縄文のビーナスと対面
- カテゴリ:日記
- 2024/10/22 22:43:16
長野県で最も有名な女性といえば、小平奈緒さんか縄文のビーナスか。
どちらも茅野産で、同じ1986年に出土したご近所さんだ。
(奈緒さんは出土じゃない…)
というわけで(何がだ…)、
史談会の研修旅行に付き合って、茅野の尖石縄文考古館に行ってきた。
会員のみなさん、長年、縄文のビーナスに憧れていたらしい。
尖石遺跡というのは八ヶ岳山麓のけっこう標高の高い場所にある。
この周辺は黒曜石の産地で、旧石器時代の遺跡も多く、
縄文時代にはひときわ繁栄したようで、大きな集落ができていた。
現在、国宝になっている土偶は全国に5体あり、そのうちの2体、
縄文のビーナス(約5000年前、縄文中期)と
仮面の女神(約4000年前、縄文後期)がここにある。
土偶というのは細かく壊されて埋められていることが多いが、
国宝の5体は、それほどひどく壊されていなかったり、
バラバラのパーツを合わせたらきれいに復元できたものだ。
出土した時、仮面の女神は右足の付け根が壊されており、
縄文のビーナスもやっぱり右足の付け根に傷があったが、
それ以外は無事で、こんなにきれいな状態で見つかるのは珍しいらしい。
学芸員さんがいろいろ説明してくれて、それも勉強になった。
長野県に住んでいても、なかなか見に行く機会がなく、
私も長年、じかに見たいと思っていたので、いい体験ができた。
ひとみねこさん、ちーにゃんさん、ありがとうございます。
5000年前の縄文時代の人々が何を考えてつくったのか、
本当のことはもう分からないわけですが、
あれこれ想像してみるのも楽しいですね。
実物を見るのは大事ですね
ベストセラー?の「土偶を読む」を読んで大変面白かったです
その後「土偶を読むを読む」を読んで、もっと面白かったです
前者は賞も取った、民俗学者の本で 後者は考古学者の本
私は賞をあげちゃった団体が大丈夫か心配になりました
縄文のビーナス、私も憧れです。本物を見にいきたい。
東北に行って火炎式土器や環状列石も見てみたい。
古墳時代の物は銅鐸とか銅剣とか埴輪とかある程度見たんですが、まだまだ見てみたいものいっぱいです。
茅野といえば、小平奈緒さんと諏訪中央病院の鎌田實さんが有名ですね。
縄文のヴィーナスは、夏に駅に貼られたポスターで写真を見たことがあります。駅のホームには、大きな黒曜石が飾ってあります。
いつも駅からすぐに山の上に行ってしまうので、1度もヴィーナスを見たことはないのですが、小遊星さんの日記を読んでいたら、せっかく近くまで行っているのだから、機会があれば見に行きたいと思うようになりました。
確かに、凄い完全な状態ですよね。仮面の女神も、国宝に指定されるだけのことはありますね。
一度見に行ってみたいものです。
こちら、大規模住宅地開発する時に色々出土した土器などを展示している博物館?があるのですが、
どれもばらばら、それでも、よくここまで復元したな、と思う状態になって展示されています。
これは立体ジグソーパズル?なんて興味を持ってみてしまいますが、実際の作業は大変でしょうね(笑)
埴輪とはまた違う躍動感みたいなのがあって、可愛いなぁと思います。
それにしてもそちらでは、2つも国宝が見れるんですね!
いつか機会があったら、訪れてみよう~。
最近は遠出は全くしなくなり
近所をウロウロするだけです。(ーー;)