重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2024/12/30 19:54:30
例年この時期は競馬のない週末があったりして曜日感覚が狂うけど今年はちょうど日曜に当たってるからありがたい。禁断症状が出ずに済む。25年の競馬始めは5日の日曜で重賞は京都金杯と中山金杯の2つ。いや、土曜に出るかもしれんな禁断症状。
【中山金杯】皐月賞なんかは結構流れたりもするけど基本的にはそこまで速い流れにはなりにくいコースやし、同じ週に京都金杯があってマイル質の馬はあんまり出て来ることがないからか20,23年は約1秒のスロー、21,22,24年は2~4秒のスローで後半5F程度のロンスパが基本形。今週からコース替わりで内の傷みがカバーされるわけやからスローの展開も相まって内や前で立ち回った馬が圧倒的有利になりやすいレース。ただ今年は快速馬は見当たらんけど前に行きそうな馬は結構多め。枠の並びはしっかり確認したい。血統ではロベルトやステイゴールド、ノーザンダンサーの血が目立つ。
ホウオウビスケッツはここ4戦は完全にペースを握って展開利があっただけに評価が難しいところ。毎日王冠や秋天みたいな直線の長いコースでの上がり特化のレースは自分の良さを出すというよりは相手の良さを出させへん乗り方で本質的には小回りの持続力勝負の方が条件的にはベターやと思う。ここも力は出せる舞台やとは思うけど59.5キロを背負って同型馬が何頭かいてる状況でも重い印を打ちたいほど抜けた存在かどうかは疑問も。クリスマスパレードはキタサンブラック×ロベルト系で紫苑Sで本命打ったようにこの条件はいかにも合ってそう。ただこの時は異常なほど時計も上がりも出る馬場やっただけにどこまで信頼できる数字やねんってのはある。秋華賞も展開を考えれば悪い内容ではないけど世代トップクラスというよりは第2グループという感じで重賞級の年長馬相手に通用するかは未知。実はまともに揉まれる競馬もほぼ経験してへんのも気になる。シンリョクカは牝馬同士ではスタミナを問われるタフな条件で良さが出てるような印象で器用さもあるから条件は悪くなさそう。ただ新潟記念は明らかに展開利、エリ女は低調なメンバーでの4着やからね。人気薄なら狙っても良いけどギャンブル的には旨味のないタイミングになりそうで。リカンカブールは去年の勝ち馬だけに適性に問題はないけどこの時は枠や展開含め完璧にハマったし後ろの馬がゴチャついたりもあって恵まれた印象が強いんよね。斤量も2キロ増えるし。また内枠でも引ければって感じかな。さっきも書いたように枠によってかなり評価は変わるから現時点で穴を挙げるのも難しいけどまずはアルナシーム。マイルではスピードの優位性がないから適性外やし大箱での上がり勝負も厳しい。掛かりやすい気性面も含めてある程度流れるかロンスパで分散される千八ベストな印象。二千ならそれなりに流れる中で内で上手く立ち回りたい。血統的には叔父シャフリヤールが有馬2着でこの時期の中山も悪くないはず。あとは以前はワンターンの決め手勝負で良さが出てたけど年を重ねて持続力タイプに寄ってきた感のあるエアファンディタ、一昨年の勝ち馬ラーグルフ、何故か直線の長いコースばっかり使われてるけど小回りの方が良さそうなシルトホルンあたりを挙げとくけどあくまで枠次第で。