マロングラッセを作りました
- カテゴリ:レシピ
- 2024/10/12 12:35:49
昨日、いつもの「ごんぎつねさん」が、生の栗を30個も下さいました。
まだ採れたての、イガは取ってある状態の 大粒の栗が30個も♪
(((o(*゚▽゚*)o)))わぁ~ぃ♡
これは嬉しいお土産です。
どうやって食べましょうか。
半分の15個は、皮付きで塩ゆでにして食べる事に。
良く洗ってから、一晩、水に漬けて置き
朝にお鍋で塩茹でにしました。
茹であがったら、包丁で半分に切って、スプーンで掬って食べるだけなので
簡単ですが、栗の素材自体の甘さが肝心ですね。
残りの半分の15個は、マロングラッセにしようと思い
レシピを見て参考に。
マロングラッセと、栗の渋皮煮との違いは
・マロングラッセ:渋皮を剥いてから煮詰める
・栗の渋皮煮:渋皮を付けたままで煮詰める
この渋皮を丁寧に剥いて、砂糖漬けにしたのが
マロングラッセ。
渋皮煮は、渋皮をつけたまま砂糖と一緒に煮込みます。
渋皮の苦みを抜くためには、重曹で何回も茹でこぼす必要があります。
【マロングラッセの作り方】
<材料>
分量:25~30個分
調理時間:10日~2週間 ◀こんなにも時間をかけたくはない
と、とんでもない量だったので、栗15個分に換算して作りました。
なので簡単&少量バージョンで
栗:15個分
水:100ml
グラニュー糖: 40g
はちみつ:小さじ1
みりん:大さじ1/2
ラム酒:小さじ1
塩:少々
小鍋で大丈夫でした。
硬い皮付きのままで一晩水につけて置き
翌朝に水から出して、お鍋で塩茹でして
20分ほど茹でたら栗を出して粗熱が取れて
手で触れるまでになったら
栗の皮むき用の鋏(栗くり坊主)で
硬い皮を剥がし取る
渋皮は、まだ湿っている軟らかいうちに丁寧に手とピンセットでつまみ取る
ここが1番大変で手間がかかる作業です
1個の栗の渋皮を剥くのには10分位はかかります。
栗のお菓子が高い訳は、この大変な手作業が必要だからでしょうね。
渋皮が剥けたら、あとは簡単です
ひたひたの水と、砂糖と、味醂と、ラム酒、塩を入れて
キッチンペーパーの落とし蓋をして、弱火で20分煮詰めます。
粗熱が取れたら、保存容器に移して冷蔵庫で1時間以上保存して完成です。
美味しそうなマロングラッセができました。
味見をしましたが、とても美味しかったです。
最新型の栗くり坊主は、こうなってるのですね。
持ち手の素材と、皮を剝く際に使う力かなり軽減されているような気がします。
小売価格 ¥4,400(税込)
堅い栗の皮むきに。
商品の概要・仕様
■製品サイズ(約):全長175×幅45×高さ15mm
■材質:刃部:刃物用炭素鋼 ハンドル:エラストマー(耐熱温度80度) キャップ:ポリプロピレン(耐熱温度120度)
■原産国:日本
家にある物と比べると、古い方には、手を挟まないように安全レバーの様な物が付いています。
この鋏で自分の利き手を挟んでしまうという事故を防ぐためのようです。
最新型のでは、そういう事故が防げる構造になっているようです。
更に進化を続けているようですね。
便利小物 栗くり坊主 ソフトグリップ
https://www.p-life-house.jp/goods_C-3809.html
今も新製品が出ているようですね(・∀・)
この栗の皮むき専用ハサミは、うちのおじいさんが、かなり前に
おそらくは30年くらい前に購入したハサミです。
ゆこたんがここに嫁いできたときからありましたので。
「栗くり坊主」という名前が本当に面白くていいですよね。
おじいさんは、昔から、栗が大好きで、自分で皮を剝いてでも食べたくて
この鋏を買ったのです。
パール金属株式会社 商品名には
ニュー 栗くり坊主 (プラスチック製柄)と書いてあるのです。
これの前の商品の柄は、金属性だったに違いないですよね。
その当時では、プラスチック製のものが新製品だったんですよね。(;´▽`A``
これ自体がものすごくビンテージものだわw
思えば、村の外周に栗の木を植えて栽培していた縄文人は、生きていくために大変な苦労を重ねていたのですね。
1万数千年前のことですが、改めて、ご先祖様に敬礼です( ̄^ ̄)ゞ
それまでが大変だっちゅーの(古語)
「時間はカネで買える」派のぼくは、
買いに行きます。行きませんけどw
なにぶん糖質制限じゃけぇ(・∀・)
栗くり坊主(*≧艸≦)ププッ
ネーミングセンス、めっさええやん!
はい。(;´▽`A``栗の外側の硬い鬼皮を剝くのは、栗くり坊主という名前の鋏があれば
割と簡単なのですが、内側の薄い渋皮を剥くのが至難の業なのです。
丁寧に扱わないと渋皮が剥がれるときに栗の実にまで行ってしまうと
もう、やり直せないのです。
渋皮を剝かずに作れば簡単ですが、そうなると、今度は
渋抜きの作業が必要になるのです。
渋を抜くには重曹を使います。これで何回も、何回も、ゆでこぼしを繰り返して
ようやく完成に近づくのですが、この作業に何日もかかることがあります。
今夜も、また、今の今まで、栗の渋皮剥き作業をしていました。
ネーミングセンスよすぎですね!
渋皮剥くのに2時間以上かかってるのでは?
手間かかってる分美味しそうです
そうなのですよ(;´▽`A``
マロングラッセがお高い訳は、あまりにも手間と時間がかかるせいです。
一生懸命に丁寧に皮を剝いても、少しでも渋皮に傷が付いたり
実が欠けたりしたら、もう、商品価値が無くなります。
そういう製造の過程で割れたり、欠けたり、崩れたりした不良品を
お安く買うと言うこともありですね。
完璧なものを買うとなると相当な高給品でしょうから。
今回は自宅用ですので、崩れたものも、美味しくいただきました。
ただ手間が^^;
お高い訳が分かりましたw