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ボラ

ニコットおみくじ(2024-11-14の運勢)

おみくじ

こんにちは!全国的に晴れるが、

湿った空気が入り、九州から東海の太平洋側の一部で雨。
沖縄は晴れのち曇り。
気温は平年より高く、西日本で夏日の所も。

【ボラ】 鰡 鯔 鮱 Mugil cephalus cephalus Linnaeus,1758

           Mullet

           Grey Mullet

☆ボラ目ボラ科に分類される魚の一種です。

<概要>

〇ボラ

ボラは昔から食用として扱われてきた魚です。

出世魚の一つであり、地方により、別の名前で呼ばれることがあります。

尚、一般的に流通しているボラは約30~50cmですが、
そのまま放置すると、約90cmまで成長します。

ボラは熱帯から温帯の海域を好み、世界中の海で見かけることが出来ます。

@地方での呼び名

 ・関西 :イセゴイ

 ・愛媛県:ナタネボラ

 ・広島県:マボラ

 ・沖縄県:メジロ、エブナ、クチメ 等

 中には「鯉(こい)」や「鮒(ふな)」を連想される別名もありますが、
 中身は全てボラです。

 このようなボラは、多くの国で食用として扱われています。

 日本でも昔から食用魚として知られてきたボラですが、
 中には「ボラ=臭い」といったイメージを持っている方も少なくないです。

 地方により、高級魚として扱われます。

 ★台湾中部・彰化県伸港(ジャンホワシェンガン)、
  初物の養殖ボラ5000匹が水揚げ

  *中央廣播電臺(台湾国際放送) RADIO TAIWANINRL さん より抜粋

  *2024年11月14日

  □彰化県

  台湾省中西部の県で、県政府所在地は彰化県市です。

  台中市、南投県、雲林県と接しています。

  ◆伸港郷

   台湾・彰化県の郷です。

   亜熱帯気候区に属し、年間平均気温は23、1℃です。

  □水揚げ

  立冬(11月7日)を過ぎ、
  台湾中部にある彰化県の伸港で養殖ボラが収穫されました。

  今年は一気に5000匹余りが水揚げされました。
  一匹当たりの平均重量は約3kgに達しています。

  内臓を全て取られた後のボラは、
  台湾最大の方言・台湾語で「烏魚殻(ボラの殻)」と呼ばれます。

  今年は「烏魚殻」と「鱲(からすみ)」の価格が上昇しています。

  ◆烏魚殻

   600gあたり:  65台湾元(約日本円: 304円)
            
                     ↓

             70台湾元(約日本円: 328円)

  ◇鱲

   600gあたり:1100台湾元(約日本円:5154円)

                     ↓

           1200台湾元(約二保年:5623円)

  このように値上がりしました。

  値上げにも関わらず、
  グルメ達は初漁のボラの身が最も美味しいと考えており、
  数百人の人々が早朝から大きな麻袋を持ち、購入に殺到しました。

@大きさや見た目

 ボラの大きさは約40~50cmです。

 ただし・・・

 ずっと釣られずに成長を続けたボラは約1m近くまで、
 大きくなることがあります。

 ボラは見た目が個性的で、特に真ん丸とした目が特徴です。

 これは・・・

 ボラの目が「脂瞼(しけん)」と呼ばれる半透明の膜に覆われているからです。

 □脂瞼 Adipose eyelid

 魚類の眼にみられる半透明の膜で、
 瞼(まぶた)状に眼の一部、或いはほとんど全てを覆っています。

 脂瞼を持つ魚の例としては・・・

 ・ボラ          ・ニシン

 ・サバ          ・アジ
 
 これら等の仲間が挙げられます。

 ボラは冬になると発達します。

 ◆役割

  魚の眼を覆う半透明の襞(ひだ)で、
  泳ぐ際に水流を変えて水の抵抗を減らす役割を果たします。

  偏光(へんこう)の感知や紫外線からの眼の保護、
  水中を漂う異物に対する防御等にも役立っているという説があります。

  その為・・・

  冬には、目の周りが白く濁ります。

  視力が落ちるので、匂いが敏感になりまして、
  集魚材(しゅうぎょざい)に特に反応が良くなります。

  堤防等で強い臭いの集魚剤を使用すると、 
  ボラが寄ってくるのはこの為です。

  ボラを釣るには、オキアミよりもアミアミがおすすめです。

  糠(ぬか)や集魚剤を使用して、拡散力を持たせます。

  そして、餌を匂いの強いキビナゴに変えてみる等をしますと、
  高確率で釣れるようです。
           
 又、ボラの顔つきはどこかとぼけた表情をしていまして、
 比較的他の魚と見分けがつきやすくなっています。

 尚、身体の色は銀白色で、
 表面に細い縞模様が数本入っているところもボラを見分けるポイントです。

@ボラがジャンプをする理由

 ボラが度々(たびたび)水面の上まで飛び出すことがありますが、
 このジャンプをする正確な理由は分かっていません。

 幾つかの説としては・・・

 ・身体を付着している寄生虫を落とす

 ・水中の酸素濃度が下がると、酸素を求めて水上へ飛び出す

 これら等が挙げられています。

 因みにですが・・・

 こうしたボラのジャンプによりまして、
 サーファーや釣り人が怪我をする事例が少なくありませんので、
 ボラの群れの近くでは注意が必要です。

 尚、釣り人の間では・・・

 「ボラの群れがジャンプしている場所では、シーバスが釣れない」

 このような迷信もあります。

 理由ですが、ボラを捕食しようとするシーバスが近くにいる場合は、
 普段のようなボラのジャンプが見られない為です。

@ボラに寄生虫はいるのか?

 魚の寄生虫として有名なものとしては「アニサキス」です。

 ボラには、アニサキスは寄生しないと考えられています。

 それは・・・

 アニサキスが寄生するような生き物をボラが食さないからです。

 ただし・・・

 ボラは、淡水や海水と両方を行き来しますので、
 淡水由来の寄生虫を含んでいる危険性はあります。

 尚、ボラに寄生している可能性があるのは、
 「横川吸虫(よこかわきゅうちゅう」という寄生虫です。

 この寄生虫が含まれているボラを生で食した場合は、
 食中毒症状が出るので注意します。

 *十分に加熱されているものは問題ありません

@特徴・生態

 ☆分布

  日本では北海道から南の海域の全てで、ボラの生息が確認されています。

 ★生息

  汽水域に生息する魚でもありまして、
  幼魚のうちは淡水域で過ごすことが多々あります。

  □幼魚のボラ

  群れを成して、河川や河口を埋め尽くす光景も珍しくありません。

 ☆汚い水でも生きられる

  生命力の強い魚で汚水水域の中でも成長し、
  海に出たボラを釣り上げると「臭い」と感じてしまいまして、
  実際に調理した際も臭いが残ってしまう訳です。

問題 上記の横川吸虫症に関してです。

   次の文章の中の〇〇に含まれる言葉を教えてください。

   横川吸虫症は基本的に組織侵入性は持っておらず、
   〇〇の微絨毛(びじゅうもう)表面に密着して寄生します。

1、小腸

2、大腸

3、胃

ヒント・・・〇〇〇

      〇〇は、消化と吸収を同時に行っている臓器です。
  
      ぐねぐねと曲がりくねった管の形をしていますが、
      内側は粘膜で輪状の襞、輪状の襞に絨毛という突起があります。

お分かりの方は数字もしくは〇〇に含まれる言葉をよろしくお願いします。






 










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