ミニ母の一生②
- カテゴリ:タウン
- 2024/10/24 14:37:51
仮想タウンでキラキラを集めました。
2024/10/24
集めた場所 | 個数 |
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自然広場 | 5 |
展望広場 | 3 |
その後まだ小さい頃母はおばさんの手伝いをして薬売りをしてました。
母の口から聞く富山の薬売り…
梓川、上諏訪、下諏訪、松本…ともかくこういうところを回っていたらしい。
少し大きくなって独り立ちできるようになると一人東京へ出て商いをしていた。
戦前の話です。
母はよく知っているもので自分の住んでいたところを言う。
「向島区隅田3丁目、鐘ヶ淵駅から真っすぐ大通りを行ったタバコ屋さんの… 」
そこで私が口を出し、「向島区なんてないよ、墨田区だよ…」
小さな言い争いも。
大昔のことだ、そう言えば東京は昔なんか今の東京都でなかったんだよね。
でもしっかり細かく知っていること。
その界隈、そして四ツ木橋を超えて千葉は松戸、市川あたりまでリヤカーを引いて行商をしていた。柴又、金町も…
親方から新しい下駄を買ってもらい、玉ノ井の芸者置き屋の前をカタカタ、音を鳴らして歩いた、と母笑って言う。
母の遊び場所は浅草のようだった。
その母が何でも病気をして巣鴨のお地蔵様に治してもらったと生涯を通してずっと信仰し続けていました。
後で母思い出したように、「高砂にも住んでいた」と。
しかし、戦争の気運が濃くなり引き上げて郷里の新潟へ帰ってきた。
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- 御狐神 蒼織
- 2024/10/25 13:28
- 富山の薬売りの話は昔は有名でした。
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