Nicotto Town


どんぐりやボタンとか


今日のニューヨーク 1

さてさて、「ニューヨークはびっくり」シリーズは、一旦おしまいで、「今日のニューヨーク」というタイトルにしました(^-^)


今まで通り、ニューヨークのことを書くけど、もう少し、「今日、こちらはこんな感じでしたよ。」というような、ちょっとしたニュース的な感じのことを書こうかと思っています。


まあ、そうですね。。

はい、お察しの通り、元気ないです。
凹んでます。。

朝起きてすぐに、選挙結果を知って、もう、とてもがっかり&うんざりしながら、出勤。
おれが凹んでいるからそう見えるのか、本当にそうなのか、わからないけど、地下鉄の乗客たちがなんか、みんな沈んだ顔で、携帯見てた。。

職場について、いつも、小一時間みんなでおしゃべりしてからお仕事開始するのね。
今日も、同様に、ボスと、他の二人と、おれの4人でおしゃべり。
当然、話題は、そのこと。
ボスは、This country is horrible....って、言ってた。
本当にその通りだね。。
ちなみに、horribleっていうのは、最悪、とか、とてもひどい、身の毛もよだつ、のような意味。
いつもなら、ボスは冗談言って、笑うような元気な人なんだけど、今日は、顔が死んでる。。
会話が途切れると、4人とも、なんか黙り込んでしまって、、お通夜状態に。。

でも、何とか、元気出そうと、そのうちの一人は妊婦さんなので、おれはその話題を持ち出す。
ところで、その子の名前は決まったの?とか。
んで、日本における名前についての話とかで、ちょっと盛り上がって、他の話題でも盛り上がって、少しづつみんな元気が出た。

だけど、その職場は、いつもラジオ流してるんだけど、当然今日のラジオは選挙結果のことばかり。
ずーーーーーーっと、あの名前が途切れることなく聞こえてくる。
最後には、ボスが嫌になって、ラジオ切ってたもん。。

おれも、自分で気づかないうちに、首を横に振ってるんだよね。
はぁ、、ってため息つきながら。。

いやはや、、、信じられない。
ふと、思ったのは、もし、彼が、女性で、有色人種だったら、本当に勝てたのだろうか。。とも、思ってしまう。
まあ、あながち、この推測は間違ってはいないようにも思えるが。。

まあ、文句言ってても決まったもんは、しゃーない。。

ハリスさん、マジでお疲れ様でした!
急遽の準備だったしさ、準備期間は圧倒的に足りなかった。
バイデンさんがもう少し早くに決断してくれれば、、とも思うけど、今言っても仕方がない!
彼もきっと、相当悩んで、その上でのあのタイミングだったのだろう。
誰も責めることはできないよね。
ハリスさんもこの準備不足という不利な条件の中、本当に全力でがんばってらっしゃった!
個人的には、本当、すごいと思うな。
初の女性大統領、本当に楽しみにしてたけど、めいっぱい戦って下さった。
未来のために、自然のために、地球のために、平和のために、人々の生きる権利と尊厳のために、たくさんのものを背負い込んで、がんばって下さった。

そして、最後の演説、グッときました。
素晴らしかった。

以下、その演説についての記事。

「米大統領選の民主党候補ハリス副大統領は6日、選挙でのトランプ前大統領への敗北を認める演説を行い、特に若い支持者に慰めの言葉を掛けた。

ハリス氏は「これを見ている若い皆さんへ」と語りかけ、「悲しみと失意を感じるのは良いが、どうか大丈夫だと知ってほしい」と諭した。

さらに「私はよく言っているのだが、闘うときは勝利する。だが、ここで覚えておく必要があるのは、闘いには時間がかかる場合があるということだ。時間がかかるからといって勝利が届かないという意味ではない」と説いた。

そのうえで「重要なのは、諦めてはならないということ。世界をより良い場所にする試みをやめてはならない」と強調。「あなた方にはパワーがある」と呼び掛けた。

また「自由と機会、公平、すべての人の尊厳」を求める闘いを断固として続けると表明し、「この選挙の敗北は認めるが、選挙戦の原動力となった闘いを諦めるわけではない」と語った。

「米国民が夢や野心、目標を追及できる未来への闘い、米国の女性が自分の体のことを自分で決定し、政府から指図されない自由を持つ未来を求める闘いを決して諦めない。学校や通りを銃暴力から守る闘いを決して諦めない」とも表明した。」

本当、おっしゃる通りだと思う。

今、おれは40代。
世の中を動かしてるメインの世代は、40〜6、70代だろう。

ただし、おれは自分よりも若い人たちと接した時に、感心して、すごいなあって思うことがよくあるんだ。
今の、30代、20代ね。

彼らは、おれらが2〜30代だった頃よりも、もっと深く広く物事を考えることができているし、物事の大事なところは何か?を上手に捉えるポイントもわかってる人が多いように思える。
つまり、世代が若くなると、その分、賢くなるというのは事実だと思う。

なぜなら、先人たちが築いたものをそのまま受け取れるからだ。
先人たちの過ちを見てきているからだ。
もちろん、今の40代ももっと上の世代の人たちもみんな含めて、ハリスさんのおっしゃるように、あきらめてはいけない。

どれだけ、「彼ら」がライフル協会とズブズブで、戦争に使うような銃さえも民間に売りまくっていても、「彼ら」がイスラエルやジューイッシュの一部権力者たちとズブズブで、兵器ビジネスで大儲けしていても(もちろん、イスラエル人(ユダヤ人)全員じゃないよ。一部の権力者たち、大企業たちね。おれの古い友人はイスラエル人だけど彼女、めちゃくちゃいい人だからね、そこは誤解しないでください。)、石油大企業とズブズブで、地球環境など関係なくパリ協定からも離脱し、大儲けしていても、、

いつも、自分の目で見て、自分で考えること、自分の足で立つことをやめてはいけないね。

そう私は思うのです。





はぁ。。。ちょっと今日は疲れた。


「今日のニューヨーク」せっかくの初回なのに、ちょっとお疲れのトーンで申し訳ない。

とりあえず、ワインでも飲もうかね。
いやはや。
みんな、お疲れ!

また、そのうち、明るい話題も書くので、気が向いたら、読んでね〜!
Have a great day! (^0^)





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2024/11/08 11:22
> せんちゃんさん
そうなんですね。先日、日本でも総裁選やったばかりでしたね。
日本の場合は、アメリカとはまた違って、諸外国への対処は別の難しさがあるんだろうな、と推測します。

今回の大統領選挙は、今後の環境問題やアメリカ国内の治安問題、諸外国の平和に直接大きく影響するものだったので、世界的な影響が大きく、それが故に、本当に悲しいです。
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2024/11/08 06:35
ケニーさんの残念感は少し前に高市さんが総理かも!?とワクワクしていた自分とかぶります。
政策の面で彼女ほど具体的にC国の圧力に毅然とした態度で挑む政治家は出ないように思う。
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2024/11/08 01:12
> ルルルのル^^さん
そうですね。。

国としては、そのようになったけれど、個人までは変えられないので、とりあえず、自分のやることを淡々とやるしかないですね。

国内のことも、国外のイスラエルパレスチナ問題や、ウクライナのことも、環境問題も、ものすごく心配だけど!!
特に今、苦しんでるみなさんが、どうか、平和になってほしいと思います。。
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2024/11/08 01:07
> ロワゾーさん
うん、そうかも知れませんね。
しかし、その中南部の人たちのその見方は、とても偏っていて、誤解が入ってるように思えます。
例えば、地方の人たちが、東京の人たちは金持ちばかりでどうせ左うちわで楽に暮らしてて、おれたちのことなんかどうでもいいんだ。って、思ってたとしたら、それは全然そんなことないですよね。
東京は金持ちだけじゃないし、それはNYもLAも同じです。
そして、金持ちの人たちも、別に左うちわじゃない。
日々努力して、彼らなりにがんばってるだけだし、未来のこと、地球のことを真剣に考えてる人たちは多いです。

今回の選挙の主な要因は、おれが言ってた環境問題や国際問題は二の次で、それよりも自国内の移民問題、経済問題が大きく影響したようです。
その二つはもちろん、ニューヨークでもよく聞かれるし、事実、今回NYはハリスさんを選んだけど、そのNYがもっとも移民問題で苦しんでる街なんです。
逆に言えば、最も移民問題の負担を多く抱えてるNYでさえもハリスさんを選んだんです。

経済に関しては、石油・ガスなどの昔ながらのエネルギー大企業をはじめとするところ強化することで、中南部の雇用が確保されること、は、中南部の人たちにとって重要だったのでしょう。
彼らの仕事をどうでも良いなんて、もちろん、思わないけど、今は、地球の未来のために変わっていかなければいけない時だと個人的に思います。
だから、「昔ながらの」にいつまでもしがみつくのではなく、彼らも変わらなければならない。一歩前に進まなければいけないって思ってるんです。
そのためには、そういった大企業や国に頼るのではなくて、自分で考えなければいけない。と思うんです。
だけど、結果はその逆でした。

その大きな要因の一つは、恐れだと思います。
右派は恐れと不安に基づいて行動します。
対して、ハリスさんの政策は現実の事実に基づいての行動だったので、そこのギャップがあったのかも知れませんね。


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2024/11/07 17:22
うう〜〜

ともかく、、いい方向に向かってほしいです、、
アバター
2024/11/07 14:07
驚きました。

ただ、明日食べるごはんや凶悪犯罪に困っている人たちにとって、高学歴高収入ベイエリア在住のリベラルの語る「高邁なストーリー」への反発は強く、とくに内陸部のトランプ支持(というかリベラルへの不支持)は比率高いともききます。

分断の象徴ですねえ。



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