Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~万聖節の蒼き夜



まったく忘れていたけれど、
アイテムボックスの中に
「ヴァンパイアマント~2011~(黒)」があった。
せっかくだから使おうと決める。
実はマントのくせにアクセサリーなんだぜ、こいつ。
つまり、アウターと兼用できるのだ。
ただ、下に着せるものによっては弾かれたり、
丈的に合わなかったり。

最終的に残ったのがこの「ゴシック刺繍ドレス(リエラ)」青と、
「いじわるな王妃」だった。
「王妃」はねえ、ドレス部分はすごく良いのだけれど、
頭部に刺さるような細い王冠がネックで。
色もデザインも良いだけに惜しい。
というか、王冠なら普通にティアラにしてほしかった。
クラウンでなく。

ドレスを「リエラ」に決めたので、
小物は透明から青系、そして銀。
……ニコタって豪華なドレスとか結構あるのに、
それに合う豪華なネックレス(チョーカー含む)が
とても少ない。
リアルなドレス事情という歴史を見ても、
ネックレスは大事なんだけどなあ。



日々、小説をむさぼり読んでいる私だが、
そこに大きく立ちはだかるものがある。
いわゆる「地雷」というやつだ。
この「地雷」なんだが、一旦気になりだすと、増える。
増えると読めるものが減る。
だからと言ってそのまま読むと精神的にダメージがくる。
イライラ、もやもやが消えない。

最初に出会った地雷はBLだった。
まあこれには色々内包しているものがあって。
しかも十代の頃は読めたし、むしろ楽しんでもいた。
なので、それを好む層の思考は分かる。
分かるからこそ拒絶感が出てきたんだけどね。

ちなみに、私の目に触れないところでやってもらう分には構わない。
ただ本質がBLなのに、一般小説の顔して流通されるのは最悪。
そういうレーベルの中に納まっていて欲しい。
避けるのが難しいからね。
もしくはきっちりタグ付けをしていて欲しい。
特に対象年齢の低いものに、それらを混ぜるのは本当にやめて欲しい。
具体例をあげるのはじっと我慢。

ただ。
BL書いてた人って、基本的に上手いんだよね。
キャラ造形とかキャラの関係性とかキャラの男女問わず。
でも精神衛生上、めっちゃ警戒する。

で、もうひとつの大きな地雷の柱がハーレム。
途中から逆ハーレムも含むようになった。
これはつまり「総愛され主人公」への嫌悪というか。
願望としては分かる。
でも私は心が狭いので是許なのだ。
例え、ランクが落ちても一人だけが相手というのがいい。
鶏頭牛尾の一種だと思う。
男女主人公どちらであっても、
好きな人物を他者と共有するとか絶対、無理。
むしろ邪魔者は消すタイプなんで。

ハーレムじゃないよ、と言われても
ダブルヒロインもだめ。
社会構造や地位によって当たり前に複数人と結婚とか
頭じゃ理解できても心が拒否するんで。

何故こんな地雷話を書き始めたかというと。
それまで面白くよんできた小説なのに、
そういう「ふたりめ」を匂わされるだけで拒絶反応がですね……。
リアル書籍なら捨てるし、後続巻は購入しない。
ウェブ連載ならブックマークを消すけれど、
それまで楽しんでいただけにきつい。

タグを、タグをつけて!
そしたら最初から読まないし、こちらから避けるから!
わざわざマイナス検索している身にもなって欲しい。
書き手からすると「この程度」かもしれないけれど、
地雷持ちには致命傷です。

ハーレム系がダメな理由のひとつとして。
相手からぐいぐい来るのを拒めない、というのがある。
積極的にこちらから粉かけているんじゃなくて、
「向こうからくるんだからしょうがない」的な消極的な許容。
対象がひとりなら、好いてくる相手には好感を持つのも分かるけど、
それって、もう「恋愛」じゃないよね、となる。
「恋愛」のしんどい部分を全部相手に押し付けてるだけというか。

BLを楽しむ女性層にあるのは、
「安全なところから(リアルな自分が傷つかない)恋愛を楽しむ」
という面があるのだけれど、
ハーレムを好む層にも「恋愛で自分が傷つきたくない」という
そういう心理があると思う。

でも傷つかない恋愛なんてないんだよ。


とまあ、自分は思うんですけどね。
でもどろどろの恋愛劇は疲れるので、それはそれで読みたくない。
だって読者は我儘だから!




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