重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/01/14 19:55:03
3日間開催が終わって今週末からは通常開催で重賞は日経新春杯と京成杯の2つ。
【日経新春杯】21~23年以来の中京2200での開催。中京2200は最初のコーナーまでの距離があって坂越え2回、ラスト5F前後のロンスパになりやすいかなりタフな形態でスローで流れても上がりが掛かるJRA屈指の差し有利になりやすいコース。ただ今の中京は後方外回しは殆ど好走出来てへんトラックバイアスな上に今週からコース替わり。どこが恵まれるかは現時点ではちょっと読みにくい。血統ではステイゴールドやロベルトが目立つ。
ヴェローチェエラは京都新聞杯はロスなく立ち回った馬が1,2着やったことを考えれば出負けして外を回しての3着は悪くない内容。ただレースレベルは標準程度やったし、この時先着されたジューンテイクやウエストナウ、ゆきやなぎ賞で先着されたショウナンラプンタも世代トップクラスではないからね。その後3連勝はしたけど重賞でいきなり1番人気に推されるほどのパフォーマンスやったかとなると微妙。スタートも良くないしこの骨っぽい相手となると相手までかなと。ホールネスはエリザベス女王杯は思ったよりやれたなという印象やけどあくまで低調なメンバーでの低レベル戦。それ以前のパフォーマンスもここで通用するだけの裏付けはないと思う。足の速さを問われると厳しいタイプで条件自体は合いそうやけど個人的な評価は押さえるかどうかのライン。メイショウタバルは毎日杯は破格の時計やったし同コースの神戸新聞杯も淀みのないペースで逃げ切ったように道悪やタフ馬場は鬼で気分良く走れれば世代上位の能力はある馬。反面皐月賞では制御不能になったし菊花賞では遅い流れで我慢しきれへんかったように極力他馬の影響を受けずに淡々としたペースで走らせたい。絡んでくるとしたらケイアイサンデラやろうからこれとの兼ね合い次第かな。今の馬場は間違いなく合う。ショウナンラプンタは神戸新聞杯は内を立ち回るこれまでにない競馬で3着。斬れる脚はないからこの条件自体は合ってるように見える。ただ完璧に立ち回りながらメイショウタバルやジューンテイクには離されたからね。成長力+斤量差を活かせればって感じかな。ロードデルレイは世代限定戦や牝馬同士で走ってきた馬が多いこのメンバーの中ではある程度能力面の保証がある馬ではあるけど高速馬場での2000m戦がベターな印象はあるだけに一気にタフさの増すこのコースでどうかってのはあるかな。言うてもロードカナロア産駒やしね。穴っぽいところではまずサンライズアース。ダービーでは最後方から向正面で一気にマクって好位に。レースのラスト5F56.8のロンスパ戦で外を回しながら相当長く脚を使っての4着は能力のない馬ではありえへん。実際この時の1,3,5着馬はJCや有馬で馬券圏内やったし2着のジャスティンパレスも皐月賞を破格の時計で勝った馬やからね。速い脚なんかは全くないから瞬発力勝負になったらどこにもおらんやろうけどこのコースならそういうレースになる可能性は低いし、すみれSでも早めに押し上げたように陣営も特徴はわかってるはず。あとは夏負けが長引いて復帰戦がここまでずれ込んだとのことで状態面次第。最後にヴェルトライゼンデ。故障明けでもう8歳やから常識的には厳しいけどGⅠで人気になったり好走もしてるように能力の元値はここでは最上位クラスやし1年以上の休み明けやった鳴尾記念を勝ったこともあるからね。一昨年の勝ち馬で中京も得意コース。