重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2024/12/04 19:38:55
【カペラS】中山ダート1200はスタートから最後の急坂まではずっと下りで構成されるためどうやってもハイペースになるコース。テンの3Fはほぼ毎年33秒前後。以前は勝ち時計が1分10秒台が多く、オーバーペースで前に行った馬たちが潰れて差し追い込み決着になることが多かったけど近年はこの路線も海外のビッグレースを狙えることがわかって生産・育成の意識が変わってレベルが上がったからか1分9秒台半ばの時計が必要になり、以前ほど差し追い込みが決まりにくくなった印象。そうなると当然ハイペース耐性は求められる。血統ではミスプロ系が特注でヴァイスリージェントやストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系もまずまず。
チカッパはJBCスプリント2着馬で実績上位ではあるけど速い流れの千二では位置を落とすし本質的には千四ベストな感も。持ち時計的にもそこまでではないし初の斤量58キロも気になる。インビンシブルパパはスタート自体は普通やけどテンの速さがあって速い流れでもやれてるけどこれも持ち時計的にはまだ足らん感じはするし戦ってきた相手も弱いからね。今回が試金石かな。サンライズアムールは前走ながつきS(OP)は59キロを背負いながら0秒4差の完勝。翌日インビンシブルパパが勝った2勝Cより0秒1速いし普通に考えたらこっちが上。インユアパレスはこれまでのキャリアでテンの3F最速34秒0までしか経験がないから今回追走面が不安。これも時計面ではもう少し裏付けが欲しい。ガビーズシスターは前走外房Sの勝ち時計1.09.7はここでも充分通用する数字。ただまだキャリアは浅いし相手強化でまともに揉まれる競馬になってどうかはあるかなと。穴になるなら押さえておきたいのがテイエムトッキュウ。去年は楽逃げになって展開的に恵まれた面はあったにせよ3馬身差の完勝やしハイペース耐性があってコース実績も豊富。去年2着のチェイスザドリームも展開には恵まれたけど今年も斤量は同じやし人気にもならへんやろうから印は回しておいて良いかもしれんね。