Nicotto Town



10/20 キラキラと4択

仮想タウンでキラキラを集めました。

2024/10/20
キラキラ
集めた場所 個数
展望広場 10
ニコット山 4

4択  「マラソン


キラキラ  「展望広場」桶 置き場

     「ニコット山」左道 奥の街灯

4択  見るのが好きな陸上競技は? → マラソン



走り出したら見ちゃうねぇ。

オリンピックのマラソンは最初は40キロを走っていたらしい。
何故40キロかというと、マラソンの語源である「紀元前にギリシャ軍兵士がペルシアの大軍との戦いの勝利を報告するために、マラトンから約40km離れたアテナイまで走ったことに由来」しているらしい。

なので40~42キロの丁度いい数字でコースを作って競っていたそうな。
しかし1908年の第4回ロンドン大会で、42キロでコースを作っていた時にイギリス王女アレキサンドラが「スタートは城の窓から見えるように宮殿の庭で、ゴールは競技場にあるボックス席の前に設置してほしい」とリクエストした結果、当初予定していた42kmよりも距離が延び、42.195kmになったらしい。
・・・・王族のわがままだった!!!

その後、第8回パリ大会から正式な競技距離になったマラソンは大英帝国王女の栄誉ある口出しに敬意を表して42.195kmに設定されたという。
英国がぶいぶい言わせていた時代、英国大嫌い!大嫌い!のフランス大会から採用されたというのが面白い。

少し前にフランス人のYouTubeチャンネルで来日した母親にミスタードーナツを食べてもらう企画をやっていた。
フランスでドーナツ(揚げ菓子)は「ベニエ(Beignet)」と言われ、お祭りなどでは必須の馴染みあるお菓子らしい。

ふんわりやわらかい発酵した生地を揚げて、上に砂糖をまぶすのが基本形態で、形は定番が四角形で、他に丸型、スティック型、リボン型と色々あって、生地も中にジャムやチョコを入れたり、仕上げに薔薇やコニャックで香りをつけたりするらしい。

YouTubeチャンネルを見ていると、フランス人のお母さんは首をかしげている。
曰く「包んである紙に全然油がついていないじゃない。これ本当に揚げてあるの?」
それでフランスのベニエは油でベタベタな菓子ということを理解した!
日本人と結婚し、日本に住んでいるお嬢さんが差し出していたのは「ゴールデンチョコレート」。
輪っか型のチョコレート生地のドーナツに、黄金色のつぶつぶがまぶしてあるやつだ。
あのつぶつぶ何かなーと思っていたら「砂糖、小麦粉、卵黄などを練りあわせて粒状にし、乾燥させたもの」だそうだ。
フランス母は、「ゴールデンチョコレート」という品名を聞いて「りんごの味ね!」と言った。

・・・・???
りんご?
あぽーー?
どこにリンゴがあった???

娘は「ゴールデンって英語だよ」と言う。
フランス母は、え?としばらく固まっていたが、ゴールデン=黄金の という意味を思い出したのか、小さくああ、と呟いた後。
「私達、米英が大っ嫌いなのよね」

何故フランス母がゴールデンと聞いてリンゴと思ったかというと、フランスで一番食べられているリンゴが”ゴールデンデリシャス“という品名だかららしい。
他に洋梨も ゴールデンフランス と呼ばれる品種があったりと、フランスには英語を使った品種がいっぱいあるらしい。
でも、フランス人はそれを「英語」と認識せずに使っている。
いわば「ソフトクリーム」という和製英語を英語と思わず日本語だと認識しているような感じ?
日本語より英語に近い言語とはいえ、それはありなのか?

英語の「デリシャス(Delcious)」はフランス語「délicieux(デリシュ)」由来の言葉で、英仏ともに「堅苦しいフォーマルな言葉」らしい。
フランス語由来の英語って他にもありそうだし、英語名をつけてもフランス人は違和感ない?
フランス語で金色(ゴールド)はdoré(ドレ)だからぜんっぜんちがうんだけどな!
なのでフランス母の頭の中にはゴールデンは黄金という英語ではなくリンゴの種類、という意識が刷り込まれていた。

フランス人がイギリス大嫌いなのは、もともとフランス王の臣下であったノルマンディー公のギヨームが、渡英してイングランド王になってしまいウィリアム1世となった。
それが1066年。
彼はイギリス王となってもフランスに領地を持つフランス王の臣下でしかなかった。
しかしその末裔がフランス領地を広げたいし、俺、フランス王の資格あるんじゃね?といいだし断続的に紛争が発生していたのだが、1340年から割りと本格的な戦争になる。
一応、国家同士の戦いではなく、フランス王をどっちがとるかの戦いであったのだが、領地紛争でもあったのでフランスの領主達は巻き込まれている。
これが英仏100年戦争だ。

フランスが絶対王政になったのはルイ16世からで、それまでは諸侯にも力があった。
故に力があるものが王になる!という戦国時代っぽい雰囲気があったのかもしれないが、「お前!おれんところの王の臣下じゃねぇか!」という意識はずっとあったらしい。
しかしフランスは王を廃してしまったが故に、イギリス王室が格上になっちゃった。
王がいなくなったのに、貴族はいるんだよ、フランス。
なので「ヨーロッパ王侯貴族の格付け」に左右されることもあり、英国の風下~~~~のほうに配置されてしまうこと多々。
王なんて!という思いと、王がいれば!と思いに心が千々に乱れるフランス人。
王女の威光にひれ伏し42.195kmにマラソンをしたが、「これを決めたのはフランスさ!!!」と威張るプライドの高さよ。

・・・フランス人めんどくせーーー。。。

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2024/10/21 00:19
> もふもふ0304さん
品名をつけたのは誰か知らないけど、日本でも英語名の品種や造語とかいっぱいあるもんね
フランスになかった品種をもってくることもあるだろうし
洋梨の「ラ・フランス」はフランスではもうなくなってて、ラ・フランス育ててる農家さんに見学にきたフランス人農業学科性が「ラ・フランス?なにそれ?」って言ってたわー
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2024/10/20 11:31
品種名をつけたのは英語が母語の人たちだよね?
品種名をわざわざフランス語にはしないで使ってたってことね。
まあ、日常生活で英語(由来のことば)を全く使わないではいられないもんねえ。




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