サンセットクルーズが ー秋の小旅行②ー
- カテゴリ:日記
- 2024/10/29 06:05:36
弥彦神社から海に向かって1時間ほどで、旧小沢家住居へ。
旧小沢家住居。
新潟を代表した豪商の屋敷構えがそのまま残り、新潟市の文化財ともなっている。
元は米穀商で、北前船の運送・倉庫業そして石油商まで手を広げ、財をなした。
当時の金融街の一画の一等地に、敷地1600㎡、建物面積667㎡という広大さ。
間口はそれほど広くはなく奥まで屋敷が長々と続く、当時の商家の典型的な屋敷。
通りに面する部分はちゃちっぽい作り。これは華美になると反感を買うという惧れと、頻発した米一揆での打ち壊しに備えて壊れてもいいという造りにしたとか。
ただ奥に進んで行くと、立派な建材を使い欄間などの意匠がすぐに分かる。
洋間もあって、シャンデリアまであったのは驚き。さらにお客用風呂まである‼
案内人の説明があまりのたどたどしさにイラついて、途中から一人で屋敷内をウロチョロ。説明板もあってこれで充分。
廊下の天井にはガス管まで通っている。新潟油田があったからなぁ、と思い出す。
手入れされた松が目を引く和風庭園には、紀州石・御影石・佐渡赤玉石など全国各地からの石が配置され、陶製の灯篭まで据えられている。
コースに入ってるから訪れたのであって、こうした金持ちの建物にはあまり興味はない・・・
そこからこういうツアーには必ず入ってる土産物屋の「ピアBandai」へ。鮮魚など土産として送るつもりもないので、ここでは乗船する前に食事をしようと寿司屋に行ったけど、日曜日ということもあって長~い行列。すぐ諦めて、鮮魚センターのノドグロ・マグロなどの寿司パックを夕食用に。ついでに、新潟銘酒「〆張鶴」の2合瓶、つまみに新潟製造メーカーの亀田製菓のトウガラシ柿の種。さらに、新潟限定の菓子「サラダホープ」も購入。
もう買う気もないので集合時間まで施設内をブラブラ。隅の方でTVクルーがいたので覗くと、『秘密のケンミンショー』の取材とか。テーブル上に柿の種が入った4皿。どれが亀田の柿の種か新潟県民に当てさせるってコーナーらしい。
新潟港へ向かう。
苫小牧から来る日本海フェリーが昨日の荒天で遅れているとか。で、買った寿司を待合室で早めに食べることに。ベンチで日本酒を飲むのも、と缶ビール購入。
待合室から日本海に沈む夕日が見える。16時半出航のサンセットクルーズという謳い文句だったのに・・ 荒天じゃショーガナイけどね。
やっと18時20分に乗船。部屋は4Fの四畳くらいの和室で、窓から外も。畳まれた布団セットが脇に置かれていて、自分で敷くんだとか。TVも浴衣もあった。
18時35分に出航。港を出ると船は大きく旋回し、外海に出ると大きく揺れ始める。
ヤバい! サラダホープをつまみにと日本酒を開けたけど呑んでる場合じゃない!布団を敷いて横に。しばらくしたら喉が渇いて来たので、冷たいドリンクを購入しに。しかし、自販機がなかなか見つからず大きく揺れる船内をウロウロ。やっと見つけて部屋に戻り、ごくごく飲んでから横になった。部屋にトイレもないから、程々にしないと、これもヤバイ!
酔い止めを売店で売ってるというアナウンスもあったけど、船内を歩くのはもう真っ平なので横になって耐えることに。いつしかウトウトと眠りについていた・・・
ダラダラした駄文を2連続、読んでくれたんだねぇ。
まだ小旅行記は終わってないから、そのうち書くつもり。
いつもTVをチラ見しながら書いてる。
でも、土日は雨予報なんだけど、Wシリーズは終わっちゃったしなぁ。
個室に居られるなんて、優雅。
だけど、読んでて、いいつまみだな~と思ってたら、こっちまで船酔いしそうになった!
そんなハプニングも、旅の醍醐味だったのかな。
そう、サンセットクルーズが謳い文句のツアーだったんです。
一人参加だと料金増額が普通なんですが、今回は同じ。
短い距離でも、船旅をちょっと体験してみたかったんです。
サンセットクルーズもツアーに含まれていたのですね。
きっと目玉の企画だったのでしょうね。
お天気ばかりは、思ったように行かないものですよね。