ミニ母の一生⑥
- カテゴリ:タウン
- 2024/10/28 14:01:47
仮想タウンでキラキラを集めました。
2024/10/28
集めた場所 | 個数 |
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展望広場 | 5 |
神社広場 | 5 |
周囲の反対を押し切ってパートに出た母のおかげで少し家計がよくなった。
それまで木切れで炊飯、炊事していたのからガスが入り、
東京オリンピックを見ようとテレビが…冷蔵庫、洗濯機周りの近所から遅れて我が家にも入ってきた。のちに電話機も入った。
子供がみな学校を出て働くようになり、父が定年を迎えたころである。
隣が一軒家を立てて引っ越しって行ったのを機会に… 我が家でも家を…
母は、弟と車で家探しを始めた。
やがて土地が見つかり、家の設計図が作られてそれぞれ家族がワクワクしながら夢を語り合う。
新潟まつりを見てから引っ越そうと、…
新生活に備えての買い物… そして引っ越して来たのは9月頃だったのか…今と違って畑があちこちにあり、苺畑からは甘い匂い…のどかで優しかった。
それがあれよあれよと変わり、畑がなくなり家が込み入り、新興住宅地に。誰が住んでいるのかもわからない無味乾燥とした冷たいところに…
人も変わった。
母は、こっちに移ってきてもずっと勤めていた。バス通勤になったが…
そんな母、バス友達ができいろいろ話を聞きながら
「オレはそれでもいいところに勤めた、小さいけれどいろいろ自由がきくし、給与も悪くない」とぼそり。
そんな母は、70近くまで勤めた。
あのバブル崩壊後母の仕事もあまりよくなく、休みとかが多くなったが…ある大雪の降った日冬休みをさせてもらう、と言ったのが最後になり退職してしまった。
私たちの母は結構躾?うるさい。自分がずっと苦労をしてきただけに…とにかく金銭問題は。
仕事も転職をあまり歓迎せず、うるさいし…仕事は一つのところで長くいるように…
時々言い合いになることも。
結婚、ごく普通の生き方を望んでいた人です。
けれど誰も結婚しないで一人暮らしですが…