ヤツガシラ
- カテゴリ:占い
- 2024/12/27 16:54:08
ニコットおみくじ(2024-12-27の運勢)
こんにちは!冬型の気圧配置になる。
日本海側は雪や雨で、東北と北海道は吹雪く所も。
沖縄は晴れのち曇り。
日中は晴れる太平洋側でも、冷たい風が吹く。
【ヤツガシラ】 八つ頭 八頭 Colocasia gigantea
Giant Elephant Ear
☆ヤツガシラは、サトイモ科(Araceae)に属する植物です。
<概要>
〇ヤツガシラ
ヤツガシラは子芋が分球しない為、親子もろとも一つの塊になるタイプです。
その姿ですが、頭が八つ固まっているように見えることから、
ヤツガシラと名付けられ「八頭」や「八つ頭」と書かれます。
肉質は紛質でホクホクした食感の里芋で、
御節料理向けに、年末一気に出荷されます。
@関東の御節料理で定番
ヤツガシラは流通している量が少なく、里芋としては高価で、
末広がりの「八」と子孫繁栄や人の「頭」になるようにという、
縁起物として煮しめ等の御節料理によく使用されます。
ヤツガシラは里芋の一種で、親芋の周りに複数の子芋がコブのように連なり、
一塊になって生育しているのが特徴です。
ヤツガシラは形がゴツゴツしていて入り込んでいる分、
ごく普通の里芋に比べますと下ごしらえに少し余分に時間がかかります。
しかし、風味がしっかりとしている上、食感もホクホクとしていますので、
煮物にするととても美味しいです。
★ヤツガシラの煮物の材料(4~5人分:調理時間40分)
ヤツガシラ 正味500g
砂糖 小さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
醤油 大さじ1
塩 小さじ2/3
だし汁 500ml
塩(下処理用) 大さじ1
□下ごしらえ・切り方
①ヤツガシラに流水を当てまして、
束子(たわし)で擦(こす)り洗いして泥を落とします。
②水気を拭き取ります。
◆水気を拭き取る
水気が残っていますと、芋のぬめりで手が滑って皮が剥きにくいです。
ですから、ふきんやキッチンペーパー等で、
予(あらかじ)め水分を取り除いておきます。
③ヤツガシラのコブの間に包丁を入れまして、コブごとに切り分けます。
◇コブごとに分ける
ヤツガシラは入り組んだ形をしている為、そのままでは皮が剥きにくく、
また、同じ大きさに切り分けるのも難しいです。
ですから、まずはコブごとに切り分けます。
④皮を厚めに剥きます。
⑤少し大きめに切り分けまして、500g程用意します。
◆見た目を良くする切り方
お正月の御節等、見た目をより綺麗に仕上げたい場合は、
ヤツガシラを切り分けた後に、
包丁で皮を剥くような感覚で、角を削って丸くすると良いです。
この作業を「面取り」といいますが、
面取りをしますと、見た目が丸くて綺麗な形に揃いますし、
角の尖った部分が無くなりますので、煮崩れしにくくなります。
ただし・・・
ヤツガシラは同じ芋類のジャガイモと比べると煮崩れしにくいですので、
普段使いならそのまま使用しても大丈夫です。
⑥ヤツガシラをボールに入れて、
塩(大さじ1)と水(少々)を加えまして、
手でよく揉みまして塩を全体に馴染ませます。
⑦直ぐに水で濯(ゆす)ぎまして、
塩を綺麗に洗い流して、笊(ざる)に上げます。
◇塩揉みする理由
ヤツガシラを少し多めの塩で揉んでから水洗いしますと、
灰汁抜きできる上、表面のぬめりや汚れが綺麗に取れてスッキリします。
◆下茹ではしない
ヤツガシラの下処理はこれでおしまいです。
後は、下茹ではぜずに生のまま直ぐに煮始めます。
下茹でをしてしまいますと、折角のヤツガシラの風味が薄まりますし、
仕上がりの色や見た目も意外と悪くなりやすい為です。
尚、このレシピはお正月の御節にも使用できるように、
ヤツガシラの白さを活かした白煮にしています。
□煮方
⑧鍋の中にヤツガシラを重ならないように詰めて・・・
・だし汁(500ml) ・砂糖(小さじ2)
・みりん(大さじ2) ・酒 (大さじ2)
・醤油 (小さじ) ・塩 (小さじ2/3)
これらを加えまして、火にかけます。
⑨沸騰したら落し蓋をしまして、火を弱めて20分煮ます。
落し蓋に煮汁が当たる程度の火加減で煮てください。
◆鍋や落し蓋について
使用する鍋はヤツガシラをなるべく重ならないように入れられて、
なお且つ、隙間があまり空かないサイズのものが良いです。
内径20cmくらいの鍋が理想的です。
尚、落し蓋が無い場合は、
アルミホイルやクッキングシート等で代用することも出来ます。
◇だし汁について
だし汁は鰹出汁や鰹と昆布の合わせ出汁がよく合います。
出汁を取るのが面倒な場合は、
水(500ml)に顆粒出汁の素(小さじ1強)を溶かして使用します。
⑩20分経ちましたら落し蓋を取りまして、
煮汁が残り1cm位になりましたら完成です。
煮汁がまだ多い場合は、
最長10分を目安に、煮る時間を費やしてください。
◆煮汁を残して見た目アップ
煮汁を少し残しますと、盛り付けた際に見栄えがします。
煮汁を全体に絡めてからさらに盛れる為、
より美味しそうな見た目になります。
ヤツガシラはインパクトが強めの見た目をしていますが、
今回のように煮物にしますと、とても美味しくいただけます。
普通の里芋との違いとしましては、食感がホクホクとしている点と、
風味がしっかりとしていて、味が濃く感じられる点が挙げられます。
@特徴
子芋がほとんど分球せず固まりになってしまいますので、
全体に入り込んだ形をしています。
その為、皮を剥ぐのがとても面倒な里芋です。
極僅かに分球した子芋(孫芋)ができ、それは「八つ子」と呼ばれています。
大きさは幅(直径)約10~15cmのものが多いですが、
産地や栽培環境等により差がありまして、
約7cmの小さなものから大きいものでは約30のものもあります。
@旬
12月中旬から始まりまして、寒い春前までです。
問題 次の表からヤツガシラの都道府県取り扱い量、
2位の都道府県名を教えてください。
<東京都中央卸売市場の取扱量(令和5年)>
順位 都道府県 取り扱い量(t) 割合(%)
全国 117 100
1位 千葉県 86、7 74
2位 ここ 28、2 24
3位 茨城県 1、0 1
1、群馬県
2、埼玉県
3、栃木県
ヒント・・・〇2位の都道府県
2位の都道府県では深谷市や杉戸町を中心に県内でオリジナルの、
「丸系八つ頭」の栽培もしています。
お分かりの方は数字もしくはヤツガシラの都道府県取り扱い量、
2位の都道府県名をよろしくお願いします。