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かきくけこのブログ。


アイドルがいる意味

アイドルをどんな目で見ているのか…。夫と、そういう話をしていて、気が付いたら一時間くらいあっという間に過ぎてしまった。アイドルのいる意味って…とかいうのを、夫の意見を聞いてたりするのは興味深かった。なぜアイドルがいるのか。どんな目で見て良いのか…。人によって、様々な意見があると思う。アイドルといえば、私の世代でカッコイイアイドルといえば、ジャニーズだった。今はもう無いという事になるのかな。もう現代の人は知らないものになってしまったのかもしれない。でも私の世代はまだカッコイイといえば、ジャニーズという感じだった。色んな人に人気があるというのは、キムタクだった。キムタクが一番だったのか…とかいう話になって、いや、一番というか、異次元な人もいるんだとか、私けっこうブラッドピットが長い事中学生の時に好きだったとか、アイドルについて夫に延々と話し続けた日だった。ブラッドピットがカッコいいと思ってたら、ブラッドピットはゴリラに似ていて嫌いだという人がいた。そんなか…?そうなのか。そんな意見少数派だろう、と思ってたら、ブラッドピットはゴリラっぽいという人は、けっこう多数派だった。私って、ゴリラっぽい顔がタイプなのか?とか思うと、いよいよ私のDNAの類人猿寄りなヤバさが証明されてしまうようで、ヤバイ怖い…自分の類人猿寄りDNAめっちゃ悪寒が…と笑えないけど笑える事実に突き当たったりして。

 私としては、ブラッドピットの骨格とか金髪とか、最高じゃないですか。DNA最高じゃないですか。とか思うわけですが、そんなん全然タイプじゃないっていう人もいるわけで。人それぞれですよね。蓼食う虫も好き好きというか。人によってタイプの顔って違うようです。好きとか嫌いというか、よくわからないUFOみたいな人なのが、私にとってイエモンの吉井さんである。好きとか以前に、UFO?としか言えない。とりあえず魂の底まで覗かないと気がすまなかった…みたいな気分にさせてくれる芸能人だった。好きっていうか、とにかく気になった。みたいな言い方にさせてくれるイケメン。夫に、吉井さんときたら、パワプロで言ったら、全パラメーターが全部カンストしてるキャラみたいで、そんなの好きとか嫌いとかじゃなくて、もう一軍にしてメインキャラにするしかないじゃないですか?そういうキャラなんですよ。イエモン吉井さんって。という言い方してたら、
「俺パワプロ知らんし」
と夫に生返事をされ、じゃあイエモン吉井さんをなんて言えばいいのだろう。あの人、イケメンすぎてイケメンという檻に入れられた可哀そうな猿みたいな、イケメンすぎたがゆえにイケメン人気者に人に育てられてサーカスのメインキャラになったみたいな人で…もう、むしろナルシストな吉井さんを望んでいる観客が一番ドSなんですよ…とか、そういう夢の押仕着せを着てくれるモデルが吉井さんなですよ、あの人は最高なエンターティナーで最高なファンによる被害者なんですよ。とか、延々と吉井さんを褒めたたえ続け、あの人の歌の歌詞にでてくるイケメン語録が女心をなんだかんだと、偉そうに何目線だよっていう批評を延々と夫に聞かせていて、「まぁいうても何を偉そうに私がっていうことですけど」とか言ったら
「ま…そういう感じにのめりこむのが…ファン心理っていうかね…」
と、夫は生返事で聞いてくれて、そんな夫に畳みかけるように、イエモン吉井さんの顔とスタイルの良さと、あの歌の中のモテイケメンしかわからない女心のドロドロしたヤバさの表現がぁ~とか、イケメンが感じている女の裏側がやばい…とか、イケメンはイケメンを望まれたイケメンを演じているだけの被害者なのだという哀愁が、女の悲しさと通じてきて、吉井さんがイケメンぶればぶる程、イケメンすぎればすぎるほど、女子力高いというワケわからん共感みたいな吉井への同情が深まり、イケメンどんどん女子の大好物と化し、深みにハマっていく感じがどんだけ掘り下げても掘り下げても面白味が深いところがホンモノのイケメンの面白さである…とか延々とイエモン吉井さんの面白さ、才能の凄さ、どれだけ希代の存在か、かっこいい人であるのか…異次元な人なのか。そもそもあんまり人を好きにならない私みたいな人も、大好きにさせるイエモンの吉井さんの希少な珍しさ。とかそういう事を延々と話していたら、途中から夫がもう、生返事で「はぁ…はぁ…は…うん」うん、と、聞いてないような返事しかしなくなったので、もう話しするの終わりました。なんだか、最初何の話してたっけ?アイドルの話?してたはずなんですけど、イエモン吉井さんの奇妙な人間性とイケメンという名の業、檻、イケメンの運命性となぜ女性がイケメン大好きなのかというような話になってきて、夫はまったく興味なさそうにしていた。なんだかそんな話をもっとしていたかったけれど、全然そんな話に夫は興味ないみたいだった。そういえば、夫に私は「流浪に剣心の緋村剣心とは浮気する。ごめん」と結婚前からそれは豪語していた。もう結婚したから神様に誓うわけですけど、緋村剣心さんの事は唯一夫より好きなんで、夫以外に浮気するとしたら、剣心だよ本当にごめん。って言ったことがある。その時夫は「まぁ…そういう女性って多いよね」って言っていた。二次元のキャラと結婚している宣言している女性って、私以外にいるんだ…?と衝撃を受けたけど、夫から見た世界には、二次元のキャラと結婚を誓っている女性って、多いらしい。という感じで、この人との関係は浮気とかそういうのじゃないのだ…異次元なのだ。時間すら超えているのだ…もはや次元が違うのだ…という存在。そんな存在っているんだと思うんですよね。そういうのがアイドルっていうのか?と私は思ったりします。でもどうなんでしょう?アイドルってなんなんでしょう。もし緋村剣心が三次元に現れたら、もう私は夫と離婚してそっちと結婚するんだよ…ごめんね、と夫に言った事がある。夫はその時、「まぁ、そうなったら俺もあきらめるよ」って言ってた。諦めるらしい。何はともあれ、今のところ緋村剣心は現実世界にあらわれていないし、夫と私はいまのところそういう会話を延々としている生活をしているのだった。
なぜ緋村剣心が好きなのか…あの人よく考えたら連続殺人鬼で刑務所にも入ってないというよく考えたら社会人の真逆みたいな(笑)人なんですよね。銃刀法違反の時代でも銃刀法違反なのに帯刀してるし!(笑)でもそういう世界のそういうキャラクターが抱える矛盾や優しさの表現が。精神が壊れそうな悔恨の念を抱きながら、罰を逃れ人の温かさにさえ痛みを感じながら生きているあの剣心の壮絶な人生の苦しみが、涙流しながらしか読めないです。そんな剣心さんみたいな人がいたら、そりゃ結婚するって。という事を、一度夫に延々と長々とつらつらと終わりなく話してた事があった。人をあやめておきながら、しかもそれを悪いと後悔しながら、それでなお人に優しい生き方をしている剣心のメンタルの立て直し方って、どんなに折れそうな非現実的に吹けば壊れそうな優しさの奇跡みたいな生き方なんだろう???と、考えただけで、生きてくれただけで感謝…みたいな人なんですよね。そんな人なんですよ…とか夫に延々と語っていた事があった。最近そういう事言わなくなったけど、時々私は、好きな男の話を、どれだけ私が好きな男がどう好きなのかを、夫にしているのだった。




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