ゼラニウムと言えば
- カテゴリ:日記
- 2024/09/23 04:14:57
日本では知られてないけど、ドイツ人作家で
ヴォルフガング・ボルヒャルトという人がいて、
第二次世界大戦で兵隊にとられて戦争に行ったけど、
(おそらく)自分で自分の指を撃って吹っ飛ばして兵役逃れ、
その他の言動も反体制的でケシカランと投獄されたりもして、
体を悪くして、戦後間もなくわずか26歳で亡くなった。
この、晩年、戦争体験をしてから書いた作品がどれもすごいの。
大学生当時、ひょんなことで手に入れた特装版の本を夢中で読んだ。
人生短かったので、書いた作品数も少なくて、1冊に収まる。
けど、遺稿集という薄い本が別に出ていたので、それも買って読んだ。
そのなかに、『悲しきゼラニウム』ってタイトルの短編があってねw
ゼラニウムというと、それ以来これを思い出してしまう。
たったの3ページだけど、とっても悲しく切ないお話。
ニコタのゼラニウムは普通にきれいで花束はかわいいけどね(´∀`)