Nicotto Town



出来ること 出来ない事こと

水泳の大会まで2週間なのに、しつこく3週間近く完治しない風邪やらでまともに泳けておらず。


そんなこんなの昨日、久しぶりに私の水泳の第2の師である(第一は以前のジムのコーチ)YouTubeの先生の動画を拝聴。

まあ、またいつもの話なのだが。。

この人の動画は、本当に。。。

水泳のYouTube動画は山の様にあるけれそ、煎じ詰めれば9割9分テクニックの話。手の角度がどうとか、どこに力を入れるとか。

でも、私がいつも見ている人の動画は、表面的なテクニックはオマケ的にしか出てこない。そのかわりに出てくるのは。

人間が泳ぐとはどういう行為なのか。
その動きを実際に人体で行うと、人の体はどこがどう連動して動き、その時に何が起きるのか。
なぜ上で、なぜその動きをしなければならいのか。
そしてそのフォームを習得するために行う練習は、なんのために何を意識して行うのか。

なにより大切なことは、伝えたいことを伝えるために、とても慎重に言葉を選んででくる。
表面に見えている形をそのまま言葉にしても、人が泳ぐという行為の本質にそった表現にならない。それでは伝わらないし、あるいは間違って伝わってしまう。そうして、目からウロコの表現をする。

「あ、そういうこと?!」

なんどそう思ったことか。

そして昨日、片手クロールのドリル練習の動画を見る。

「!」

いや分かっていたはずだけど、忘れていた。
そしてその夜。早速泳ぎに行く。

1時間ストレッチ。ジムの終了まで=泳ぐ時間30分・・・
毎度の本末転倒感のある流れだが、そんなことはない。
動かない体で行う練習など、無意味でしかない。納得できるまでストレッチが出きす、あるべき動きの出来ない体で泳ぎ、そして上手く泳げない悪いイメージが体に残ってしまうくらないなら、いっそストレッチで時間を使い切ってしまい、泳がない方がいい。

そして残された30分。
25分を、クロールの体を半分づつ使う3種類のドリル練習に充てる。意識を、動画で「!」と思ったことだけに意識を集中する。アッチも気になる、こっちも気になるは何も得られない
上手くは出来ていないかもしれないが、なにがこのドリル練習でしたいのかの感触は掴めた。

そして残り5分。普通に泳ぐ。

「!!」

想定外なほどに体が滑らかに泳ぐ。
苦手な呼吸がこんなに楽に。。

そして50mだけバタフライを泳ぐ。
イイ感じ。
いつもよりも、流れるように体が連動して動いているのが良くわかる。バタフライのドリル練習はしていないけど、からだが滑らかに動く感触がそのまま生かされている感じ。

今日も泳ぐ。
同じことを繰り返す。
昨日ほど上手く泳げなかったけれど、どううまく泳げていないのかは分かる。それで十分に収穫だと思う。



そんなこんなで、22時にジムを出る。

今週は連日の雨予報だったけれど、意外と晴れているので、バイクで来ている。
先週末から、毎日のように考えて、毎日のように実行していない事。

C1
首都高速都心環状線

そこを、初めてバイクで走ろう。
車では、一体どれだけ走ったのか分からないくらい走ったのに、バイクではいまだに走ったことがない。

なんで?
決まってるじゃん。
怖いからだよ。

しばらく前からC1のことは考えていたけれど、実行できず仕舞い。
でもここ数日、急にC1に行きたい欲が出て、毎晩のように行こうかどうしようかと迷っている。でも結局は出向いていない。

いつまでも治らない風邪のだるさ。
睡眠不足での眠気。
なんとなくまとわりつく倦怠感。

理由は色々ある。

え?そんな大げさな。
行って都心の夜景でも見ながら、一周だけ走って帰ってくればいいじゃん。

そう言われそう。
確かに、行って走って帰って来るのであれば、それは別にどうという事もない。居眠り運転でもしない限り(バイクでも普通にしますよ、居眠り運転w)、なにも憂慮することなどない。

いや。
そうじゃないんだよ。
私にとってC1は。

ベストとは言わないけれど、「C1を走るのに値する状態」で走りたい。
別に何も攻めた走り方をしようなどとは全く思っていないけれど、イイ感じで走りたいんだ。
でも、それなりの体の状態じゃないと、イイ感じでは走れない。
走れない体の状態なのに、イイ感じでC1を走ろうと欲を出すことは、わたしにとっては取り返しのつかない、とても大げさに聞こえるかもしれないけれど、命を失う覚悟が必要。


C1とは、そういう場所なの。
だから、今日も行かなかった。


ジムから自宅への帰り道。
結構いい感じで体が動いて、綺麗にバイクに乗れている感触はあった。だから、自宅近くまで戻ってきたものの、やはり行ってみようかという欲求が現れる。しかし昨日は少し寝不足で、ジムに行く往路でも、少しばかりだけれど怠い眠気を感じていた。


行っちゃいけない。
そういう直感があったから、行かないことにした。
直感は、当たるものだ。


別にC1は逃げない。
納得できる状態で、そのうちに向かえばいい。

50も過ぎたオッサンが、なにをイキッたこと言ってんだよと笑われそうだけど、50も過ぎたからこそ、昔の残像を追うようなことは出来ないことを自覚しているから、あえて臆病になる。



とういうことで。
では股。




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