あおいいろの
- カテゴリ:日記
- 2024/11/13 23:00:29
青写真とゆー言葉があります。
言葉の意味合いとしては設計図、とか、
理想像って意味合いで使ってると思うんですが
…今はもう使わない言葉かなぁ〜
今主流のコピー機…半導体製の円筒に光を投影して、
黒い線のところだけ静電気を残して、
炭素粉と高温定着用のプラスチック粉を吸着させ、
それを紙に転写して〜その紙を高温のゴムローラーで
粉体を融かして定着させるとゆー…
の、以前はですね、
違う化学プロセスで複写をしていたそーです。
なんだっけ?えーっと…日光写真?と呼ばれてたのかな?
感光する薬品を使った
子供向けのおもちゃにも使われてたものらしいです
紫外線が当たると、白く色が消える薬液を染ませた紙があって、
光を遮る黒い線で描かれた紙図面をそれに直接重ねて、
元の図側から紫外線光を当てると黒線で遮られて、
薬剤の青い色が残り、白い面のところは薬剤の色が消えて
図面が複写されます
複写された後に感光反応を定着させる薬剤を掛ける必要があって、
それをしないと、光で色を失った面の薬剤は色を取り戻して
転写した情報…線画が失われてしまう様です。
父親は、当時島ごとに置かれていた
法務局の小さな支社を渡り歩いてて、長を務めていて、
申請書類の処理の他に、メンテされていない古い書類を
見直して更新したりしていたそうです。
そういう場所なので、先に紹介した青写真の大きなサイズの
複写用の紙…A0 とか A1 とか、昔の紙サイズだとB0 B1とかかな〜
文書とか普通の図面はA3までの大きさで間に合うんですが、
大きくて複雑なかたちの土地の図面とかは、
かなり大きな紙に細かく描かれていることもあって、
複写も大きなサイズになるので〜紙サイズが大きくなるし、
紫外線照射とか、定着薬品を均一に塗るのとか…
結構大きな機械が置かれてました。
幼い頃に視たのですが、
子供向けの科学雑誌の付録のそれと同じ原理で成り立ってる
と知れたので、興味津々でながめていました。
オリジナルの図面は厳重に管理された書庫に収納されていて、
申請に応じて複写した図面が渡される感じだったと思います。
なんでこんなことを思い出したのかとゆーと、
ネット配信のアニメ…"ダンジョンのなかのひと"の、
エンディング楽曲、"ブループリント" の歌詞と
画面の微妙なあの青色が、まさに、化学複写紙の色合いなんです。
もうあの色合いの複写紙は手に入らないのかなぁ…
そうそう、青写真とゆー言葉の語源は、
この化学複写紙が元になったらしいですよ〜
https://ja.wikipedia.org/wiki/青写真
https://ja.wikipedia.org/wiki/青焼
わたしが視たのは青焼きのほーかなぁ…