教えてください。

   小豆粥の炊き上がりによりまして、
   その年の〇〇を占う神事がありまして、
   そのことも小豆粥を食すようになった理由です。

1、餅花(もちばな)

2、吉凶(きっきょう)

3、悪霊(あくりょう)

ヒント・・・〇〇〇

      神社で行われる神事の一つで・・・

      ・筒〇神事

      ・〇占神事

      このように呼ばれています。

      @筒〇神事 埼玉県秩父市、三峯神社

       1月15日に一室に籠(こ)もった神職によりまして、
       宵から15日の暁にかけて行事が行われます。

       神饌所(しんせんじょ)で炊かれた小豆粥に、
       36本の葦(あし)の筒を清け、
       この筒の中に入った粥の量により、
       36種の作物の今年の作柄を〇います。

お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る言葉をよろしくお願いします。

  



  


  






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2025/01/15 08:55
げんさん いつも問題を出してくれてありがとうございます。
今回もまた当てずっぽうです。(^_^;)

   2,吉凶

       だといいなぁ・・・???





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