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十日えびす


こんばんは!10日(金)は、

西日本から北日本の日本海側を中心に雪が降り、雷を伴う所もあるでしょう。
日本海側を中心に大雪による交通障害、暴風雪、高波に警戒してください。
関東は概ね晴れますが、その他の地域は雲が広がりやすく、
所々で雪や雨が降りそうです。

【2025年の抱負は?】

A、災害等が起きても慌てふためかずに、計画的に行動することです。

☆十日(とおか)えびすとは、主に関西地方で1月10日を中心に行われる、
 「えびす講(こう)」のことを、意味します。

 えびす講とは商売繁盛や家運隆盛(かうんりゅうせい)を願い、
 恵比須様(恵比寿天)を祀る、昔ながらの行事です。

 七福神の一人に数えられる恵比須様は、
 「商売人に福をもたらす神様」として知られていますが、
 漁業や農業を生業(なりわい)にしている人達からも、
 信仰されている福の神です。

 ■恵比須様の歴史と起源

 ◇日本神話における恵比須様の起源
 
  恵比須様は日本神話における、イザナギ様とイザナミ様の間に生まれた神、
  「蛭子(ひるこ)」として知られています。
  
  ▲イザナギ様とイザナミ様

   イザナギノミコト様とイザナミノミコト様は、
   日本の国土と多くの神々を生んだ夫婦の神様です。

   ・イザナ:誘

   ・キ  :男性

   ・ミ  :女性

   このようなことを表す言葉です。

   つまり・・・
 
   互いに誘い合う男女という神格を持っているとされています。

   日本神話では、次のように記されています。

   天と地が初めて起こった時、
   まず天上界である高天原(たかまがはら)に、
   アメノミナカヌシノカミとタカミムスビノカミ、
   カムムスビノカミという3柱(柱は神様を数える数詞)が成り、
   別天神(ことあまつかみ)と呼ばれる5柱の神々が現れました。

   その後・・・

   男女が対となった5組の神々が次々と成り、
   その最後にイザナギ様とイザナミアマが登場しました。

   高天原の神々から国土をつくるように命じられた二人は、
   天地の間にかかる天浮橋の上に立つと、オノコロ島つくり、
   そこに神聖な柱を建てました。

   ここで二人は最初の夫婦となって交わり、
   大八島国をはじめとした島々を産み、
   葦原(あしはら)中つ国を産み出しました。

   国産みの後、イザナギ様とイザナミ様は住居の神や自然の神、
   食物の神等、次々と神々を産みましたが、
   火の神であるヒノカグツチノカミを産んだ時に、
   イザナミ様は女陰に大火傷を負ってしまい、命を落としてしまいました。

   妻の死を嘆き悲しんだイザナギ様は、
   妻恋らしさから死者の世界である黄泉の国へイザナミ様を迎えに行きます。

   ところがそこにいたのは醜く変わり果てたイザナミ様でした。

   これに驚いたイザナギ様は慌てて逃げ出し、
   現世と黄泉の国との間である黄泉比良坂に線引きの岩を置き、
   2つの国を完全に隔(へだ)てました。

   こうして二人は完全に決別することになってしまいました。

   何とか地上に戻りましたイザナギ様でしたが、
   その身体には黄泉の国の穢(けが)れが数多く染み付いていました。

   そこで禊(みそぎ)を行いましたところ、
   左の目を洗った時にアマテラスオオミカミ様が、
   右の目を洗った時にツクヨミノミコト様が、
   鼻を洗った時にスサノオノミコト様が生まれました。

   「古事記」によりますと、
   イザナギ様は近江(現:滋賀県)の多賀大社さんに鎮座したといいます。

   現在、多賀大社さんでは、
   イザナギ様とイザナミ様を祭神としてお祀りしています。

   又、この2柱は夫婦神であることから、
   夫婦和合や縁結びの御利益があるといわれ、
   又、国土や様々な神を産んだことから、
   安産や繁栄をもたらすとして信仰を集めています。

  △蛭子様

   3歳になりましても自立出来ず、海に流されましたが、
   摂津国西宮に流れ着き、恵比須様として信仰されるようになりました。

 ◆恵比須様の名前の由来と変遷

  「恵比須」という名前は「戎」や「恵比須」とも表記され、
  これには深い違いはありません。

  恵比須様は西宮神社さんを中心に全国に広がり、
  約3500社もの神社で祀られています。

 □恵比須様の特徴と御利益

 ◆外見とシンボル

  恵比須様は、釣り竿と鯛を持つ姿で描かれることが多いです。

  釣り竿は漁業の象徴でありまして、鯛は豊漁のシンボルです。
  又、笑顔で描かれることが多く、親しみやすい神様として知られています。

 ◇漁業と商売繁盛の神としての役割

  恵比須様は漁業の神として古くから信仰されていまして、
  豊漁と商売繁盛をもたらす神としても知られています。

  全国各地の漁業関係者や商人達にとりまして、
  恵比須様は欠かせない存在です。

@関西地方の十日えびす

 全国的に親しまれているえびす講ですが、
 行われる日程には地域差があります。

 ・関西地方:主に1月10日を中心にえびす講を催すのが一般的

 ・関東地方:10月20日、もしくは1月20日に行われることが多い

 ★二十日えびす

  ・1月10日に行われる「十日えびす」

  ・10月や1月の20日に行われるえびす講「二十日えびす」

 関西地方の十日えびすの期間は主に3日間です。

 1月10日を中心に、1月9日から11日にかけて行われます。

 ☆呼び名

  ・9日       :宵えびす

  ・中日にあたる10日:本えびす

  ・最終日の11日  :残りえびす(残り福)

@十日えびすのしきたり

 ★恵比須様に願いをかける

  十日えびすの日が来ますと、
  人々は近所の恵比須様を祀っている寺院にお参りに行きまして、
  商売繁盛や家運隆盛、五穀豊穣を祈ります。

  又、家に知人を招いて宴会を開くこともあります。

  特に関西で商いをしている人々は、
  商売仲間を呼んで、一緒に盛り上がることが多いようです。

  又、昔から十日えびすの日には各店舗で大売出しを行いまして、
  1年間分の罪を清算したとも伝わっています。

  この大売り出しが、
  現在のバーゲンセールに繋がっているという説もあります。

@「福笹」の売り出し

 十日えびすで恒例なのが大阪府の今宮戎神社さんで行われる、
 「福笹」の売り出しです。

 福笹は笹の葉や熊手に縁起ものである小判や米俵、
 鯛等を結び付けた縁起物です。
 
 この福笹は十日えびすの時にしか買えないということもあり大人気です。

 今宮戎神社さんの境内では「商売繁盛で笹持ってこい!」という、
 威勢の良い「えびす囃子」が流されまして、福笹が販売されます。

問題 次の文章の〇〇に入る言葉を教えてください。

   兵庫県西宮神社さんでは、
   その年の「〇〇」を決定する神事が催されます。

1、福司

2、福男

3、年男

ヒント・・・〇〇〇選び 1~3番までがその年の「〇〇」と認定

      西宮神社さんの十日戎の開門神事で、
      本えびすの10日の6:00の開門と同時に、
      門の外で待っていた参拝客が約230M離れた本殿へ、
      1番〇を目指して「走り参り」をすることをいいます。

お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る言葉をよろしくお願いします。


   

  






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2025/01/10 09:26
げんさん おはようございます。
ちょうどテレビで見ていたところです。

   2.福男

       では如何でしょうか?





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