谷川俊太郎さん、火野正平さん
- カテゴリ:日記
- 2024/11/20 20:50:06
今朝の全国紙の1面トップに谷川俊太郎さんの訃報。すごい扱い。
日本で唯一、詩集が売れる詩人だと言われていた方ですが、
私でも詩集を何冊か持っているくらいだから、その通りでしょう。
私が谷川さんのお名前を知ったのは、
教科書が先だったか、スヌーピーのマンガが先だったか…
今日はまた「うそとほんと」を読み直しました。
火野正平さんも14日に亡くなられていたと。
先日、日記に「こころ旅」のことを書いて、
どうされているかと思っていたら…
「国盗り物語」は私が生まれて初めて通して観た大河でした。
お2人のご冥福をお祈りします。
合掌
谷川さんは「鉄腕アトムの主題歌の作詞者」と
紹介されることが多いと言って笑っていたような…
教科書で初めて谷川俊太郎さんの写真を見た時は、
とっつきにくい人なのかなと感じたのですが、
ずっと後でテレビで拝見したら、全然そんなことなくて…
谷川俊太郎さん、火野正平さん、北の富士さん、
各界の女性にもてる男性が亡くなるシリーズ(?)だったのか…
あと、思い出したのは谷川さんと中島みゆきさんの対談。
(『中島みゆきミラクル・アイランド』冒頭に所収)
その対談の最後は死についての話になり、
みゆきさんは「死んでも魂が残る」と言う。
谷川さんは「ほんと? 非科学的な人ですねえ」と受け、
「死んだら無に帰してくれないと困る」と言う。
谷川さんは基本的に物理的な法則の上にものごとを考える。
でも死んだら無に帰るかどうかは、死んでみなければ分からない。
人間という存在は、物理的な法則と、その上にある魂というものとの、その狭間にある。
だから、谷川さんとみゆきさんは話しながら共鳴するところがあったと思う。
(よく知られている話だけど、みゆきさんの大学の卒論のテーマが谷川俊太郎さんだった)
…ということで、話は今日の日記に続く。
若い頃は高齢の有名人の訃報を耳にしても、そうかと思うだけでしたけど
最近は他人事でなく感じます。
鉄腕アトムの主題歌もだったのですね。
子供のころから知らないうちに触れていたのだと、改めて知りました。
日野正平さんのこころ旅はファンでいつも見ていました。
今ピンチライダーが走ってられて、いつ復帰されるのかなぁ、と思っていたのに、残念です。
だんだん寂しくなりますね。
スヌーピーのマンガも良かったし、翻訳ものも好きだったし、詩も好きでした。
「幸せについて」を読み直しています。
もしかしたら、私の最初の谷川さんの詩はこれだったかもしれません。
ちょっとエキセントリックな詩があったりして、好きな詩人でした。