忘れられない先生
- カテゴリ:今週のお題
- 2024/11/11 17:09:30
あれは、もう指折り数えても足らないくらい昔の話になる。
中学の課外授業で、近隣の山へ出かけて行った時のことだ。
俺たちは、戦国時代のいわゆる土の城が築かれた跡がのこる、地元で言うところの城山へ足を運んでいた。
山を登って行くと、道の脇にスズメバチの巣を見つけた。
俺たち悪ガキどもは、この巣に石を投げつけ、棒でつつきまわした。
「おーいお前ら、何やってんだ!」
当然、全兵力を持ってハチたちが襲いかかって来た。
「バカ! 早く逃げろ」
先生は俺たちに食らいついてくるハチを、手で退けながら怒鳴りつけてきた。
その後やっとの思いで、ハチの襲来から逃れ一息ついていると、先生の顔がはれ上がっている。名誉の負傷というやつだ。
「おい、見せてみろ! ―――これはダメだ、さっさと病院いけ!」
「大げさな、どおってことない……」
ハチに泣きっ面にされた先生は、先輩先生にどやしつけられると「このくらい、へでもねえのに……」とか負け惜しみに近いセリフをはいて、山を下りて行った。
『先生ありがとう』
だが、あの時の熱血先生には、もう届かない……
☆事実をもとに少し盛りました。小説を書く練習です。 吉春
そしてコメントありがとうございます。
私も当初は、昭和風の文体で小説を書こうと思ったのですが、昨今若者たちの間ではそういう小説は好まれないとのうわさを聞きつけ、現在に至っております。今風の小説だと文芸と言われるような類では無いのでしょう。
しかし、昭和にアニメは論外的な扱いを受けていたのに、現在ではジャパニメーションと世界で称賛されるほどになりました。Webを利用し投稿・閲覧するタイプの小説は、ジャパニメーションのように日の目を見る時代がやって来ると期待しております。いや、すでに来ているかもしれません。
ここニコッとタウンもそうですが、Web小説ってインターネット環境があれば、誰でも投稿できるのがいいですね。
ありがとうございました。
並行して瀬戸内晴美の「遠い声」を読んでいる。
先月は谷崎の「痴人の愛」を読んだ。秋は読書だ。
小説を書くことは、もっといい。頑張れ!頑張れ!
セカンドさんコメントありがとうございます。
私が小説を書こうと思い立ったのは、ほぼ十年前でしょうか。
それからしばらくしてニコットへやて来て、言葉遊びを始めた記憶があります。
他の方がお書きになった詩歌や文章を、脳内で映像に変換して鑑賞するイメージ。
そして感想やら思ったことを、自分の言葉にして送り出す。
確かそんなことを繰り返していた気がします。
ある方のコメントにこんなのがありました。
「飽きずに毎日書く」
読むだけでなく書くことが上達への道と、今ではこの言葉の意味をそう理解しています。
それと小説を書くにあたり、陥りがちなダメダメが語彙を自慢することだと思います。
小難しい語彙を簡単な日本語で表現する、今時のWeb小説では大事な要素らしいです。
なぜかって?
今やスマフォで見たり読んだりする時代。
難しい語彙を咀嚼する時間がもったいないみたい。
国語の評価がAクラスでなくても、手軽に読める小説が流行りのようです。
また、通勤や休み時間の間に気軽に消費できるものが好まれると言います。
え!芥川賞とかディスってる!?
違います、それとは方向性の違う文学なのです。
なんちゃって…‥
ありがとうございました。
ファンタジー小説も読ませていただきましたが
実生活と離れているのでなかなか感想が書けません^^
色々とチャレンジしているのが凄いと思いました
自分は小説を書こうと思って
小説の書き方っぽい本も読み
日本語も勉強し
筋書も練って・・・
でも1行書いたら先へと進めずに
無理と思ってやめました
読んだり、書いたりしながら
先へと進んでいくのですね
実践あるのみ・・・